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令和2年度予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日: 2020-09-16

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  1. 小金井市議会 2020-09-16
    令和2年度予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日: 2020-09-16


    取得元: 小金井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時02分開会 ◯紀委員長 おはようございます。ただいまから予算特別委員会の会議を開きます。  直ちに本日の議事に入ります。当委員会に付託されております案件は、議案4件です。以上4件につきましては、予算特別委員会審査予定表の順序で行うことといたします。  ここで、委員長から一言申し上げます。これから議案の審査に入るわけでございますが、部局におかれましては、質問の趣旨を明確に捉え、簡潔、明瞭に、かつ必要に応じて個々の事業に関する内容の答弁等には課長職者及び係長職者が答弁するなど、ご配慮いただくようお願いいたします。なお、質疑につきましては、委員からページ数、項目等をお示しの上、お願いしたいと思います。  以上、委員長から一言申し上げ、審査に入ることといたします。  初めに、議案第56号、令和2年度小金井市一般会計補正予算(第6回)を議題といたします。  本日、部局から資料が提出されておりますので、初めに資料の説明を求めます。 2 ◯天野企画財政部長 それでは、企画財政部提出資料2件についてご報告します。1、医療・福祉関係者支援のためのクラウドファンディングの事業概要について、2、財政調整基金26市比較、以上でございます。 3 ◯西田市民部長 市民部提出案件について報告させていただきます。1、小金井市民交流センター及び集会施設の利用状況について、2、はけの森美術館に要する経費及び美術の森緑地維持管理に要する経費の事業概要、3、新型コロナウイルス感染症による市税猶予申請件数の推移、それから議案第57号と合同でございますが、クレジットカード納付の概要について、以上でございます。 4 ◯柿崎環境部長 それでは、環境部提出資料についてご報告いたします。1、各ごみ搬出量の昨年度の月別比較について、2、処理単価の変更があった委託料について、以上です。 5 ◯中谷福祉保健部長 福祉保健部提出資料5点について報告します。1番、(仮称)小金井市新福祉会館管理運営計画策定委員会設置要綱(案)、2、(仮称)小金井市新福祉会館管理運営計画の主な策定項目、3、新型コロナウイルス禍における公立昭和病院が果たしてきた役割、4、がん検診事業の実施状況及び受診率の推移、5、新型コロナウイルス感染症による公立昭和病院への影響調べ、以上でございます。 6 ◯大津学校教育部長 それでは、学校教育部提出資料4点について報告させていただきます。まず1点目、中学校特別支援教室設置予定場所(概略図)、2点目、学校管理備品の内容について(特別支援教室設置に伴う備品購入費)、3点目、学校図書館の司書等配置について、4点目、学校図書館活動充実委託の内容及び変更点について、以上でございます。 7 ◯紀委員長 これから質疑を行いますが、質疑については、歳入、歳出、総括の順序で行うことにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 8 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、歳入、歳出、総括の順序で行うことといたします。  初めに、歳入に対する質疑を行います。 9 ◯吹春委員 13ページの歳入について質問をいたします。13ページのクラウドファンディングについてですけれども、クラウドファンディングについては以前もいろいろな提案をさせていただいたので、内容については分かっているつもりですけれども、市民からの応援の気持ちを寄附という方法で募って事業を立ち上げたりする方法で、目標額や期間などを決めて寄附を募るというわけですけれども、今回の提案の目的ですけれども、医療や福祉関係者支援のためのマスクなどを購入するという内容になっているとかと思われます。これはなぜ市費で購入せず、わざわざクラウドファンディングにするという方法にされるのか教えていただけないでしょうか。 10 ◯堤行政経営担当課長 クラウドファンディングについてご質問いただきました。なぜ市がということでございます。吹春委員ご承知でいらっしゃいますとおり、新型コロナウイルス感染症の拡大の中で、医療関係者福祉関係者の方は多大な努力をされていらっしゃるところだと思います。また、そういう方々を助けたいという思いを市民の方もお持ちだと思いますので、お金のこともございますが、そのお気持ちをまとめてお届けする、そういう仕組みを作っていくことが今後のためも大事であり、また、第一線にある方々にお届けしたいというもので、クラウドファンディングという仕組みでやっていきたいと考えているところでございます。 11 ◯吹春委員 ご答弁いただいてありがとうございます。つまり、市民の皆様のそういう気持ちを盛り上げつつ大事にしていきたいということでやっていらっしゃることかと思うんですけれども、意見としてですけれども、これまで市は新型コロナウイルス対策の様々な支援を行ってきたわけですけれども、市の独自策で市が費用負担したものを見ても、300万円を出すのに複雑な仕組みを使う必要がないのではないかと思われるところもあるところでございます。予備費だったりとか、財政調整基金でもこの金額は支出できないことではないかと思われるところですけれども、今回クラウドファンディングという手法を取られるということで、それについては推移について見守っていきたいと思っております。以上、意見で終わります。 12 ◯白井委員 同じく13ページのクラウドファンディングなんですが、趣旨は吹春委員と同じような質問を考えていたんですが、もう少し確認をしておきたいと思います。今、吹春委員の方からは、なぜわざわざクラウドファンディングを使う必要があるのかということについては、気持ちをまとめてお届けするという、こういう意図、狙いなども隠されているということが分かりました。
     ただ、事前に確認しておきたいんですが、医療・福祉関係の支援物資の現状について、これがそもそも今、足りているのかどうか。これは歳入で聞くことかどうかはあれなんですけれども、関連するので聞いておきたいです。だから、もし逼迫しているような状況があるんだったら、吹春委員おっしゃったように、一般財源を使ってすぐにお金出をして支援した方が早いですし、医療・福祉関係も潤沢になると喜んでいただけるというところはあると思うんですよね。だから、今、一般財源がどういう状況かということと、気持ちをまとめてお届けするということがどうつながるのかということがまず一つ、ちょっと確認しておきたいと思います。  クラウドファンディング、いろいろ調べますと、各自治体によってかなり温度差がある使い方をされているというのはよく分かりました。本当にプロジェクト型で、恐らくそれを一般財源で使うにはちょっとまだ難しいんだろうなという、例えばアーティスト支援であったり、そういったプロジェクト型のクラウドファンディングをやっているところもあれば、ものすごく漠と、何というのを明確にせずに、新型コロナウイルス対策で2,000万円集めましたみたいなところがあったり、非常に使い方はまちまちで、各自治体の考え方というのもいろいろあるんだろうなというのは分かるんですけれども、私もどちらかというと、一般財源で出すまでの予算はつけられないけれども、例えばこういうところに困っているだろうなというところに対するそのプロジェクト型の支援という方が市民にとってはもしかしたら分かりやすいのではないかという思いはありました。  今回、政策形成過程の中で、今、気持ちをまとめてお届けするという話があって、この医療・福祉関係というところはご説明されました。その必要性などは当然、私を含めても皆さんが承知していることなので、大前提としてはあると思うんですが、ほかにクラウドファンディングを使ってこういうのをやってみようかという、そういう選択肢があったのかどうか。その中で、この医療・福祉関係の支援物資をクラウドファンディングでやろうと至ったのか。この政策形成が、クラウドファンディングやる前提で、そこが発端になって医療・福祉関係の支援物資をやろうかという話だったのか、医療・福祉関係の支援が必要だから、ではクラウドファンディングを使おうという、どっちが先かという、そこの政策形成の議論の経過というのをちょっと明確にしていただきたいと思います。  もう1点、これはある議員がどこかで言っていましたけれども、歳入で300万円入っていますが、歳出に当たる項目ないんですよね。だから、補正予算の中で見ると齟齬が生じているというか、この医療・福祉関係でお金を集めるという、歳入として入っているにもかかわらず、歳出がそれに合致してないんですよね。すみませんが、ここが理屈としてなかなか納得しづらい点があるので、ここをもう少し丁寧に説明いただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 13 ◯石原健康課長 まず、医療物資の充足の状況でございます。現在はマスクも安定的な入手ができるようになってきているというお話もございますけれども、ただ価格などが、従前のコロナ禍以前の価格とは比べようがないような価格帯になっているというところもあって、今、民間団体などもマスクの寄附を募ったりしていただいていまして、そういったものを医師会にもお届けしたいというようなお話をしたところ、患者さんなども非常に減っている中で、マスクのご寄附をいただけるのはありがたいというようなお言葉も頂いているところでございますので、マスクについて、そういったご好意で頂けるというものは大変ありがたい話と受け止めていただいているものと認識してございます。 14 ◯堤行政経営担当課長 今の健康課長の答弁につながりますけれども、医師会の方にまず趣旨を説明しに健康課長と2人で伺いました。その中で、一定充足はしているけれども、いろいろ足りなかったりするものもあるという話と、冬の新たな風邪とかインフルエンザとかの感染の中に心配なことがいろいろあるんだと。その中で、こういうクラウドファンディングの取組をするというのはありがたいのでうれしいというお言葉も頂いたところでございます。  次に質問された選択肢のお話なんですけれども、どちらかといえばクラウドファンディングを活用していこうというのが念頭にあったということは私どもとしてはございます。ただその上で、私も本部におりましたが、医療関係者福祉関係者が感染拡大のためにご努力を重ねていらっしゃるということは承知しておりましたので、また、それに対して市民の方や団体の方々の支援の寄附とかの申出があることも承知しておりましたので、そこをつなげていきたいと思っていたんです。選択肢の中では、他の自治体でもあるように、産業支援とを併せてやっている事例とかもあって、その辺のうち、どうするかということを考えましたが、メッセージ性とか、限られた期間で年度内にしっかりお届けする、お気持ちも集めてお届けするという趣旨から、絞り込んだ方がいいということで、医療・福祉関係者というところで考えて、健康課長とも相談した次第でございます。  3点目、歳入があるのに対して歳出がない、それが理解しにくい面があるというご質問だったんですが、本来、歳入が300万円なら歳出も300万円あった方が分かりやすいというのはあるところだと思うんですけれども、新型コロナウイルスのことでは情勢が変わっていきますので、今、例えばマスクとかが念頭にあっても、2月、3月の状態でマスクが一番なのかというのは分からない情勢ですので、今、決められない、決めるべきでもないというところだと思っています。そういう意味で、歳出が乗っかっていない中では、結局その300万円というところが一般財源として取り込んでくるということです。その結果、例えば、予備費のところが150万円と計算されていますけれども、300万円に対して、本来、多分150万円やりくりしなければいけないところが、差引きされてそのような乗っかり方になっているのか。予算としては一般財源なので、そういう意識がないんですけれども、そのような組み方になってくるのかなと思います。ふるさと納税全般に関しても、当初予算でも歳入の方に入っていますが、それに対応する歳出はございませんので、どういう使い道が決まったかというところで予算に計上してくる。今回のことで言えば、年度内に執行していくという予算の作りになっているものだと理解してございます。 15 ◯白井委員 まず、クラウドファンディングに取り組むこと自体、私は大賛成ですので、市としてもこういった文化というか、こういう手法もうまくいろんなケースによって活用してやっていただきたいという思いはございますので、その点、誤解のないようにお願いいたします。要するに、予算審査ですから、しっかり政策形成過程を確認したいという思いで質問させていただきました。だから、医療・福祉関係に関するこういうクラウドファンディングの実施については、今、説明いただいたことについては、それとしては納得はしております。  あわせて、もう少しほかの分野でも検討の余地があるのではないかと私は思っていまして、あれもこれも一気にやれというのはなかなか、労力的にもマンパワー的にも初めてのことから難しいとは思うんですが、ほかの分野でも、なかなか一般財源を出すのも厳しいということと、あと、市民と一緒になって支援をしていこうという分野はいろいろあると思うんですよね。その辺などを併せてご検討いただきたいという意見だけ申し上げておきます。  最後の歳入と歳出が合ってない件につきましては、ちょっと納得いかないというか、それでいくと、歳入をそもそも入れなければいいんですよね。だって、まだ入っていないし、300万円と確定しているわけではないんだから、それを入れずに、事務費だけ歳出で計上しておけば、後で入った分と出ていく分の入繰りが、例えば次の定例会か、その次の定例会か分かりませんけれども、出してくるという、この方が予算として論理的説明がしやすいと思うんですよね。今、課長が説明されたとおり、今、マスクとして決められない、要するに、何を購入するかというのは具体的に決められないから歳出の方を多分入れられないというのは、そのとおりだと思います。ただし、この予算書だけ見ると、結局入った300万円はほかで使っていますよという、そういう見え方になってしまうわけなんですよね。今、説明を聞くと、後々一般財源に溶け込んでいるところから入った額を出すんだよという、その説明はつくんですけれども、予算書として見て、これは成り立つんですか、財政課長。その辺、一応ちゃんと答弁いただいて、我々としては判断したいと思います。最後のところだけお願いします。 16 ◯水落財政課長 今回の件が予算では成り立つのかということでございます。予算の考え方としましては、本来であれば歳入歳出セットの方がいいとは思うんですが、今回のような場合もあるのかなと思っておりまして、予算の議決事項としましては、予算書の1ページ、2ページ、3ページの款項の部分、今回債務負担もありますから4ページも入るんですけれども、歳入歳出予算としては、款項の部分が予算の議決事項となっております。財源のところまでは資料としてお出しをさせていただいているところでございますので、予算としては適正なものなのかなとは考えております。 17 ◯白井委員 納得はしていませんが、ここにいる人間がそれとして了解すればいいのだろうという解釈もあると思うんですけれども、ただ、説明がつかないという点は否めないと思いますので、今後の課題として受け止めさせていただきます。 18 ◯水上委員 同じく13ページのクラウドファンディングなんですが、歳入部分でちょっと質問しておきたいと思うんですけれども、クラウドファンディング活用すること自身は一つの手法なので、僕らも反対するものではないんですが、必要な額は、小金井市の財源も含めてぜひ手当てしていただきたいということはお願いしておきたいと思うんです。  クラウドファンディングなんですけれども、300万円は一応目標額だと思うんですけれども、300万円の根拠はあまりないと思うんですけれども、なぜ300万円なのかということをちょっと説明していただきたいのと、あとは、今、質疑があったとおり、クラウドファンディングの歳入を今議会で歳入として計上しなければいけないというところの理由はどういうところにあるのか説明してもらいたいと思うんです。委託料であるとか、そういうお金が発生するし、クラウドファンディングをこれから始めるわけだから、12月末まで、だから一応歳入として置いておかなくてはいけないということなのか。白井委員が言われたとおり、出口の方がちょっと分かりづらい形になっているので、なぜこの第3回定例会の歳入で計上する必要があるのか説明していただきたいと思います。  あと、そのクラウドファンディングを行う際の目的みたいなものは、どういう形で募集することになるのか。ここで見ると、医療・福祉関係者の支援ということになっているんですけれども、最終的に想定される支援事業で見ると、何か医療関係かなと思わざるを得ないんですよ。だから、その辺はきちんと募集しないと、小金井市は医療関係に使いたいと思っていても、寄附者の意思が、医療じゃなくて福祉、障がい者のために使ってもらいたいということも含まれてくると、ちょっと違ってくるので、きちんとした募集と使い方をはっきりしておく必要があると思うので、その辺の考え方を伺いたいと思うんですが、いかがでしょうか。 19 ◯堤行政経営担当課長 3点ご質問いただきました。まず、なぜ300万円かということでございますが、使途の方、何を幾つ買ってお届けするのかというのが決まっているわけではございませんので、細かい具体的な積算根拠があるわけでありませんので、目標値として設定したものでございます。その上で、例えば100万円ぐらいかなと考えたんですが、一定の規模が必要なので、100万円では少なくなるだろうというのと、500万円、1,000万円とか集まっていらっしゃる自治体もありますが、期間的にも難しいというのと、そういう中で、他の自治体の募集金額、例えば町田市は300万円だったんですけれども、そういうのも参考にして、300万円程度を目標額としたものでございます。  歳出のところが見込めてないところをなぜ計上するのかということでございますけれども、事業の担当課としましては、歳入の目標額があり、郵便料と委託料ということになりますが、経費の発生が見込まれているところですので、見込まれるのが分かったところで、予算の要求として計上の手続を取ったものでございます。  あと、医療関係者福祉関係者という中で、特に福祉関係者とかを念頭に置かれているんだと思いますが、募集の手続とかをどう考えているのかというご質問でございました。この辺は、関係の方々との協議をどう進めていくかということがございますので、検討したいと思いますけれども、その上で少しだけ申し上げておきたいのは、先ほどの感染者の拡大が第2波と言われる中では、第3波、第4波というのが懸念されますので、まずは医療関係者の方々と話合いを進めさせていただいて、その上でと考えているところでございます。 20 ◯水上委員 今回、歳入でクラウドファンディングの予算が組まれていて、歳出では基金があるんですよね。だから、ふるさと納税一般ではなくて、新型コロナウイルスに関する支援策としてクラウドファンディングを募集するわけだから、何で基金に積まないのかという疑問も出てくるし、歳出の費目に全体に溶け込むというのはちょっとおかしいのではないかという議論は出てくると思うんで、また歳出のところで議論したいと思うんですが、いずれにしても、どういう目的で使うかというところについては関係者とこれから協議するということだったんですが、ぜひ小金井市としてもうちょっときちんとした考えを持って進めていく必要があるのではないかということは意見として申し上げておきたいと思います。 21 ◯小林委員 私も13ページのところについてお伺いしたいと思います。ようやくクラウドファンディングが動き出すということで、寄附とか協賛とかが活発なボランティア精神あふれる小金井市で、皆さんの思いをどう事業に乗せていくのかということでは、非常に重要な取組だと思っております。また、ふるさと納税で2億円、3億円という金額が毎年流出しているというようなことを考えても、必要な政策だと考えておりました。  そこで、一番最初に何をやるかという、白井委員からもいろいろなお話ありましたけれども、ここが重要だなと思っていたところ、偶然にも新型コロナウイルス対策ということで、市民の思いを直接的にお届けできるテーマができたということだと思っております。やり方については様々研究していただいて、工夫をされて、今回組まれていると思いますので、感謝申し上げるところでございます。  その上で、何点か細かなことを確認したいんですが、1口1万円という形になっておりますが、今回のふるさと納税をお願いする事業者に対して、1,000円とか、もっと小さな声を集めるような工夫というのが、1口を小さくするようなことというのは仕組み上できなかったのか。その検討プロセスも含めて、なぜ1万円になっているのかお伺いしたいと思います。  あと、基金の話も出ましたが、資料出していただきまして、支援物資の流れというフローがありますが、実際には、もし12月に募集をした場合、市にお金が入ってくるというのは、恐らく締め切ったときに入ってくるということですよね。だから、早ければ12月末とか1月の頭に入ってきて、そのくらいには医療関係者の方々、医師会とその先の使い道が決まって、補正予算が組まれて出てくるというような形で、タッチアンドゴーというか、多分お金を基金に入れるいとまがないというか、本当にひも付きのお金だから、そういった形で運用されるんだろうと思うんですが、その辺のご見解をお伺いしておきたいと思います。  さらに細かい話になりますが、医師会の方といろいろご相談されているということでありますが、残念なことに、例えばこれが300万円に達しなかった場合には、これは一般財源をもちろん上乗せをして、300万円相当の事業を組んでいくということで考えてよろしいのかお伺いしたいと思います。  使い道については、そのときに判断をしていく、できるだけ近い状況の中で判断をしていく。また、市が決めるのではなくて、机上の空論で決めるのではなくて、現場の判断で決めていくんだという考え方に非常に賛同するところであります。新型コロナウイルスの闘いはまさに長期戦ですよね。来週必要なものが足りないとか、そういう状況では当然ないと私も考えておりますので、そういった意味では、長い目で必要なもの、また市民の皆さんの声をどう生かしていくのかという判断も医師会の方はしていただいていると思いますので、そういう使い道の工夫、検討をこれからもしていただきたいと思いますが、同じ答弁であれば結構でございます。  歳入だけ積んでおくというのは、公共施設の使用料とか、保険料とか、ああいうものも当初予算で歳入を見込んで入れておきますよね。事務手数料が歳出に組まれているので、適正かなと思っているんですが、その辺の見解も頂ければと思います。  今後についてですが、逆にうれしいことに、スタートして、非常に速いペースで300万円行ってしまうと、初めてのことですし、現場でも何かできないのかというお声を聞いています。そういった意味で、すごい勢いになったときに、これはどうするのか。例えば、早めに達するところで打ち切って、400万円、500万円と間延びしていく形ではなくて、打ち切って、第2弾で今度は福祉だとか保育だとか、そういう形で次のパッケージを組んでいく。そういうようなことも考えられるのか。お伺いしておきたいと思います。  広報の仕方、これが大事だと思います。さとふるのページを見た場合にも、魅力的で、また本当に心を動かすような広報の仕方をされております。最近、市の事業でもいろいろと職員の方が工夫をされてやられておりますが、プロのしつらえというか、そういったところでしっかりと訴えていただくような必要があると思いますが、その辺の広報のやり方というのは、プロの方の手などもお借りしながらちゃんとやっていただけるのか確認をしたいと思います。  最後になりますが、この流れの中で、来年はしっかりとやり方、仕組みを確立していただいて、新型コロナウイルス以外の事業にも、最初、私はずっと町中のベンチという話もしていますが、いろいろな事業に生かしていく。当初予算ではそういう流れを作っていただきたいと考えておりますが、その辺どのようにお考えになられているのか。お願いいたします。 22 ◯堤行政経営担当課長 何点かご質問いただきました。まず最初に、1口1万円ということの考え方なんですが、1,000円単位とかそういうことができないのかということでございます。システムの仕組みとしては、幾ら以上1,000円刻みということも可能ですが、今回初めて募集するに当たって、また、金額設定を細かくするとどういう集まり方をするか見えにくいということもございまして、1口1万円という分かりやすい設定で今回はさせていただきたいと思っています。その上で、今回得られた知見とかが、この後、続いてクラウドファンディングとかにも生かしていければと思っているところでございます。  その次が、市にいつ入ってくるのか、それが例えば基金に積むとかということとどうつながってくるのかという趣旨のご質問であったと思います。基本的に、入ってくる金額については、そこから歳出で組まれています委託料の経費の部分を差し引いたものが市に振り込まれてくるわけですが、最終的に金額が確定するのは1月中旬ぐらいになると伺ってございますので、そこでお届けするべきものを固めて、補正予算の方に上げていくとなると、2月の第1回定例会の当初送付に間に合うのかというぐらいのハードなスケジュールの中でやっていくということです。我々としましては、そういう意味で年度内で使っていくことでございますので、基金とのやりくりをするというよりも、そこで歳出の予算を組ませていただいて、速やかな執行につなげていきたいという考え方になります。  その次が、300万円に達しない場合どうするのかということでございますが、この点については、例えば200万円なら200万円でもできるような、対応できるような幾つかのパターンを持ちながら、関係する方々と協議をさせていただいて、一番望まれる支援お届けしたいということにこのクラウドファンディングの範囲ではなってくると思っています。  それから、使い道、現場で近い時期に決めていくということは、まさにその趣旨で、我々としても予測がつかないということもございますが、その考えで進めているところでございます。  それから、今後早いペースでもしなったときはどうなるかというのは、考え方としては、300万円で打ち切って、早い時期に第2弾ということで思っています。そうやって盛り上がってくることは大変ありがたいことですので、それをどう生かすかというのを考えていくのが基本なんですが、執行上で言っても、先ほど申し上げたとおり、集まった金額から手数料分が引かれていきますので、歳出の部分の組んでいる予算の上限としてかぶさってくるのが一つと、うれしい悲鳴なのですけれども、想定額より大きくなったとき追加で何をするのかというところでは、それなりに協議とか選定が大変だったという現場の声を他自治体からも聞いておりますので、それよりは、しっかり固めて年度内で早く執行して、第2弾、第3弾につなげるというような考え方に立っているものでございます。  それから、広報をどうするかということでした。まさに各市のページを見ると、趣向を凝らしたものがありまして、それに小金井市も入っていかなければいけないと思っているんですが、現在、小金井市のがんばれ小金井寄附金制度、ふるさと納税はさとふると提携していますけれども、その中でクラウドファンディングの募集のページを作っていくことになっていまして、さらにクラウドファンディングについては、一般のクラウドファンディングを手がけている事業者とさとふるが提携されていますので、そのクラウドファンディングにかなりの実績を持つ事業者との連携で、しっかりした広報になるようなページを作っていけるものだとなっています。それを生かしていきたいという考え方に立っています。  あと、ここでやり方を確立して、来年以降につなげていく考え方はどうなんだということでございました。今回、私どもとしましても、要綱とか、あと、今回で言えば事業の部分を担っていた健康課と我々行政経営の役割分担とか、事務のマニュアルとか流れとか、そういうのを整理していくことができますので、まず、そういう意味の制度を進めていく基盤、インフラみたいなものが整いますので、それを来年以降に生かしたいというのと、この取組の状態を庁内にも共有できるようにいたしまして、まさに来年度当初予算とかの中でも一つの選択肢になっていきますので、そういうことを考えていけるようにと思っています。 23 ◯小林委員 ご答弁ありがとうございました。ほとんどよく分かりまして、1点質問、1点意見となりますが、300万円に達しなかった場合に、200万円とか、そういうときに何ができるかということも検討しておきたいというようなご答弁だったんですが、これはまさに、一般財源でも基金のお金でも結構ですから、ぜひ我々が積み上げた基金を使っていただければと思いますが、これは300万円の事業をしっかりと打っていただくということは、そうではないことを願いますが、お願いをしたいと思いますが、この点ご答弁があれば、もちろん差し引かれた事務費の分も上乗せをしてという形になろうと思いますが、その辺の意気込みについて確認を再度、市長でも結構ですが、お願いいたします。  来年度以降の話ですが、まさにたらればの話になってしまいますが、市でぜひほかの事業にも展開をしていただいて、行く行くはそのノウハウを、例えば商店街連合会でも何かやってみたいとか、まちの団体でもやってみたいとか、そういったときにもノウハウを伝えていただくとか、支援をしていただくとか、そういった形でいい方向で皆さんの思いが循環する市政運営につながるように工夫していただきたい。これは意見にしておきたいと思います。 24 ◯堤行政経営担当課長 まず、基金の活用というところまでは私の答弁は及ばないんですけれども、ただ、その300万円を確保できるように努力をしていきたい、頑張っていきたいと思うというところになります。 25 ◯西岡市長 おはようございます。小林議員のご質問でございます。まずは目標達成できるように最大限努力をさせていただきたいと思います。先日、私も医師会の役員の方々とお会いした際に、会長からもクラウドファンディング実施に向けてのお礼の言葉も直接頂きました。新型コロナウイルス感染症に全力で取り組んでいる医療関係者、また、感染リスクと向き合いながらエッセンシャルワーカーとして毎日頑張っていただいている福祉関係者の方、ほかにももちろんいらっしゃるんですが、まずはこの二つの分野ということで、クラウドファンディング、これは小金井市としてもクラウドファンディングと銘打つ事業としては恐らく初めての取組となります。市民の皆様方、また小金井市出身で地方から小金井のことを心配している方々もいらっしゃいます。市内市外含めまして、さとふるのご協力もいただきながら広報をしっかりさせていただいて、何とか目標額を達成できるように努力したいと思います。  もしもということでの想定はするべきだというご意見はしっかり拝聴させていただきました。こちらとしても、目標額をある程度想定して、医師会の先生方とも話を進めてまいりましたので、この目標をしっかり念頭に置きながら、様々な対応については考えておきたいと思います。 26 ◯岸田委員 同じく13ページのがんばれ小金井寄附金というところでございます。冒頭、担当から気持ちを届けるというようなお話があったかなと思いまして、先日、医師会の先生と偶然お会いしてお話しさせていただいたときに、小金井市としてこういう仕組みを作っていただいたことは本当にありがたいし、ぜひ実現してほしいというお声も頂きました。その一方で、逆に市民の皆様からも、医療関係者福祉関係者に何かしたいんだけれども、何かないのかなというお話もたくさん多分皆さん伺っていると思います。なので、ぜひこういった取組は前に進めていただきたいと思っています。  その中で、こういう形というのは、恐らく先ほど先行事例というのがあったと思うんです。例えば町田市でもかなり早い段階で目標額に達したというようなお話も聞いておりますけれども、その点どういう形で進められて、今、どういう状況なのかということがお分かりになれば、あるいは、立川市でも、医療従事者応援プロジェクトということで、ふるさと納税をまさに活用してやられているという、たしか5月15日ぐらいから始まっていると思うんですけれども、そういった先行事例について、今、どういう状況なのかというのをもし把握していたらご答弁いただきたいと思っております。  それと、何度か質疑が出ておりますけれども、歳入だけ計上されているというところでいけば、当初予算のふるさと納税とかもまさにそういう形なのかなと思いますし、そういった意味では問題ないだろうと思いますし、300万円の対応する費目、事業が決まってない以上は、そうする場合は予備費に300万円という形が分かりやすいのかもしれませんけれども、そこから、今回の補正予算の中で300万円入って150万円出すと。それを差引きすると150万円なのかなという僕の理解なんですけれども、ざっくり言ってということなので、溶け込んだという表現にはならないのかなと思っておりますけれども、その点どうでしょうかということを確認させていただきたいと思います。 27 ◯堤行政経営担当課長 まず、他市の実績というところからのお話でよろしいでしょうか。町田市は、300万円目標のところ600万円以上集めたと伺っていますが、小金井市と違うのは、返礼品ありなんです。返礼品なしということでやると、小金井市は12月は比較的ふるさと納税とかの寄附がある時期だと思いますけれども、あと、人口も違いますので、そういう中では、町田市のようなとこまで行かない中で、どのように寄附を集めていくことができるかということだと思っています。  それからあと、町田市は医療者、福祉関係者支援というのをはっきり打ち出したクラウドファンディングをしているわけなんですけれども、立川市の場合は医療従事者応援プロジェクトと打っていますけれども、ふるさとチョイスだと思うんですけれども、取扱いとしては普通のふるさと納税の使途の一つというような位置付けになっているので、見れば載っていますが、打ち出し方、その専用のページがあるというほどはっきりしていないんだと思います。そこを伺うと、金額的には1,600万円以上集めたと伺っているんですが、内訳を見ると、そのうちの大口1,500万円ぐらいが法人らしいんです。だから、小金井市で言えば一般寄附です。一般寄附なんだけれども、このクラウドのために役立てている。そういう意味では、個人寄附としては、差引きすると100万円ぐらいということになってくるわけなんですけれども、そこに対して、小金井市はあえて言えば両者の間を取っているわけなので、新型コロナウイルスのための医療・福祉関係者向けというのをはっきり打ち出した呼びかけをさせていただきながら、返礼品は設定しないわけなんですが、気持ちとお金を基にした必要なものを医療・福祉関係者の方にお届けしたいという作りにしているところでございます。  予算の方は、予算の財政の専門から言えば一般財源だからということになるんだと思いますけれども、私から見ても、歳出の方は今、そういう形で組めない中では、差引きされた予算として計上されているのかなと理解しています。 28 ◯岸田委員 ありがとうございます。先行されている事例の中で、その状況とか組み方、仕組みも違うので、一概には申し上げられないですが、まず、市の設定したこの300万円を達成できるように、先ほど小林委員からもいろんなご提案があって、これから周知・広報をどうしていくか。それも市内だけに限った話ではなくて、さっき市長のご答弁もあったように、小金井市に心を寄せていただける、ほかのところに住んでいる方々にもどう届けていくかということはすごく大事なことだなと思っておりますし、当然これはこれなんですけれども、これだけではなくて、そのほかにも必要なことがあれば、当然ながら一般財源からでも、あらゆる補助金を活用してでもしっかり支えていくんだということは、ぜひ市長か企画財政部長から、これだけではないですよということは明言をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 29 ◯天野企画財政部長 今、お話をいただきました。今回の医療・福祉関係者支援のためのクラウドファンディングということなんですけれども、私としても、この思い、これをどのようにうまく伝えるか。それが非常に大事だと思っています。そういったものを、思いをうまく伝えるということにおきましても、行政が支えていく、財政で支えていく、そういったこともやっていきたいと思います。 30 ◯片山委員 本当は歳出で聞こうと思ったんですけれども、せっかくなので、13ページのクラウドファンディングのことを聞こうと思ったんですが、ふるさと納税のところとの確認をしたいんですが、業務委託として、初期費用が不要な形でやっていくということなんですが、ただ、委託費が歳出の方には出ているので、ある程度そういった経費がかかると思うんですが、がんばれ小金井寄附金の方もそういった手数料かかっているということになるんですか。基金条例を作ったではないですか。そちらの方に何かしら寄附したいということになると、またそれはそれで経費がかからないということになるんでしょうか。一般的なクラウドファンディングをする場合は結構経費がかかるということがあって、その経費の部分をどう考えるかというのはあったと思うんです、今回、この300万円という目標のうち、経費が42万円ぐらいと考えると、実質は257万円というか、そういった収入になってくるのかなと思うんですけれども、そういった手数料を引いた形のものをこれからも進めていくというような考えなのかどうかというのを確認したいと思っています。 31 ◯堤行政経営担当課長 寄附金額に対する12%の委託料、手数料のようなものですが、ランニングコストとしてかかってくるということでございます。あともう一つ計上しているのは、寄附の証明書とかを含めた、あと、何よりもお礼状を届けるための郵便料の二つなので、基本はその二つが経費になってくる。これは、ふるさと納税一般の方でも同じだけかかっています。その上で、例えば今回で言えば40万円余りの経費がかかっているわけですが、その分を市への振込額としては委託料の部分は差し引いた形で振り込まれるわけですけれども、市としては、寄附いただいた金額を事業費として、ふるさと納税としても活用を図っている。がんばれ小金井寄附金制度を土台として、今回やっていくクラウドファンディングについても、300万円の寄附をいただいたら、300万円のとこで事業費を組むことになるという考え方に立ちます。 32 ◯片山委員 議事進行。基金条例ができているわけなんですが、こちらに対する寄附をしたいというような場合とはどういう区分けになるのかということについて。 33 ◯堤行政経営担当課長 がんばれ小金井寄附金、ふるさと納税制度を活用して寄附をする場合は、大まかな分野が指定できるようになっていますよね。それで指定した結果、やっていくことになりますので、この基金に積みたいという寄附の場合は、がんばれ小金井寄附金にはそういう使途の指定がありませんので、普通の指定寄附になるのではないかと思われるんです。そうすると、寄附としてご寄附いただいた金額が基金に積まれることになるのかなと思うんですけれども、今、伺っていた話だと、例えばがんばれ小金井寄附金の方にさとふるのホームページから寄附していただいた場合と取扱いが異なってくるのではないかなと思ったのですが。 34 ◯片山委員 結局、300万円を目標としても、そういった委託費がかかっていって、実質はこうだなと思いながら、でも今の答弁では300万円というところで事業を組んでいくというのは分かるんですが、ただ、実際は手数料としてお金はかかっているということがあるではないですか。なので、指定寄附という形なのかなと私は思っていたんですけれども、実際、6月定例会で基金条例を作っているので、そういった形で、新型コロナウイルス関係で何かしら市民が寄附したいという場合に、そういった手数料がかからない形できちんと寄附をいただくということができるのではないかなと思っていたんです。がんばれ小金井寄附金の方もある程度手数料はかかっているんだろうなとは思っていたんですけれども、そういった形で、ふるさと納税したとしても、ある程度引かれてしまう部分もあるんだなということがあると、何かしらそこがかからない形の直接的な寄附ができないものかなと考えて質疑をしているというところなんですが、ただ、今の状況では、そういった手数料がかかってもふるさと納税制度を使った方がいいというようなことなんでしょうか。 35 ◯堤行政経営担当課長 ふるさと納税全般について、ちょっとお答えがしにくいですけれども、ただ、クラウドファンディングの部分で言っても、きちんと呼びかけたホームページ等も含めて、どう作ってやっていくのかというのが大事なところでございます。ふるさと納税も全国で返礼品も含めて工夫を凝らして募集をしていますので、ポータルサイトでありますけれども、そういうサイトにも載せて、きちんとメッセージが伝わる形で呼びかけるのが必要なので、今、このような組み方をしていると思うんです。その上で、がんばれ小金井寄附金、ふるさと納税の仕組みとしてはそういう展開をして、お気持ちを集められるようにしているところですけれども、それとは別に一般の指定寄附はございますので、そちらの方で寄附を考えられる方もいらっしゃるのかなと思います。 36 ◯片山委員 一般的なクラウドファンディングを見ると、宣伝効果としてあるんだと思っているんです。何か事業に取り組むということを一般的に宣伝していって、そこに共感する方から寄附を頂くというか、お金を頂くという形かなとは思っているんですが、そういった効果としては考えるところはあるんですけれども、今、質問しているのは、市としての歳入を確保するときに、基金条例を作った中で、指定寄附という形が取れるのであれば、そこが手数料かからないで、例えば300万円寄附いただいたら300万円が歳入になるということがあるのであれば、そういった形をもう少し宣伝というか、市としてこういった条例があって、こういった形で使うような仕組みはあるんだということを一方で宣伝していくということもあるのかなと思うんですが、そちらについてはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。 37 ◯堤行政経営担当課長 ちょっと説明が言葉足らずですみませんが、今回の新型コロナウイルス感染症に伴う医療・福祉関係者支援クラウドファンディングでも、直接行政経営担当の方にお持ちいただいて寄附を受け付けることができます。その場合はもちろん、さとふるの委託料、手数料としてはかかってこないことになるんですけれども、それをどれだけ宣伝するのかというのは、ふるさと納税のワンストップサービスの方もありますので、きちんと、どういう事務として流すことが速やかにできるかというのも含めて考えていく必要があるかなと思っているところです。 38 ◯たゆ委員 クラウドファンディングの流れではなくて、事項別ではないんですけれども、7ページの市税全般ということで、資料要求して資料も提出していただきまして、新型コロナウイルス感染症による市税の猶予申請件数の推移というところで質問したいと思います。資料を見ますと、徴収猶予の件数が、2月、ゼロ、3月、ゼロ、4月、3件、5月、9件、6月、74件、7月、46件、8月、35件で、その間の合計が167件となっております。  まず伺いたいのが、新型コロナウイルスで生活が大変な方がたくさん生まれている中で、生活費を減らして市税を払うという方も生じてしまっていると思うんです。なので、猶予が対象なのに払うということがないように、案内を徹底して充実していただきたいんですが、現在、案内についてはどういう取組をされているのか伺います。  それと、この件数の推移は、新型コロナウイルスで生活が大変で申請件数が増えたと私は読み取れるんですけれども、市としての見解を伺いたいと思いまして、申請を受け付ける中で、また、市民と対話する中でどのように感じているか。認識を伺いたいと思います。  もう一つが、それと併せて、6月、74件、7月、46件、8月、35件と、この3か月は減少傾向にあるんです。これについての要因も、申請を受け付けて市民と対話する中でどのように感じているかをまず伺いたいと思います。 39 ◯吉田納税課長 徴収猶予の関係でございます。こちらの徴収猶予については、納税相談をした上で、その中で納付していただける方は納付していただくと。その中で、納付が厳しいということであれば、徴収猶予の特例制度が4月下旬に新設されたというところでございますので、そちらをご案内しながら丁寧な対応に努めているところでございます。また、6月が特に74件ということで多いというところでございますが、こちらの多くなった理由といたしましては、市税の当初の納税通知書を6月に発送しておりますので、そういったことで増えているのかなというところでございます。  また、新型コロナウイルスの関係の納税相談はかなり今現在も増えているところでございます。例年と比べると、約2割から3割納税相談が増えているという状況の中で、なかなか納付については厳しいというところもございます。そういった方には、丁寧な対応をするとともに、徴収猶予の特例制度が新たに新設されましたので、こちらの方を周知しているというところでございます。 40 ◯たゆ委員 6月、7月、8月と、この3か月が減少傾向にあるというのは特段理由は分からないということなんでしょうか。何か見解があれば伺いたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。  それと、相談にいらっしゃった方にご案内をしているということなんですが、なかなか難しいとは思うんですけれども、相談に来られない方にも、こういう猶予制度があるということを全市民的にも周知していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。  また、納税相談を通じて、様々な家庭、ご自身が抱える事情などが発見できれば、福祉総合相談窓口の議論でもこういったことを主張しているんですけれども、それぞれの各担当課への支援メニュー、普段からある支援メニュー、プラス、新型コロナウイルスにおける市税の猶予以外の様々な支援メニューがあると思うんですけれども、そういったものにつなげていくべきだと思うんですけれども、そういったことが行われているのかどうか伺いたいと思います。 41 ◯吉田納税課長 まず、1点目の6月、7月、8月が減少傾向にあるということなんですが、先ほども答弁したとおり、当初の納税通知書を発送したときに増えるのかなと、その後、減少傾向になるのかなというところでございます。また、ちょっと先の話で、議案第57号の資料で、国保税については、7月に当初納付通知書をお送りしましたので、そこが増えているというところがございます。反応としては、当初の納税通知書を出したときに問合せも多くなってきて、申請も増えているという状況なのかなと考えているところでございます。  また、納税相談については、当然電話等でも受け付けているところでございます。まず、新型コロナウイルスの関係がございましたので、そういったときには対面は厳しいという時期もございましたので、そこは周知して、まずは電話相談してくださいというところも周知してきたところでございます。また、引き続き窓口、電話等々で相談の方は受け付けていきたいと考えているところでございます。  また、他課との連携でございますが、当然、今までも地域福祉課また社会福祉協議会とも連携しながら取り組んできたところでございます。今回、徴収猶予に該当しない方についても、そういった社会福祉協議会とも連携して自立する相談サポートセンターもご案内しながら丁寧な対応に努めているところでございます。 42 ◯紀委員長 行政経営担当課長から答弁の訂正があるということです。 43 ◯堤行政経営担当課長 すみません、先ほどの答弁1点、訂正させてください。クラウドファンディングについて、寄附された金額は委託料が差し引かれて入金されると言いましたけれども、それが誤りがございました。寄附された金額が一旦全額振り込まれた後、委託料について請求があって、それをお支払いする流れになります。訂正させていただきます。 44 ◯紀委員長 ほかにございますか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 45 ◯紀委員長 以上で、歳入に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 46 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、歳入に対する質疑を終了いたします。  次に、歳出に対する質疑を行います。 47 ◯村山委員 2か所、大きく質問させていただきます。まず、1か所目でございます。19ページの市民交流センター指定管理委託損失補償金1,101万8,000円についてです。こちらの金額は、4月1日から6月8日までの市民交流センターの利用料金の損失補償ということで組まれていたと説明を受けていますが、まず確認したいのが、市民交流センターをはじめとした集会施設、この定員制限、これは大体いつぐらいまで続けるのかというのを確認したいんです。今、国の方で、各種イベントだとかコンサートとか、そういったところでの集会とかを徐々に緩和していくというようなお話が示されています。小金井市としては、どういった手順、フローを踏んで、この解除の方向に向かうつもりなのか。いつには解除するということはまだ示せないのかなと思っていますけれども、例えば国がこういうような段階を示してきたら、小金井市としてもこういったところで協議をして、そして入場制限の緩和を始めるとか、解除するというような流れがどのようになっているのかというのを現時点で確認しておきたいです。  それから2点目として、小金井市市民会館萌え木ホールであるとか、それから東小金井駅開設記念会館マロンホールとか、そういった小金井市の有料の施設として市民会館がほかにもございます。集会施設に対して同じように定員制限かけているわけですけれども、その分、利用料を減額する、半額にしたりとか、そういったこと措置をするというような、議会の中から求める声もあって、たしか答弁が出ていたと思っているんです。ただ、それが恐らくまだ始まっていないのかなと思っていまして、その後どうなったのかというのを確認したいんです。いつからどういう形で始めるつもりなのかということで、確認の意味で聞いておきたい。1問目は以上です。  2か所目です。31ページの新型コロナウイルス感染症対策基金についてお願いいたします。こちらは議員提案の基金条例ということで、議員提案による提案で新型コロナウイルス対策基金が作られたと思っております。これについて、今後の使い道であるとか、それから、いつぐらいに何に対して使おうと市として考えられているのかということだと思っています。市長の方でも、前にどこかの議会だったかで、答弁の中で市長の発言として、議員による提案のものでもあるので、使い方に関しては議会ともある程度相談をしておきたいみたいなお話が確かあったと思っているんですが、大体どういうイメージを持たれているのか。と言いますのが、ここに来て、3常任委員会で委員会の行政視察がほぼなくなるというようなことが協議会等で話が示し合わされました。行政視察でのお金を新型コロナウイルスの方に使ってもらいたいというような市民からの陳情も出ていて、議会運営委員会の方ではまだ結論が出てない。その陳情もかかっているし、3常任委員会がどのような判断するか。委員会独立の原則がございますし、ということで、まだ判断していないと思うんですけれども、以前、議員報酬削減、今回、290万4,000円というお金は、議員の報酬、それから特別職、市長、副市長、教育長のお金だけを今、積んでいるんですけれども、7月の20%カットということで、私も提案する一人としていろいろと調べさせていただいたときに、行政視察を取り止めると、議会運営委員会も含めてですけれども、もしなくなった場合、恐らく240万円ぐらいの金がざっくり浮くはずなんですよ。ということで言うと、先ほどのクラウドファンディングのお金の話ではないですが、290万円で使い道を考えるのか。それとも、もちろん議会の意思も確認してからで、市長としては勝手にそういうことはできないでしょうけれども、240万円も合わせて約600万円ぐらいのお金で使い道を考えるのかでは、大きく考える方の提案の仕方の幅があると思うんです。私としては、議会とも、議長ということになるのか、よく相談をしていただいて、できれば早いうちに、こういったことで使いたいということを、できれば何個か選択肢を作って、もしくは、かっちり決める前に議会に相談して提案をしていただきたい。今議会ではなくても、12月定例会ぐらいでは考えてほしいと思っているんですけれども、その点、多分答弁するのは市長になるのかなと思っていますが、どのようなフローでどのように持っていこうと思っているか。使い方、そのイメージ、提案の仕方含めてお答えいただきたいと思います。 48 ◯鈴木コミュニティ文化課長 まず、市民交流センターそれから集会施設の定員制限についてどのように解除する考えなのかというご質問を頂きました。現状、ニュース等で、国の方から今度の19日ぐらいから定員制限を一定解除するような動きも報道されているところでございます。情報もつかんでいるところでございますが、市民交流センター等につきまして、現状考えてございますのは、関係団体、公立文化施設協会がガイドラインを現在作っております。それに基づいて、施設の運営の制限等を考えていたところでございますが、国の今回の状況を受けまして、協会の方でガイドラインを出してくるということが情報として入ってきてございます。そのガイドラインを見まして、どのような制限とか対応と対策を取れば定員を戻してもいいとか、そういうのが示されますので、それを参考に内部それから指定管理者とも協議をして、定員制限の変更、解除を考えていきたいと考えてございます。こちらにつきましては、集会施設も同様の考え方により対応をしていきたいと考えてございますので、現時点でいつからどういうタイミングで元に戻せるということはご答弁できないような状況でございます。  それから、集会施設の中の有料施設の定員制限に伴う使用料の減額につきましては、確か先の予算特別委員会だったかと思いますが、ご質問にお答えして、進めますということで私の方で答弁させていただきました。大変申し訳ないんですが、現状まだそこに至っておりません。至急、来週中に定員制限に伴う使用料の減額について対応し、また、遡りで、6月以降の利用料につきましても還付の手続を進めていきたいと考えてございます。大変対応が遅くなって申し訳ございません。 49 ◯紀委員長 私もよく分からないんですが、村山委員から質問いただいて、行政視察のお金の削減ということで、それもプラスしてと。本来、会派とかで話し合って、そういう機会があった上でのことかなと私も思ったりして、いきなりそれを市長に求めるのもどうかと思ったりしたんですけれども、その判断が私もよく分からないんです。 50 ◯村山委員 議事進行。委員長から今、そういうご対応をいただきましたので、確かにまだ会派等で話し合われていることではないんですけれども、私が今、申し上げたのが、3常任委員会の協議会の中で、現在、行政視察を取り止めるという方向になっているということを踏まえた上で、という事実まではいいと思っているんですよ。ただ、私が勝手にこんなことを決められることではもちろんないので、委員長がおっしゃるとおりなんですけれども、それを踏まえた上で、そういう状況のときに市長としてはどう考えられるか。いずれにせよ、仮に行政視察のことを抜いたとしても、290万円の使い方に関しては、今回は290万という金額提示されましたけれども、市長の方から議会の声を聞きながらという答弁が過去にあったと思っているので、そういうの含めて議会に対してどう働きかけるかということの部分の答弁までは頂いてもいいのかなと思っているんですけれども、ただ、委員長に従います。できれば、今、言ったようなところで答弁いただけるとうれしいです。 51 ◯西岡市長 村山委員のご質問でございます。今回の補正予算では、市議会の皆様方の議員提案によって設置をしていただきました新型コロナウイルス感染症対策基金への初めての積立ての予算案をご提示させていただきました。まず、今後のこの基金の運用の在り方につきましては、私としては、市議会の皆様方による議員提案によって設置された基金でございますので、この予算のご議決をいただければ。議長や四者の皆様方でしょうか、今後の基金の運用の在り方についてはぜひご相談をさせていただければと願っているところでございます。  また、今後の議会の皆様方の新たな何らかのご提案あるいはご意思が示されれば、それはしっかりと受け止めてまいりたいと考えているところでございます。現時点では以上でございます。 52 ◯村山委員 まず、市民交流センターに絡めた集会施設についてのお話です。そのガイドラインを協会が作っているので、それを参考にして考えていくんだということで分かりました。なかなか悩ましい問題ですよね。早く解除したいけれども、もちろん新型コロナウイルスの感染拡大ということになってもいけないと思いますし、そこは専門家をはじめ、そういった信用のおける協会等のガイドラインに従って、しっかり庁内それから指定管理者等々と協議をして判断していただければと思っています。  それから、その他施設の減額の話ですけれども、来週中にはというようなお話ありました。ここまで遅れていたのがちょっと困ったなという思いはあるんですが、来週中には何とかするというお話ですし、さらに遡って6月分の返還とかもやっていただけるということなので、お願いしたいと思います。施設を利用した市民からしてみれば、そのとき使った領収書をきちんと取っておくということも、意外となくしたりとかということにもなりますし、きちんとその広報、周知をして、そして、ちゃんと持って来ていただければ返金できますよとか、そういったことはしっかりとやっていただければと思っています。ぼやぼやしていると、いつの間にか解除になって、何だったんだということにもなりかねないので、タイミングが重要ですから、急いでいただきたい。市としてしっかりと市民に対して周知をしていただきたいということで要望しておきますので、よろしくお願いいたします。  それから、基金の話です。市長から答弁いただきました。すいません、委員長おっしゃるとおりで、先走って、私の個人的な思いでちょっとしゃべっているところもあるんですけれども、それら踏まえてですけれども、議会としっかり相談していただきたいですし、市長にも今のこの状況は把握をしていただいて、もちろん市長の方から議会に対して先走るようなことではいけないと思いますし、円滑に議長とも話をしていただいて、その上で使い道の提案を早めにしていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  そして、その際には、もし議会とちゃんと一致もしながら、こういった方向で使うということで提案できるときには、マスコミ等へのプレスリリースもしっかり行っていただきたいということは意見として言っておきます。前回、7月に20%の報酬カットの件、市からもプレスリリースはしっかりしてあるというようなことは聞いているんですけれども、恐らく今回、そのことは記事になっていないのではないかと思っています。別に声高に周知することではないけれども、他市とかでは結構記事になっていたことが、小金井市ではなっていないというのはちょっと残念だなという思いが個人的にはしましたので、今回、それで使い道とか決まれば、こういった元手でできた政策、事業というものが実現したということは、うまくアピールしていただきたいということを1点要望しておきますので、よろしくお願いいたします。 53 ◯白井委員 6点ぐらいあります。まず、19ページです。はけの森美術館事業に要する経費、こちらは資料も出していただいております。はけの森美術館に要する経費及び美術の森緑地維持管理に要する経費の事業概要ということで、両方まとめていただいたんです。ここでは、はけの森美術館に要する経費のところで特に質疑したいんですが、報償費、需用費、役務費、委託料ということで書いてあって、動画を作成してホームページで公開したりとか、チラシを新たに作る費用だったりとか、あと企画展の広告料、こういったことが書かれてあります。特に、はけの森美術館に関しては集客というのが課題であって、今回、花侵庵という新しい観光資源ができたということもあって、ここのところを力を入れているということは理解していますし、応援したいと思っております。  質問したいのは、今回、特に動画を作ったりとか新しい企画展をやる上で、こういう施策に取り組む予算なんですけれども、その上で、ターゲットをどこに置いているのかということなんです。市民を対象に特に来てほしい、集客を狙いたいのか、市外からの集客を特に狙いたいのか。まず、そういう狙いのところ、どこに重きに置いているのかどうか。それについて考え方を聞かしていただきたい。今回予算化された広告であったり動画を作成するということが、狙っているコアなターゲットに合った手段なのかどうか。ここの考え方を整理してご答弁いただきたいと思います。これがまず1点です。  次に、33ページ、塵芥処理に要する経費であります。こちらも資料を出していただいております。担当課には事前にこういった質問するということはお伝えしておりましたので、ご答弁いただきたいと思います。二つ資料があって、まず一つ目は、横型のA4の資料なんですが、各ごみ搬出量の昨年度との月別比較についてという資料がございます。皆さんも見たら分かると思うんですけれども、6品目ある、そのごみの排出量が、令和元年度、昨年度と比較して今年度は前年対比でかなり平均で増加しているということなんです。低いもので12.18%の増加率、これが廃プラスチックです。高いものでいくと、乾電池が39.45%増加していると、こういった現状があります。全ての項目において搬出量が増加しているという状況なんですけれども、端的に聞くと、まず、この増えた原因は何ですかということです。恐らく想像できる範囲のことだと思うんですが、一応確認しておきたいと思います。  もう1点の資料、次のページ、縦型のA4資料で、処理単価の変更があった委託料についてという資料を一表にまとめていただきました。今回、14項目ぐらいありましたかね、予算化されているんですが、その中で処理単価の変更があったものについてまとめていただいた資料でございます。およそ半分の7項目にわたって処理単価が上がっていることが分かります。これを見ると、7項目のうち5項目は運搬委託料でありまして、恐らくこれはCoCoバスの議論でもあったように、運転手の確保が困難ということが想定されて、恐らく待遇を上げることで確保するための単価上昇なのではないかと推測されるわけなんですが、特に運搬委託料の単価上昇の理由と、あと、乾電池委託料、そして不燃ごみ資源化処理委託料その1、それぞれの単価上昇の理由を説明いただきたいと思います。  その上で、特に注目したいのは、乾電池処理委託料、そして不燃ごみ運搬処理委託料その4なんです。前者は、乾電池の方は単価上昇が1.5倍にも上り、後者、不燃ごみ運搬委託料その4は2倍以上の単価上昇となっているので、ちょっと異常ではないかなと思うんです。ここは特に詳しく状況を説明いただきたいと思います。  次に、27ページ、新福祉会館管理運営計画の策定委員会についてであります。こちらも資料出していただいております。要綱案と主な策定項目をまとめていただいた資料を出していただきました。まずは要綱案の方で質問したいんですが、第3条のところで、委員は9人以内とされております。構成員については、第4条のところに書いてあります。市民公募委員が3人以内、学識経験者が1人以内、そのほか、福祉、社会教育、市民協働等に関する審議会等または団体に属する者で5人以内と、こうなっております。この福祉、社会教育、市民協働等に関する審議会等または団体に属する者で5人以内というのは、具体的にもう少し、どのような構成、どういった団体の方々を考えておられるのか、想定されているのか。これについてもう少し詳しく述べていただきたいと思います。  そしてもう一つの資料、主な策定項目の方なんですが、いろいろ書いていただいております。これから議論するわけですから、多分これ以上詳しく書きようがなかったという、そういう資料調整がありましたが、管理運営体制について、施設の管理運営に関する基本事項について、多機能・複合化による事業連携、災害時危機管理と、こういう4項目において簡単にまとめていただいているんですが、ここでお聞きしたいのは、3の多機能・複合化による事業連携のところなんです。(1)と(2)の機能連携、要するに、(1)は施設内における機能連携と書いてあります。(2)は新庁舎との機能連携と書いてあります。ちょっとこれがよく分からないので、(1)、(2)の機能連携と書いてあることについて、議論、検討する内容についてもう少し詳しく、どういったことなのか、かみ砕いてご説明いただきたいと思います。  もう一つ、主な策定項目の資料の4のところ、災害時危機管理と書いてあって、災害時における機能転換と書いてあるんですが、ここも内容がよく分かりませんので、何を議論、検討するのか詳しくご答弁をお願いいたします。  次に、31ページ、昭和病院企業団負担金、予算としては約2,000万円を追加拠出するという、こういった予算になっております。こちらも資料を出していただいております。私の方で要求したのは、新型コロナウイルス禍における公立昭和病院が果たしてきた役割です。この資料を出していただいた意図というのは、新型コロナウイルス禍において、毎年5,000万円とか6,000万円でしたか、構成市として拠出している小金井市が、一体このコロナ禍においてはどういった便益を得たかということを確認したかったということなんです。前提としてお伝えしておくと、医療関係、医療従事者の皆様におかれましては、こういったコロナ禍において、本当に命の危険にも向き合いながらしっかりお仕事されているということ、それにリスペクトするということは前提としてお伝えしておきます。要するに、そういう趣旨の資料要求をしたわけなんです。ただ、なかなかうまく表現できないというところもありましたので、答弁でお答えいただきたいと思います。この資料に書いてあるところは、大きな状況として役割が書かれているんですが、一応質疑で確認したいんですが、答弁いただける範囲でお答えいただきたいのが、小金井市もしくは小金井市民が公立昭和病院からどういった便益を受けたのか。これについてお答えください。
     次に、債務負担の方、4ページになると思います。学校図書活動の充実委託料です。翌年度も含めて1,835万5,000円の債務負担となっております。こちらも資料を出していただきました。後ろの方にあるんですが、学校図書館の司書等配置についてという資料であります。この一表を見ますと、隣接類似団体、運営形態と司書の配置日数等を一表にまとめていただいた資料となっています。これ見ると、各自治体ごとで司書の配置日数が週1日から週5日と、結構分かれているということがよく分かります。小金井市はこれまで週2日だったものを週3日に拡充するということですので、大歓迎の予算だということだけはお伝えしておきます。  まず、週2日から週3日に拡充するという点について、この拡充する根拠というのはどこにあったのかという、予算審査ですから、しっかり確認しておきたいと思います。要するに、どの計画の記述に基づいて予算化されたものなのか。政策形成過程、予算が通った根拠、それについて述べていただきたいと思います。  私が手元で見ていたのが、確か第3次子ども読書計画だったと思うんですが、学校図書館の整備のところでは、学校図書館補助員の配置日数の継続とあるので、拡充してほしいので大歓迎なんですが、一応ちゃんと根拠は確認しておきたいので、こことの整合性なども含めて、拡充する根拠をしっかりと述べていただきたいと思います。 54 ◯鈴木コミュニティ文化課長 はけの森美術館の関係でご質問を頂きました。今回の補正予算で、美術館は集客が課題というご指摘をいただきまして、私どもそのとおりと考えてございます。集客を考える際に、ターゲットはどこか、市内なのか市外かというご質問をまず頂きましたが、今回、東京都の東京の多様性を生かした観光まちづくり推進支援事業の補助金を充てて、事業をレベルアップして対応させていただくものですが、ターゲットといたしましては、観光という側面も大きいことから、市外の方を中心に考えているところでございます。ただ、市内の人を全く無視しているというわけではなく、基本的には、小金井市外の方にも美術館のことをよく知っていただいて、ぜひ訪れていただきたいということで、ターゲットについては市外を考えているところでございます。  それから、今回、予算の要求内容から、それに合った対応ができるのかということでございますが、今回、広告料とかを計上させていただいておりますが、駅張りポスターとか新聞広告、特に広く市外に知っていただくという意味から、インターネット広告も出していこうと考えてございます。そういう広告プラス、美術館のホームページを活用しながら、広く市外の方にも周知を図っていきたい、集客を図りたいと考えてございます。併せて行うプレ企画としてのギャラリーコンサート等についても、著名な演奏家等にご出演いただいて、通常ですと絵画とかに興味のない方も、音楽を通じて美術館を訪れていただくことによって、興味を持っていただくということにもつながるのではないかと考えてございます。 55 ◯花野中間処理場担当課長 白井委員から各ごみの搬出量の増加の要因ということでご質問を頂きました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、4月から国の方では緊急事態宣言が発出されまして、自宅にいる時間が皆様増えたこと、また、6月についても緊急事態宣言が解除されましたけれども、引き続き会社等ではテレワーク等が行われていまして、外食を控えるなど、新しい生活様式が浸透し、自宅で過ごす時間が増えて、家にいる時間が長いと、片づけを行う方が多くなり、また、日頃外食であった方がテイクアウトやデリバリーなどで食事を購入し、自宅で食べる方が増えたことなどが要因ではないかと担当としては推測しております。  続きまして、資料の処理単価の変更の件でございます。まず、予算科目のうちの5項目が運搬の費用ということなんですが、運搬の費用が上がった要因といたしましては、白山委員がおっしゃるとおり、ドライバー不足というのは大きな要因と考えております。昨年度までは東京オリンピック事業のための工事や資材を運ぶ車両を運転する大型免許の保持者の需要が多くて、人手不足だったと聞いております。今年度について言えば、新型コロナウイルスの関係で、そうでなくても多かった宅配需要の方が、物を買うにも飲食にも宅配を使う人が増えたため、さらにドライバー需要は多くなっていると思います。これらの運搬を効率的に行うためには、まず大型車を使用することになりますが、大型車のドライバーが不足しておりまして、運搬事業者がドライバーを新規募集しても、なかなか応募がない状況であると聞いております。そのような状況の中、現在雇用しているドライバーの人件費を見直す必要があることから、運搬料の増加となったと考えております。  それから、その他の委託料の件ですが、まず不燃ごみ、資源化処理委託料その1が増額しているところなんですが、こちらにつきましては、昨今、中国へのプラスチックごみの輸出が禁止されまして、輸出ができなくなった関係で、国内の廃棄物が急激に増加するとともに、ごみの高カロリー化によりまして、増加に伴う維持費の増加により委託料が増額になったと考えております。さらに、施設での灰とかスラグとかの副産物等は運搬することになりますが、その運搬の費用もかかるようになりますので、それらが処理費に影響してくると認識をしております。  続きまして、乾電池の処理委託料についてでございますが、乾電池処理委託料が上がった要因といたしましては、委託先は日本で唯一の水銀リサイクル施設ということで、契約自治体が昨今増えていると聞いております。そうなりますと、処理する乾電池も多くなりまして、処理施設の維持費等の費用もかかってくることが一つの要因と認識してございます。また、昨今、様々な電池がございまして、リチウムイオン電池やニッケル水素電池なども増えているきていることから、それを選別するための手間が増加しているということと、また、充電式リチウムイオン電池を内蔵した加熱式たばこにつきましても当該委託先にて処理が可能となったことから、販売店に返却不可能なものは有害ごみとして回収するようになるなどの要因から、単価を上げざるを得ない状況であると認識をしております。  最後に、不燃ごみ運搬委託料その4についてということです。こちらは見積り合わせの結果ということなので、私ども担当の方ではちょっと把握していないところなんですが、ただ、不燃ごみ運搬委託その4につきましては、今年度から委託を開始した処理先でございますので、これまでの実績がなかったことから、このような乖離のある入札結果となってしまったと認識しております。 56 ◯林福祉会館等担当課長 (仮称)新福祉会館の管理運営計画に係るご質問でございます。まず、策定委員会の内訳ということでございますけれども、まず福祉関係としましては、障がい者関係、子ども関係、それから高齢者関係の団体・協議会等を想定をしております。それから、社会教育環境は公民館の関係、それから市民協働については、市民協働推進の関係を予定しているところでございます。  それから次の質問で、策定項目の中の多機能・複合化による事業連係、それから4の災害時の危機管理の関係でございます。まず、多機能・複合化による事業連携につきましては、こちらは計画の中の策定項目としてはございますけれども、こちらにつきましては、まず、(1)の施設内における機能連携つきましては、新福祉会館は地域共生社会を実現するための拠点として、各施設に対応した機能を導入することになります。保健センターと子ども家庭支援センター等の連携強化、それから福祉総合相談窓口と、その他の各種の相談センター間の連携等、こちらの施設を集約することによる効果等を示させていただいて、検討委員会の方でもご確認いただくような形を考えております。それから、新庁舎との機能連携につきましても、多機能・複合化による施設機能としてしまして、福祉と行政のつながりや市民サービスの利便性の向上等、こちらの複合化の狙い等について示させていただいて、こちらをご確認いただくような形を考えております。主に、検討事項としましては、貸出しの施設の関係の貸出事項や利用方法等を検討していただくことを考えておりますので、この多機能・複合化については案をご確認いただくようなところで考えております。  それから、4の災害時の危機管理につきましては、災害時における機能転換、ボランティア・市民活動センターのところが災害のボランティアセンター等にもなりますので、その辺りを確認いただくというようなところを考えているところでございます。 57 ◯石原健康課長 新型コロナウイルス禍における公立昭和病院が果たしてきた役割の小金井市民の便益を中心にというご質問でございます。小金井市の便益とすると、小金井市民の方にとっての便益がひいては小金井市の便益になっているものと認識してございます。まず、発熱外来でございますけれども、こちらの方がPCR検査までできる発熱外来となってございますので、小金井市民にとりましては、5月の末から稼働いたしました4市合同のPCR検査センターと、公立昭和病院の発熱外来を通したPCR検査ということで、2か所でのPCR検査が大きな施設で可能と、そういったところが小金井市民の便益として挙げられます。また、4市合同のPCR検査センターよりも、中央線の北側の診療所などにとっては公立昭和病院の方が至近の病院でございますので、臨機応変にどちらのPCR検査の方が早く検査ができるかというようなことも勘案した上で、公立昭和病院の発熱外来を紹介するか、4市合同のPCR検査センターの方へ予約するかという、そういった選択肢も市民向けに提供ができて、状況を見ながら速やかな診療につなげることができたと考えてございます。  それから、3番の東京ルールに基づく発熱を有する患者の受入れでございますけれども、こちらは夏頃から始まったということで、まだ小金井市民の方がこちらの東京ルールで公立昭和病院の方へ入院などされたかどうかという数値の方は、統計上まだ上がってございませんけれども、こちらの東京ルールにつきましては、新型コロナウイルス疑いで病院をたらい回しにされるような事案がないようにということで作られました発熱に特化したの東京ルールでございますので、公立昭和病院に近い地域については、発熱などで受けていただける病院がなかなかない中でも、最終的には東京ルールに基づく発熱患者の受入れをする病院の方で受入れができるという安心感と、救急対応の方が提供できていると考えてございます。 58 ◯浜田指導室長 学校図書館司書についてでございます。委員ご指摘のとおり、現在の読書計画の方では、図書館補助員の配置を継続しとなって、現状維持というような形の書きっぷりになっておりますが、令和3年度からのは現在検討中でございます。  そして、増やす背景にあるのが、小学校の児童の増加が大きなところです。現在の活動を維持するために増やしていきたいと考えております。 59 ◯白井委員 一通り丁寧にご答弁をいただいたと思っております。まず順番に、ちょっと割愛しながらいきますが、最初に、はけの森美術館に関しては市外の来館者を中心には考えているということでありました。ここはもう2問目はありませんが、意見だけ申し上げておきますと、告知が非常に重要というのは、特に昨年度の経験からも、告知の重要性というのが多分感じられているというのは内々で話は聞いております。ポスターやネット広告、ネット広告もやられるということも含めて、多様な媒体を使ってぜひ頑張っていただきたいと思っておりますが、一つは、ホームページが年度末にできたばかりで、まだうまく知られていない、認知されていないような気もしますので、例えば、検索されるためにはどうするかということとか、検索されやすいような条件を作るにはどうするかとか、何かそういうことなども、例えば広報係などにも聞いていただいて、ちょっと調べたりとかして、検索して引っかかるようにすると見てもらうきっかけにもなりますので、そういった広報の在り方については詳しい人に聞いて取り組んでいただきたいと思います。  あとは、美術館だけについての広報というよりは、まち歩きとか、周辺の観光などとうまく合わせて連携して捉えていただけると、来館していただけるきっかけになると思いますので、美術館単独というよりは、経済課とかまちおこし協会、その辺などとうまく引っ付けて美術館の宣伝をしていただけるような施策なども工夫していただきたいということだけここで申し上げておきます。  次に、塵芥処理のところです。大体思っていたとおりの答えではありました。乾電池の処理については分かりました。いろんな取扱品目が増えたりだとか、新しい状況もあって、あと、維持経費なども含めて単価がちょっと上がってしまいましたということでした。これについては、しっかりと内容を吟味してやっていただければと思います。  ここで確認したいのがドライバー不足ですよね。運転者の人手不足、これは深刻になっていくと思います。さっきおっしゃった答弁の中では、大型車のドライバーが不足しているので結局なかなか募集しても集まらないと。だから今の人件費を見直すしかないと。こういったお話がありました。これは恐らく今後もう少し、もっと深刻化していくということが、例えばCoCoバスの議論などではもう既に言われていることですので、ここについては何か対策、考えられる方向性みたいなものが中長期的にあるのかどうか。どのように考えているのか。何もしないと、ここの運搬処理委託の経費がどんどん上がっていくということになると思うんです。この点、今すぐでなくても結構なんですけれども、中長期的な対応策というのは何か考えているのか。これについてご答弁をいただきたいと思います。  もう一つちょっと気になったのが、不燃ごみ運搬処理委託料その4のところです。見積り合わせをしたと。今回初めて委託するところだと。今年度初めてやってもらうところなので乖離がある。何かちょっとよく分からない説明だったんです。さっき言いましたように、単価が倍以上になっていますので、そこはもう少し分かりやすく、我々も市民に説明しないといけませんので、分かりやすく丁寧な説明もう少しお願いしたいと思います。  次に、新福祉会館の管理運営計画のところです。るるご説明いただいた内容というのは、大体聞くまでもなく分かっているような範囲のことなんですが、ただ、答弁されたように、主に貸出しのところをメインに議論していくということなんですかね。だから、3番、4番、いろいろ書かれていますけれども、これをここで詳しくいろいろ議論して決めていくというよりは、大体市として考え方、方向性を持っているものを確認いただいて意見を頂くと、こういう認識でよろしいんですかね。それだけ確認させていただきたいと思います。  次に、公立昭和病院の企業団負担金の話であります。もう1回言いますけれども、特に医療従事者の皆さんはリスペクトしており、いろいろやるべきことなんかは公的な立場からあろうと思います。ただ、さっき発熱外来云々のくだりからいろいろ述べられたことなんですけれども、おっしゃっていることは分かるんですが、繰り返し言いますように、別に構成市の市民でなくても受けられる便益ですよね。それが違うというんだったら違うと言ってください。そこを明確にしていただかないと誤解を与えると思いますので、そこだけ明確にしていただきたいということが一つです。  もう一つ、構成市として、例えば、市民が直接というところもそうなんですが、コロナ禍において公立昭和病院は最前線の現場で、医療行為、医療関係をやっているところですから、何かそこでられた情報とかデータとか、新型コロナウイルスに関する専門的な研究をやっているわけではないと思うんですけれども、結局その場で臨床をやっているわけではないですか。そこで得られた知見みたいなものを、うまくというか、小金井市としてその情報やデータとして頂いて、それがうまく小金井市のこれからの対策に生かされているとか、その辺がちょっと見えないんですよ。さっきおっしゃったことは、目に見えて分かるようなことでしか述べられてないので、構成市としてのメリットというところが私としてはなかなか感じられなかったんです。だから、今、言ったような、現場で最前線で新型コロナウイルスと闘っておられる、そこで得た知見やデータみたいなもの、情報みたいなものが、今の小金井市がちゃんともらって、小金井市の対策として何か生かされているとか、小金井市の健康課や新型コロナウイルスに対する考え方に対する材料になっているかとか、その辺は何かあるんですか、ないんですか。その辺をご答弁いただきたいと思います。  最後に、債務負担行為の学校図書活動のところです。すいません、繰り返しますが、僕は大歓迎の予算なので、ただ、一応予算の審議というところで、根拠は確認したということであります。個人的には、週5日の自治体がたくさんありますものですから、これに倣って、週5日しっかり配置いただきたいというところが実は本意であります。見ていただいたら皆さん分かると思うんですが、週5日と週5日でない自治体で何が違うかと、一目見たら分かりますよね。業務委託か、会計年度任用職員でやっているか、その違いなんですよね。今の週2日から週3日へ上がりますよね。その理由としては、児童の増加によって今の業務を今のレベルでやるためには週3日にしないといけないということが今、述べられたところです。児童増加については、どこかでピークを迎えると思いますので、また、急激に増え続けていくというようなことにはならないとは理解はしております。今の計画上は継続ですけれども、令和3年度からの計画については、ちょっと拡充していきたいみたいなことなどは若干述べられていた。この内容を見ていないので分からないんですけれども、結局週3日とかなっていくと、業務委託である限りはどんどん経費は増えていくわけではないですか。それだったら、いっそのこと会計年度任用職員で集合でやった方がコスト的には変わらないのではないかと思うんですよね。これ勝手な思いなんです。だから、僕としては週5日で配置していただくのが当たり前だと思っているので、業務委託で今後もいくのか、会計年度任用職員に転用するのか。そういう検討というのは課内で、担当課として、教育委員会として行われているのかどうか。それについてちょっと教えていただきたいと思います。 60 ◯花野中間処理場担当課長 白井委員からドライバー不足についての中長期的な対策についてご質問がありました。なかなか難しいと思っているんですが、状況とか見ながら、今後も相手方と地道に交渉等、相談等をしていくしかないかなと思っております。最小の経費で最大の効果を目指していくように努力したいと思っております。  それから、不燃ごみ運搬運搬処理その4についてなんですが、ちょっと言葉不足で申し訳ございません。運搬先が成田市の方になりまして、遠隔地のため高速代もかかるということと、あと、都心を通りますので時間がかかるというところで、人件費の方もかかるという条件がありながら、実績がこれまでなかったということから、このような見積り合わせの結果になったのかなと思っております。 61 ◯林福祉会館等担当課長 (仮称)新福祉会館の管理運営計画の策定項目についてでございます。白井委員おっしゃるとおり、資料を出させていただいた4項目がありますけれども、主に策定委員会の方で議論いただきたいのは貸出施設の関係でございます。優先予約の関係、それから利用料金減免等の関係を主にご議論いただいて決めていきたいと考えております。 62 ◯石原健康課長 昭和病院についてでございます。昭和病院の前で行っております発熱外来につきましては、構成市のかかりつけ医からの紹介患者を見るための施設として設置されているものでございます。  それから、昭和病院の新型コロナウイルスに関する知見などでございますけれども、発熱外来の現場にいたしましても、それから感染症のために転用した病棟などにしましても、部長職や市長なども現地を見学させていただいて、感染症課長の方から丁寧な新型コロナウイルス対策、どうすれば院内感染とかが起きないかというようなことを、現場でこういうエリア分けをしているとか、そういったことをご説明いただきながら見せていただいてございますので、そういったものはなかなか市自身が直接的に医療に携わる事務ができないところ、市内の先生方なども、そういった感染症のリスクと闘いながら診療に当たられているということがよく分かる現場として拝見させていただいて、そういった知見は市内で保健衛生事務をやる上で蓄積ができているものと考えてございます。 63 ◯浜田指導室長 図書館司書のことですけれども、室内においても、業務委託なのか、会計年度任用職員なのかという検討はしたところでございます。業務委託にしている理由としまして、まず専門性が高いということ、それが学校に配置することができると。そして委託した事業者の方で様々なノウハウを持っていますので、その事業者が人材育成、サービス提供とかをしてくれる。それから、司書が急に勤務できないような場合のバックアップ体制ができていますので、突発的な状況にも対応してくれるという、その辺で業務委託を考えているところです。他市で会計年度任用職員にしているところに聞いたところ、人材確保というのが一番のネックになると聞いております。学校図書館の司書としてスキルのある人材を安定して確保できるというところが課題だということも聞いております。現在業務委託している司書の経験年数は、平均して10年以上の司書です。ということで、学校からの評価も高いということで、今、業務委託はそういうような評価をしているところです。 64 ◯白井委員 2点だけです。塵芥処理のところで、すいません、やはりよく分からないんです。さっき説明されたのは、成田市に運ぶと。高速代がかかる。都心を通るので人件費がかかる。だから、これまでがどうだったのが、成田市のこれに変わって、だからその差分をちゃんと状況説明いただかないと、倍以上に上がったという理由の説明にならないんですよね。だから、そこの差分が、状況がどう変わって、それによってここの部分にコストが余計にかかると。その説明をしっかりもう一度、すみませんがお願いいたします。  あと、昭和病院は意見にしておきます。院内感染しないためのやり方などを実際に見学に行かれて、今後に生かしていくという話だったんですけれども、私が言いたかったのは、院内感染をしないためのやり方を学んできて、それを市内の医療関係者に何かしらこういうところに注意してくださいということを、知見として、情報として出したりということが、それが情報を生かすということだと思うんです、今後生かしていきますだけだったら、要するに、市役所だけで持っていたら何の意味もないと思っていて、そういう意味で言っていますので、もう答弁は結構ですけれども、しっかり構成市としてお金出して、これからもいろいろ付き合っていくわけですから、それ以上では、せっかくリアルな現場で重要な知見、情報があるわけですから、うまく現場に生かすためにはどうするか、こういう視点で捉えていただきたいということであります。  学校図書活動については、答弁は分かりました。ただ、週5日でいらっしゃる方が気軽に利用しやすい、そういう身近な学校図書館であってほしいと思いますので、今日のところはこれまでにしておきますので、またいろいろ議論ができればと思います。  塵芥処理のところだけ、すみません、もう一度答弁をお願いいたします。 65 ◯花野中間処理場担当課長 塵芥処理費運搬、不燃ごみ運搬委託料その4についてでございますが、こちら、今回初めての委託先というところになりますので、これまでの実績がございませんでした。ですので、これまでの不燃ごみ運搬委託料の実績で予算の方は計上させていただいたわけなんですが、契約の結果としてはこのような金額になりましたというところで、その金額になった理由というのが、先ほど申し上げたような、遠隔地にあるというところで、時間がかかるということになりますと、運転手の人件費などもかかるというところで、その辺が要因だったのかというところで考えているところでございます。 66 ◯白井委員 議事進行。申し訳ありません。だから、今おっしゃったのはさっきの繰り返しでしかないので、単価の4,800円というのはどういう条件だったんですか。それが1万円に変わった。だから、今回は成田市で高速代がかかって、都心を通って運転時間が長いからこの金額なんだというんですけれども、その基になった4,800円というのはどういう条件だったんですか。 67 ◯花野中間処理場担当課長 この4,800円というのは、これまでの不燃ごみ運搬委託の実績の単価ということになります。ただ、これまでのというのは、その4の運搬委託先ではないところへの運搬委託料の単価ということになります。 68 ◯紀委員長 ここで昼食のため、休憩いたします。        午後0時02分休憩      ────────────        午後1時04分開議 69 ◯紀委員長 再開いたします。  初めに、中間処理場担当課長より答弁があります。 70 ◯花野中間処理場担当課長 お時間を頂きましてありがとうございました。不燃ごみ運搬委託料でございますが、昨年度まででございますが、昨年度までの契約は、その1、その2、その3までで不燃ごみの全量を処理しておりました。こちらの委託先なんですが、埼玉県、茨城県、埼玉県というところで、都心を通らないルートでございました。しかし、中国の廃プラ輸入禁止等の影響で、三つの委託先への搬入可能量では年間処理量に不足が生じる見込みとなりましたので、今回初めてその4として、成田市の処理委託先ということになったというところでございます。  予算単価の方につきましては、実績がございませんでしたので、昨年度のその1からその3と同様の4,800円でございましたが、距離の問題ですとか高速代、それから都心を通るため渋滞などもしますので、時間がかかるというところで、人件費もかかるというところで、契約の結果は単価1万円ということになりました。そのような形で契約料の増額があったという結果になったところでございます。 71 ◯遠藤委員 2点ありまして、1点は要望でございます。19ページ、37ページのはけの森美術館事業に要する経費、また美術の森緑地維持管理に要する経費についてが1点。そして、同じページなんですけれども、19ページ、クラウドファンディングに要する経費、これは要望にとどめたいと思います。  はけの森美術館に要する経費及び美術の森緑地維持管理に要する経費というのは、本当に詳しく資料を出していただきました。ありがとうございます。先ほど白井委員からもご質問があったということで、それに加えて、さらにちょっと質問をしたいと思います。  まず、はけの森美術館は月曜日は休館日になっておりますが、展示を開催する間において、クローズしている時があると思っておりますが、毎週月曜日の休館日はそうでもないと思うんですけれども、そうではない、展示期間に閉館している間において、多分いろんな方からのお電話などの問合せがあると思うんです、その問合せがあった際に、どのように市としては対応しているのか。全く展示をしていないので休館ですというアナウンスが流れるのか、あるいは市の方に転送して内容についてお問合せにお答えをするというような、そういう対応しているのかしていないかということについて1点お伺いしたいと思います。  また、プレ企画のギャラリーコンサートということで、これは宮地楽器の街角コンサートと連携をしてということですが、具体的にもし分かっていることがあれば教えていただきたいと思います。  また、この企画については、市内だけではなく、市外の方にも多く来ていただきたいと先ほどご答弁がございました。まさにそれはいいチャンスだと思っておりまして、先ほどもご答弁があったかもしれないんですけれども、令和2年11月と令和3年3月の広告については、どこにどのように具体的にやっていこうと思っているのかということを改めてお伺いしたいと思います。  また、チラシ、ポスターの事前配布場所というのは、今までもはけの森展のいろいろなチラシをいろんなところに置いてくださっていますけれども、今回もまた、市外ということもあるんですが、市内の方々にも多く周知していただきたいと思いまして、市内のチラシ、ポスター等の配布場所、また市外におきましては、国立も含めて、国立、東京都あるいは区立、市立の大小含めて、様々たくさんの美術館がございます。そういうようなところに、区立とか市立に関しては小さな美術館もあると思うんですけれども、そこにも送付をしていくということを考えてみないかということで、非常に数としてはたくさんあると思うので、大変だと思うんですけれども、そこの状況をお願いします。  それから、花侵庵についてなんですけれども、花侵庵の外は、周囲を巡る金閣寺垣というのを修理しなければいけないということなんですけれども、ドアを開けて、その花侵庵の中まで皆様に公開していくというお考えがあるのかどうかということについて、その考え方をお伺いしたいと思います。  それでは、クラウドファンディングについてのことに関しては要望にとどめたいと思います。これは先ほどもいろいろとご質問があったところなんですけれども、ここにも明記してあります。医師会それから歯科医師会があると思います。令和3年1月時点のご要望を踏まえて3月に事業を実施ということなんですけれども、ここに例としていろいろ出ております。  私はある歯科医に行きましたところ、防護服というのか、大きなビニール袋を頭からすっぽり貫頭衣のような形で、穴を空けて、首をそこから出して、手を脇から出してというような形で、ビニール袋を洋服の上からはおって防護服の代わりになさっているという歯医者がありました。  具体的にですけれども、どういうものを本当に欲しい、うちは必要ということを的確にそれぞれの施設に伺って、本当に必要なものがそこの施設に行くように、これはお願い、要望でございますが、よろしくお願いしたいと思います。以上、お聞きしたところをお願いいたします。 72 ◯鈴木コミュニティ文化課長 はけの森美術館の休館中の問合せ対応ということでございます。展覧会を開催していない時期の対応といたしましては、学芸員が内部におりますので、電話等、お問合せの対応はそこで行っているという状況でございますが、学芸員が外に調査に出たりとか、作品の貸出しの交渉等で他の美術館訪れたりとか、様々、外に出ることもございますので、そういった時には人がいなくなってしまうという状況もまれにあるということでございますが、通常は職員が、非常勤の学芸員がおりますので、対応しているという状況です。  それから、ギャラリーコンサートの具体的内容ということでございますが、まだ詳細のお話をできる状況ではないんですが、昨年度予定していた声楽家によるコンサートと同様なものを、現在、宮地楽器ホール側と調整して準備を進めているという状況でございます。  それから、市外の方にも多くということで、先ほど広告の関係は他の質問で若干ご答弁させていただきましたが、広告につきましては、JRの2駅、武蔵小金井駅と東小金井駅について、駅張り広告を掲出させていただく。それから新聞広告、それから、インターネットミュージアムというサイトがあるんですけれども、そこに広告を載せていただくというようなことを現在予定してございます。  それから、チラシ、ポスターにつきましては、市内におきまして公共施設や関連する施設に配置をさせていただいているところですが、市外につきましては、委員ご提案の他の自治体にある公立美術館等々につきましては、現在もチラシの掲出等を依頼して送っております。出していただいているものと認識してございます。  それから、花侵庵の内部の公開ですが、現在まだ公開できる状況ではないんですけれども、文化財ウイークが10月末から11月ぐらいに予定されておりますので、そこで何とか生涯学習課と連携をして公開をしていきたいと考えてございまして、現在準備を行っているところです。 73 ◯遠藤委員 ご答弁いただきましてありがとうございます。公開していないときには、学芸員が中にいて対応しているということで、それは中の通常展示が見える状況でということではないですよ。閉館しているときは、外の塀のところがしまっていたと思うんですよ。なので、中に学芸員がいて、説明をしてくださるということにまで至らないかなと思いますので、もし必要でしたら、外に、展は公開はしておりませんが、お問合せのある方は、中に学芸員がいるのでお問合せくださいというような、何かそういうメッセージをしていただくといいのではないかと思うんですが、ちょっとご検討いただけたらと思います。  プレ企画のギャラリーコンサートに関しては分かりました。これは市内のアーティストかどうかというのは分かりますか。そこまでは分からない。分かりました。  企画展については、先ほど白井委員がもろもろご質問いただいたというところでのご答弁と併せて、なるだけたくさんの方々に見ていただけるような工夫をさらにしていただければと思います。  また、チラシ、ポスターの事前配布とか掲示場所なんですけれども、今までも都内の中小の美術館含めてチラシ等を送付していたということでしょうか。私も杉並区とかもろもろの小さな美術館に行くことも時々あるんですけれども、そういったところにも、小さいところにも送っていただいているという認識でいいですか。改めて同じような質問になると思いますけれども、小さな美術館に関してどういう対応かというのをもう1回お聞かせいただきたいと思います。  また、CoCoバスの中の掲示というのもやっていただけるといいのではないかなと思います。また、はけの森美術館の北側にはけの森カフェというのがありますけれども、場合によっては、そこで展示を見ていただいて、お茶を飲んで、あるいは食事をしてということも企画としてあったら、より見てくださる方が多くなるのではないかなということを考えまして、はけの森カフェと併せて、チラシの中にこんなカフェがありますということは無理なのか、無理ではないのかというお考えをお聞かせいただきたいと思います。  また、花侵庵の公開なんですけれども、文化財ウイークには公開ができるかもしれないということで、今、現在進行形ということを伺いました。せっかくある文化財、国の文化財として指定されたというものでありますので、以前は公開をして、中でお茶席として使っていたという、年に何回もなかったかもしれませんが、そういう経緯がありますので、中を常時、昼間の時間帯だけでも、風が強い日や雨の強い日というのは無理かもしれませんけれども、文化財ウイークだけではなく、常時公開できないかどうかというのを検討いただけるかどうかということについてお伺いしたいと思います。お願いします。 74 ◯鈴木コミュニティ文化課長 まず、休館中の対応でございますが、委員からもご指摘あったように、展示をやっていない期間につきましては、セキュリティー上の問題もあるため、前の門扉を閉めているんです。体制が非常に薄く、また、女性だけの状況にもなりやすいことから、特に中にどんどん来てくださいみたいな形にはなっておりません。なので、お電話でのお問合せ等でできればお願いしたいと考えてございますが、どのような表示、相談の仕方ができるかについては、美術館の担当者とも相談して検討してみたいと考えてございます。  それから、委員ご指摘の小さな美術館にも送れというお話でございますが、個人がやられてギャラリーとか、そういうとこまでは我々も把握し切れていない部分もございます。なので、先ほどご答弁しましたように、基本的には公立の美術館であったり、あるいは以前作品を貸していただいたり、あるいはうちが貸与したりとか、そういう関係があったところを中心にポスターやチラシの配置をお願いしているというところでございます。全ての都内の美術館に送るというのはなかなか難しいのかなと考えてございます。  CoCoバスの中の掲示につきましては、確かやっていたかなと思っておりまして、すみません、自分の中できちんといつもやったかどうか確認できていないので、やっていたこともあったかと思いますので、そういった方策も活用したいと考えてございます。  それから、はけの森の中にありますカフェでございますが、現在でも展覧会期間中には連携をして、特別メニューを作っていただいたり、あるいはレシートを持ってきていただいた方には割引であったりとか、そういう形でカフェの方と連携して対応してございます。引き続きそういう点についても連携を強化してやっていきたいと考えてございます。  それから、花侵庵の常時開放ということでございますが、人が常駐していない中で開け放すのが果たしてセキュリティー上、大丈夫なのかという疑問がちょっとございます。それから、あそこは湿気が多いところでございますので、換気等もいろいろ、そういう状況に合わせて行う必要があると考えてございますので、緑地に来た方が常時中をご覧になれるような状況にできるかどうかというところにつきましては、現在、対応については検討中でございます。  それから文化財ウイークにつきまして、文化財ウイークがそもそもできるのか、参加できるのかどうかというところも含めて、生涯学習課の方とも現在いろいろ調整を行っているという状況でございます。 75 ◯遠藤委員 ご答弁いただきました。まず、門扉を閉めているということのご答弁でした。私も何回か前を通るときに、月曜日だと閉まっているというのは分かるんですけれども、それ以外で閉まっていると、たまたまここに美術館があったなというご記憶に従っていらっしゃる方もいるかもしれないということで、お問合せはここにということで、せめて電話番号等の掲示はしていただきたいと思います。中に人が入れるということではなく、あくまでも電話での対応と最初から申し上げておりますので、その辺りの電話対応等と、今、携帯電話、スマートフォンを皆さんお持ちなので、なぜ今、月曜日ではないのに休んでいるのかということを含めてお問合せをキャッチできるような状況にしていただきたいと思います。  また、CoCoバスに掲示できるようにということでよろしくお願いしたいと思います。  花侵庵なんですけれども、なかなか湿気があったり、常時人がいないということで、公開するのは難しいということでしたが、茶席として以前使っていたという経緯があります。本当に1年に数回しか使ってなかったということはあるんですけれども、せっかくですので、中も少しきれいにしていただいて、手を入れていただいて、茶室として貸し出すという方向性はご検討いただけないかどうかということについてお伺いしたいと思います。  また、全般的になんですけれども、小金井市の文化の醸成を図っていくということに関しましても、この機会は大きな大きなチャンスだと考えておりますので、大々的な広報をお願いしたいと思います。質問させていただいたところだけお願いします。 76 ◯鈴木コミュニティ文化課長 花侵庵を茶室としての活用ということでございますが、現在、使えていない、装備も整っていない、また使用できるかどうかというところで、文化庁等、そういうとことちょっと相談をさせていただいているところなんです。なので、その辺の整理ができましたら、どういった形にしろ、一定茶室としての機能を活用した事業については検討したいと考えてございます。 77 ◯たゆ委員 では、何点か伺いたいと思います。一つ目が、23ページのモバイルクレジットカード収納についてであります。これも資料を提出いただきまして、その概要についてというのを出してもらったんですけれども、厳しい徴収につながらないようにしていただきたいというのが私の主張でして、この資料の導入する理由のところには、一番最後のところに、クレジットカード納付を強制するものではないと書いてくださってはいるんですけれども、改めて伺いますが、例えば納税しなければいけない方が、手元に現金がなくても、クレジットカードで払えばいいではないかといったようなことをやってほしくないんですけれども、強制しないということで約束をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。  そして、クレジットカード収納があることの案内の仕方、どのように案内をするのかも伺いたいと思います。あくまでも自主的な利用ということで間違いないか確認させていただきたいと思います。  もう一つが、31ページの昭和病院のところなんですが、昭和病院の経営状況というか、診療報酬減収で大変ということであります。これも資料が提出されておりまして、影響調べ、入院と外来とでそれぞれ分けて示していただいているんですが、全体として減収状況がどうなっているのかというのも伺いたいと思います。新型コロナウイルスの感染拡大で、病院自体がその対応に迫られたことと、地域の方々が受診を控えたということが影響して、昭和病院としてどういう対応したことによって、それぞれどういった項目がどれくらいの割合で収入が減ってしまったのかというのを具体的に伺いたいと思います。 78 ◯吉田納税課長 それでは、1点目のクレジットカード納付について、厳しい徴収というところでございます。今回の導入につきましては、概要についてということで出した資料のとおりでございますが、基本的には、コロナ禍で市民の方から非接触、非対面で納付をしたいという要望を実はかなり頂いたところでございます。窓口で言われたり、電話で言われたり、市民の声等々も頂いているところであり、それとあと、アフターコロナ、ウィズコロナ踏まえた今後のキャッシュレス化を見据えた対応というところで導入したところでございます。税金につきましては、行政を動かす原資であり、住民サービスの根幹をなすものでございます。大半の市民の方は納期内納付をしていただいているという状況もあるというところでございますので、今回導入するに当たりましては、納税者のその辺の利便性、納付方法のメニューを増やすという観点もございますので、当然、厳しい徴収にはならないというところで考えておりますし、クレジットカード納付自体を強制するものではないと考えているところでございます。  また、クレジット納付の周知でございますが、こちらの方については、来年度の4月から始めたいと考えております。ということになりますと、令和3年度の当初の納税通知書に周知を同封したいというところでありまして、そこでお知らせの一番効果的かなと考えておりますので、その辺は、当初の納税通知書に同封する際も目立つような形で、ちょっとそこは工夫しながら行っていきたいと考えておりますし、また、ホームページ、市報、Twitter等も活用しながら周知の方については努めていきたいというところでございます。 79 ◯石原健康課長 昭和病院の減収の詳細というところでございます。令和2年度の見込みといたしまして、入院患者数で6%の減少を見込んでいる。それから、外来患者数で12.6%の減少を見込んでいるところでございます。減収の要因といたしましては、新型コロナウイルスの感染が流行しているときには、不要不急の診療など、手術なども極力行わないというところがございました。それから、健診など急を要しないような診療については控えていくというところが患者の減少につながっているものでございます。また、感染症の対応といたしまして、感染症病棟以外のところも新型コロナウイルス患者の受入れ用に転用いたしまして、新型コロナウイルス患者の受入れ用の病床として転換したりすることによって、病床数も減少いたしましたので、そういったことで入院患者数については減らさざるを得なかったというような事情がございます。金額的なものでございますけれども、令和2年度で7億数千万円程度の赤字が見込まれているところでございますけれども、一定国や東京都の支援などもあるというところで、5億円を構成市で支援していくという形になってございます。 80 ◯たゆ委員 モバイルクレジットカード収納についてであります。強制的な徴収にはしないよう、これはくれぐれもお願いしたいと思います。  次に伺いたいのが、他市事例、実際に26市の中ではどのぐらいの市が導入しているものなのかというのを伺いたいのと、あと、見込みです。概要を見ますと、納付書にバーコードが書いてあって、それをアプリのカメラ機能でということだと思うんですが、つまり、現状で口座引き落としの人はそのままで、納付書を送って納付書でコンビニとかで払われている人が利用できるようになるものなのかなと理解しているんですが、そうすると、現在納付書で払っている方が何人いて、そのうちクレジットカード収納利用する人をどれくらい見込んでいるのか。その辺の見当をどのように持っているのか伺いたいと思います。  次に昭和病院についてであります。大変な状況を説明いただいたところなんですが、全体として7億円で、構成市で5億円支援していこうということだと思います。小金井市が2,000万円ということですよね。7億円減少に対しては支援が5億円ということで、2億円も足りていない現状があると思うんですよ。かつ、新型コロナウイルスの影響というのは今後も続いていって、昭和病院の減収というのは今後も横ばいで続いていく可能性、さらに減っていく可能性だってあると思うんです。今後さらに構成市や構成市民の医療体制確保のための追加の支援とか援助というのも考えられると思うんですけれども、そういったことに対する心構えとか備えとか、そういったものが必要ではないかと思うんですが、その点の見解はいかがでしょうか。 81 ◯吉田納税課長 それでは、まず1点目の他市の状況でございます。令和元年度の調査になりますが、8市が既にクレジットカード納付を導入済みでございます。なお、8市の取扱い税目は、7市が市税と国民健康保険税となっております。残りの1市は市税のみというところでございます。  続きまして、導入する効果、見込みというところでございます。今現在、納付の方法としては、主に銀行等で納めていただく一般納付、口座振替、コンビニ納付、モバイルレジ等々がございまして、一般納付が大体、割合で言うと45%ぐらいかなというところで、口座振替が41%ぐらい、コンビニ収納が13%ぐらいという状況でございます。そういった中で、先行導入している各自治体の過去のデータを見ますと、近隣及び類似市の状況では、平均をすると収入の大体0.8%をクレジット納付が占めているのではないかなという状況でございます。というところで、これを本市に当てはめて計算すると、今、担当課で見込んでいるのは、約1億6,000万円程度がクレジット納付になるのかなと見込んでいるところでございますので、納税者の利便性の向上につながるとともに、納期内納付が増えるものと期待しているところでございます。 82 ◯石原健康課長 昭和病院の支援がこれで足りているのかどうなのかというところが主眼かと思います。7億5,000万円に含まれていない東京都からの支援として、金額は確定してないんですけれども、新型コロナウイルス患者の入院受入れ医療機関への財政的支援ということで、総額200億円を対象都内の約130医療機関に支援策として入れていくというような臨時支援金の予算が東京都の方で立てられてございます。これは一医療機関当たりにすると1億数千万円の割当てになるんですけれども、公立昭和病院は感染症患者を他の医療機関より多く受け入れているので、そういった受入れの度合い、貢献度などに応じて支援がされるということで、5億円で足りない2億数千万円に近い額というものの支援の可能性もあるというところで、合計の支援というところを取り決めさせていただいたところでございます。ただ、主管部長会などで本件についてお話をさせていただいた中で、これは取りあえず令和2年度の措置というところで、継続的に支援をしていくというところについては、意思の合意というか、そういうものがされている状況ではないので、令和2年度の措置に限ってというところは構成市側からからは申し伝えているところでございます。 83 ◯吹春委員 この歳出項目について、1点だけ、意見で申し上げさせていただきます。27ページの新福祉会館の管理運営計画策定についてなんですけれども、最初この項目を拝見した際に非常に違和感を感じたんですけれども、午前中、白井委員からの質問もありました。それに関する答弁も伺っておりましたが、そのやり取りの中で、資料の説明もしていただいたわけですけれども、そのタイミングが原因なのか、何が理由なのかはっきりしない、非常に具体性に欠けた印象を私は持ちました。つまり、庁舎・福祉会館の事業の計画性から考えた場合、これは本来、当然のことながら今年度の事業として当初予算に組まれるべき支出ではなかったのかと思われます。庁舎や福祉会館の事業が計画的に行われているのか、基本的な疑問を持たざるを得ない提案姿勢であると意見を申し上げておきます。 84 ◯小林委員 予算審査なので、細かいところですが、単純に簡単に伺いたいと思います。一つは、先ほどの23ページのモバイルクレジットカード収納初期導入委託料についてでありますけれども、滞納の解消にはなかなかつながらないというご答弁もあったんですが、しっかりと対策をとっておく必要はあろうかと思いますけれども、先ほどの答弁の中で、振替自体が41%ということでありましたが、本来はこの部分を増やしていけば、非接触要望にもつながっていくわけですから、そういった問題意識の中でも、振替というのを、今、モバイルクレジット収納サービスと並行して進めていくべきではないかなと考えますが、その点の考えをお聞かせください。  また、今、こういったバーコードの収納では、LINEなどを使った方法などもあるわけですけれども、手数料などもあろうかと思いますが、今回のモバイルレジを導入されている選定の理由などを端的にお聞かせいただければと思います。  27ページの中等度難聴児発達支援事業に要する経費ということで、数年前に渡辺ふき子議員が提案をして、補助をつけていただくようになりまして、当初予算で毎回2名分の予算措置をしていただいていて、恐らく今回はプラスの案件があったということで対応いただいたと思います。ありがとうございます。これは要請があって、今回、ここで予算が出てきているわけですが、実際には流用で既にお金が支払われているということなんですかね。要するに、購入まですごく待たせているようなことがないのか。その辺の運用の仕組みをお伺いしたいと思います。  また、こういうサービスがあるということがしっかりと対象者になられるご家庭にちゃんと伝わっているのかというのが気になります。生まれてからということであれば、様々な情報というのは伝わっている可能性があるんですが、途中で聞こえが悪くなるとか、そういったときに、こういった補助があるということを知らなくて、これ、1台分だとするとかなりの金額ですよね。こういったところで悩まれるというケースがあってはならないと思うんですが、この情報はちゃんと伝わるようになっているのか確認をしたいと思います。  同じページで、先ほどありました(仮称)新福祉会館に要する管理運営計画の策定についてですが、先ほど白井委員の方から総合的な質問あったと思うんですが、建物としては一つの建物で、様々な今までの話の中でも、新庁舎の部分と共同で使っていくような部分もあろうかと思っていて、建物全体のトータル的な運用というのはどのタイミングで誰が主導して決めていくのか。本会議でも質疑あったかもしれないんですが、もう一度教えていただければと思います。  最後、31ページ、先ほどお話ありました、昭和病院の負担金の件でありますが、これは意見にしておきますが、今後の対応については、東京都などから臨時の交付金もあり得ますが、できれば構成市などからも意見を上げていただいて、都や国でしっかりと面倒見ていくと。今、病院の6割が財政難になって、特に陽性患者など受け入れられているところは8割以上が赤字になっているというような情報もありますので、しっかりと構成市からそういった声を上げていただきたいと思いますが、いかがでしょう。  最後、新型コロナウイルス感染症対策基金積立て、これは本会議であったと思いますが、先ほど冒頭でも質疑がありましたけれども、これは我々が身を切る対策をして作り上げた金額を乗せて、その中で使い道を考えていくという、そういう目的ではそもそもないんですよね。新型コロナウイルス対策に対する市の姿勢を示していくための基金であり、今回、財政調整基金に16億円ですか、積み立てていくのであれば、2億円、3億円をここにしっかりと当面の使い道として見込んで積み立てておくと。そういった中で、この間の補正予算では2,000万円でしたけれども、具体的な市からの新型コロナウイルス対策を打っていくというような使い道が最もよろしいかと思うんですが、改めてここで新型コロナウイルス対策基金に対して積み増しをしないか。今回しなかった理由についてお伺いしたいと思います。 85 ◯吉田納税課長 それでは、まず1点目の市税等の口座振替の推進というところでございます。実は、クレジットカード納付を導入するに当たりまして、デメリットというところで、口座振替については一度申し込んで、残金があればその都度、納期ごとに引き落としということになるわけですが、今回のクレジット納付につきましては、その都度手続するというところのデメリットもあるのかなというところを感じております。そういったところも当然周知していきながら、口座振替、クレジットカード納付については周知をしながら、納税者の方の利便性というところに重きにおいて、両方を周知していきたいというところでございまして、小林委員が言われるとおり、口座振替のメリットもかなりあるのかなというところでは考えているところでございます。
     2点目のスマホ決済、電子決済というところでございますが、スマホ決済につきましては、令和元年度の調査では、26市中5市が既に導入しているという状況でございます。スマホ決済につきましては、昨今のコロナ禍ということもあり、担当としても検討進めているところではございますが、現在のスマホ決済の状況は新規参入事業者が増えているところであり、ちょっと流動的になっているのかなというところでございます。したがいまして、現時点ではスマホ決済は過渡的段階に来ていると考えており、引き続き費用対効果も考えながら情報収集をするとともに、他市の進捗状況なども注視しながら検討していきたいというところでございます。 86 ◯中谷福祉保健部長 中等度難聴児発達支援助成費でございます。こちらの方の現状ということになりますが、予算要求時に2件ということで、今年度2件の予算を計上して、実績として、現在その2件はもう使われてしまっている状況に結果的にはなってございまして、2件が支出見込みになる時点で補正をかけるという動きをやっており、実際には今はもうないので、相談者が来ているので、こちらの方については予算が可決次第、相談に応じてとなる予定でございます。平成29年度、2件、平成30年度、2件、令和元年度、6件という実績があるんですけれども、現状のような形になっています。  周知の方法でございますが、障害者福祉の手引、こちらの方に載せてお知らせをして、窓口等で対応させていただいているということになります。聞こえの問題については、こういった場合、例えば片方の耳だけよく聞こえないとか、その方々によって症状が変わってきます。発達時において、人間関係で、お話、コミュニケーションする上で非常に重要なことになりますので、我々の方もよく注意をしなければいけませんが、学校とか保育園とかいろんな場面でそういったものについても、この中等度難聴問題というのはなるだけうまい形で我々の方でPR、お知らせできればと思ってございます。市報とホームページの方でも同じように掲載させていただいて、お知らせには努めている状況でございます。 87 ◯林福祉会館等担当課長 (仮称)新福祉会館の管理運営計画に関するご質問を頂きました。この計画につきましては、新福祉会館に入る機能についての運用の部分の計画が主になります。その中には、庁舎と複合施設になりますので、維持管理についての部分の計画も含まれることになります。現状、管財課等の調整の方向性としましては、複合施設のメリットを最大限に生かすということで、施設の維持管理につきましては、新庁舎と新福祉会館で一体的な維持管理を行う、一括して業務を行うということで調整しているところでございます。 88 ◯石原健康課長 国、都への要望でございます。こちらにつきましては、機会を捉えて国や都への要望してまいりたいと思ってございます。  基金についてでございます。今回、条例制定後に基金として初めて積み立てたところでございますので、今後どういった使い方をするのかということと併せて、基金の積み方については庁内で協議してまいりたいと考えてございます。 89 ◯小林委員 モバイルクレジットについては、お待ちいただいて申し訳ございませんが、よく分かりましたので、よろしくお願いいたします。今後、振替等の手続の方も進めていただければと思いますので、お願いいたします。  中等度難聴児発達支援事業についてはよく分かりましたが、そのタイムラグがどのぐらい発生しているのか分からないんであれなんですが、場合によっては、今までが2台、2台、6台というような実績がここ数年あるのであれば、来年の予算の中では、今、決算資料を見ても相当の不用額は全体的には出ていますので、3台、4台というのは見込んでおいてもいいのではないかということ、これは意見にしておきますので、ご考慮ください。  あと、新福祉会館の管理運営計画なんですが、これは複合施設ということは分かっているということだったんですが、事務局としては庁舎側の担当者も入られるということですか。要は、福祉会館の担当だけがこの策定委員会の事務局として入られるのか。ちゃんと庁舎側の方々も入られるのか。福祉会館が夢を広げていろいろ決めて、後で話が合わないという、そういう手戻りするようなことあってはならないと思うんですけれども、その辺の庁内の体制についてお伺いしておきたいと思います。  基金については、取りあえずということで課長からお伺いしたいので、満を持して次は部長がお答えするのかなと思うんですけれども、1回目とはいえ、これは先の見えない闘いという、先が見えているというか、そういった中で、やはり議会側が思いを持って作った基金でもありますので、積むお金がないというんだったらあれですけれども、財政調整基金にこのタイミングで積むのであれば、しっかりとここで意思表示をしておくということが必要だったのではないかなと考えているんですが、今後というところではどのようなスケジュール感で答えを出していくとお考えなのか教えてください。 90 ◯林福祉会館等担当課長 (仮称)新福祉会館の管理運営計画の策定委員会の事務局ということですけれども、こちらにつきましては、福祉会館担当の方だけということで考えております。計画として、(仮称)新福祉会館に入る機能についての運用の計画ということになりますので、福祉会館担当で担当させていただくということになります。 91 ◯中谷福祉保健部長 基金の話でございます。今、課長の方から答弁ございました。まずは積み立てる今の金額については、当然新型コロナウイルスに対する対応となりますので、迅速に対応するという意識は忘れてはいけないかなと思っています。  また、小林委員の方からお話ありました、先が見えない、どういった形で予測ができないということもあります。我々としては、今後、対応見ながら、また市長ともお話をしながら、第4弾等も考えていくというのは検討すべきことだと思います。そんな中で、やるべき項目について、必要な金額の方が出るようであれば、当然それは基金に積んでおくということが必要な考え方になろうかと思いますので、今、第3回定例会になりますので、例えば第4回定例会とか第1回定例会という話になると思うんですが、適宜必要に応じて予算要求して、措置できるようであれば積んでいこうと考え方はいつでも持っていなければいけないと担当としては思っているところでございます。 92 ◯小林委員 ありがとうございます。後段の方から、基金の方から申しておきますが、意見ですが、今秋に中期財政計画が出るといって、もう秋なんですけれども、そういったところである程度減収とか、出ていくものなども見込まれたときに、ある程度この基金に積み増す金額という見通しというのも出てくるのかな、出ていただきたいというところもございます。当然、その中でやりくりするということだけでは無理だと思いますけれども、また国や都からも来るわけですから、ただ、その辺のお示しをしていただくタイミングを一つ見せていただいて、ご検討いただきたいと思います。  また、福祉会館の運営計画の方ですが、総合的にお答えいただけるのは、市長しかこの場にはいないと思うので、市長にお伺いしますが、今、この段階で福祉会館の運営を検討していくということになると、確実にその議論を無駄にしないという意味では、庁舎の考え方もしっかりと判断できる方が事務局で入って検討していく必要が当然ある。今までの庁舎などの議論の中でも、いつこれは一つの建物として考えていくのかというような話はずっとしていたと思うんですけれども、いまだに二つ別々の話をしているわけで、具体的な部分に入っていくのであれば、庁舎側の方も一緒にいるべきではないかと思うんですが、市長はどのようにお考えですか。 93 ◯西岡市長 小林議員のご質問でございます。今般計上してございます(仮称)新福祉会館の運用面などについての議論を深めさせていただきたいと考えております。そこに庁舎サイドの担当職員もリンクすべきではないかということは、ご意見として拝聴させていただいて、今後、担当共々協議をしてまいりたいと思います。 94 ◯清水委員 ページで言うと27ページになるんですけれども、先ほど吹春委員からも意見として出ました、(仮称)新福祉会館に要する経費についてお伺いいたします。今回、補正予算に組まれた理由というものをお聞きしたいんですけれども、私のイメージだと、こういう建物、庁舎、福祉会館の建設というものは、従来ちゃんと順を追って計画されていて進められていくものだと思っているし、そうあるべきだと思っているんですけれども、今回補正予算で要綱なり、この経費が見込まれたということは、補正予算の性格上、当初予算成立後に何か事象が発生して、当初の予算どおりに執行が困難なときに補正予算に組まれるものだと思うんですけれども、そうなると、当初では予想していなかったことが何か起きたのか。もしくは、そもそも計画を立てていなくて、慌てて計画を立てたのか。そのようにも捉えてしまう私がいるんですけれども、そこをもう一度ご説明をいただければと思っております。  今、小林議員からもあったんですけれども、ごもっともだなと思ったんですけれども、庁舎と福祉会館というものが建物で一体になっているんですけれども、実は中身はそれぞれが進んでいるのではないかなと見えてきてしまいまして、福祉会館は福祉会館で検討を進めていけばいいことだと思うんですけれども、複合庁舎ということで、どこかには庁舎側の担当の方も混ざってなければ、結果として出来上がったものがちぐはぐになるというか、もう1回庁舎側に合わせてとか、そういう二度手間になってしまうのではないかなという思いもありまして、今回、この策定計画について言えば、福祉会館のフロアとか部屋の貸出しの面についての運用についての計画と先ほどあったんですけれども、その辺についてもう一度ご説明いただければと思います。 95 ◯林福祉会館等担当課長 それでは、お答えいたします。今回の補正予算、当初予算で組むべきではないかという質問かと思います。おっしゃるとおりというところはあるんですけれども、こちらの経過としましては、昨年策定しました(仮称)新福祉会館の管理運営基本方針を基に、担当の方で計画案を作成して、パブリックコメント等の手続を経て、計画として策定するという予定であったんですけれども、改めて検討をしまして、先ほどのからの質疑でもお答えしておりますけれども、多目的室等の施設利用の申込みや貸出しに関する事項については、市民の意見を聞きながら策定を進めた方が良いと改めて考えまして、今回の管理運営計画の策定に係る補正予算を提出させてさせていただいたというところでございます。  それから、庁舎との関係でございますけれども、先ほど小林委員の質問でお答えした部分の繰り返しになるんですけれども、庁舎との一体的な部分というところにつきましては、複合化のメリットを最大限に生かすというところで、施設の維持管理については一体的な管理を行うというところでは、方向性についてはもう整理をしているところでございます。 96 ◯清水委員 ありがとうございました。今のご答弁をお聞きしていると、もともと当初に予定していなくて、当初から変わったことというのは、市民からの意見をこの計画に反映させるために、この時期にこれを組み込んだということなのかというのを聞きたいんですけれども、要は、当初から今に至るまで何か変化があったから補正予算に組み入れたと思うんですけれども、そうでなければ最初から当初予算に組み入れていればいいんですけれども、補正予算になったというところの理由が、前も聞いているんですけれども、もう一度お聞きしたいと思っています。よろしくお願いします。 97 ◯中谷福祉保健部長 今までの経過で言いますと、まず、基本設計を昨年度まで行っておりまして、基本設計のときには、その基本設計に反映すべく、どういう造りにするのかということを決めなければいけない項目ありますので、そこは庁舎の方と連携しながら、基本設計に反映させなければいけないしつらえの方は、福祉保健部関係の団体にも聞きながら、そこに必要なものについては話し合ってきたということになります。今、実施設計に入ってきて、我々福祉会館の担当としては、実際に市民の方々にご利用いただくという形が、もうここで決めていかなければいけないという時期になりますので、課長が申し上げました基本設計によって大きな考え方というのはある程度決まっているんですけれども、ここで最後、実際に決めるといったときには、改めて関係する市民の方々の声を聞いてから決めていこうと改めて考え直しまして、そこで委員会を作って、関係の方々の声を聞いてやっていこうとしたというのが経過でございます。  それから、庁舎との関係でございますが、おっしゃるとおり複合的な施設になりますので、共用して、利活用できるところで上手に使っていくということが想定されるところでございます。特に1階の市民課のフロアの前のところは、今の状況で言いますと、一部市民の方々にも利用され得るような、そのような話もあるとなりますので、ただ、それは、私個人になりますが、有料化という話には多分ならないと思うんですけれども、ただ、共用部分を使いながら、土日は福祉会館は開館していますので、庁舎側がどのような開放するのかというのは課題になると思うんですけれども、今、庁舎側の方もそういったことを検討していますし、また、実際には、庁舎の関係については庁内で部長職はじめ、検討する組織を持っていますので、そこは共用しながらできると思っていますので、そこがおろそかにならないように、しっかりと手当てしていきたいと思っています。 98 ◯清水委員 部長、ありがとうございました。今のご答弁で、当初から今に至るまで、当初とは違うものというのは、考え直したという言葉があったかと思いますので、きっとそのときはまだそういうのを想定していなかったんですけれども、そろそろ基本計画が終わって、次に実施設計になったときに、そういう市民の利用することも考えなければいけないと思い直したから、今、補正に組んだという理解を私はしたんですけれども、それでいいのかなと思いますので、ありがとうございます。  これは意見なんですけれども、先ほど、小林委員からもあったんですけれども、庁舎も含めて、財政フレームを秋口には示すと私も聞いていて、9月定例会が始まるときぐらいにはそういうものをお示しいただけるのかなと思ったんですけれども、まだ事務作業ということだったんで、秋口というのが、言葉の意味ではどういう秋口なのかなという、私の意味だと、秋の口なので、秋が始まる頃なのかなと思ったら、ある議員いわく、秋口というのは10月の終わりぐらい言うんだよと、今日いない渡辺議員が言っていたりもするので、言葉にもいろいろあるのかなと思って、今日は聞かないんですけれども、秋口という言葉だけは耳に残っているので、ぜひ冬になる前にお示しいただければなと思って、私は終わります。 99 ◯中谷福祉保健部長 清水議員の意見にお答えして申し訳ないんですけれども、考え直すというのは、逆に言うと、基本方針を作ったときには、ある程度有料化の考えは大まかなところはもう決めていますので、それを基に事務局案を出してしまうということはできたとも思っていたんです。ただ、それは今、思い直しているというのは、ここでより具体的に出すのであれば、再度、関係する市民の声を聞いてから事務局案をまとめて、例えば使い方についての協議をするとか、パブリックコメントにかける前には一度関係者の方々の意見を聞いたもので市民の方にご提案するという方がよりいいだろうということでの考え直しになりますので、今までの方向が違ったということではないんです。より丁寧にやりたいとお酌み取りいただけると幸いでございます。 100 ◯片山委員 まず、21ページの財政調整基金なんですが、資料が出ているんですけれども、ほかの自治体の財政調整基金の26市比較といった資料が出ていて、これを見ると、年度の積立額がかなり自治体によって違うなというのが分かります。また、取崩額も大分違うなと思っているんですけれども、ほかの自治体の様子を聞くと、新型コロナウイルス対策の施策を今回の予算に組み込んでいる自治体がいろいろあるんですが、小金井市の今回の補正予算は、非常に新型コロナウイルス関係の対策のものが少ないなと私は思っていて、ほかの自治体の新型コロナウイルス対策の予算などを何か把握されているのかどうかお伺いしたいと思います。なぜ今回の予算に新型コロナウイルス対策の予算が少ないのかということについてもお伺いしておきたいと思っております。財政調整基金をこのように積み立てるということではなく、そういったほかの対策に使うことができたのではないかと思うんですが、なぜこれが財政調整基金に積み立てたのかということを改めて理由をお伺いしたいんです。新型コロナウイルスの方の基金にも積み立てないということについての理由について、多少答弁があったかなとは思っているんですが、再度お伺いしておきたいと思っています。  そして、23ページ、先ほどから出ていたモバイルクレジットについてなんですけれども、クレジットカードを使っての収納については、先ほど口座振替を進めた方がいいということで、私もそちらの方がまだあれかなと思っているんですが、クレジットカードを進めていくということについてはかなり危険性も伴っていくのかなと思っていて、特に滞納しがちな方々とか、そういったところには、先ほど強制しないという話もあったんですが、この使い方については気をつけていただきたいというのを改めて考えますので、こちらについては重々気をつけていただきたいと思っております。この間、いろんな生活相談をほかの市の方からも受けているんですけれども、借金を重ねて自己破産していくというようなパターンが結構多いので、そういった多重債務のきっかけになるようなことにならないようにしていただきたいと思って、クレジットカードを使っていくということについては非常に危険な部分もあるのではないかと考えています。  それから、25ページのマイナンバーのところなんですが、窓口の対応職員の報酬と、あと事務費交付金というところなんですが、この事務費交付金というものについてを再度説明いただければと思っています。マイナンバーカードについては、小金井市としてはそんなに積極的に進めて、多少やっていたと思うんですけれども、今後そういった形で進めていこうとしているのかどうかの方向性については確認しておきたいと思います。  それから、27ページの新福祉会館についてなんですが、こちらの委員会の構成なんですが、第4条の方には社会教育の審議会なども入っているということもあるんですが、福祉会館の、特に多目的室とか、いろんな市民利用の場所については、これまでの計画の中でもかなり公民館の講座で使うというようなことがずっと言われていて、公民館本館がこの新福祉会館には入れないというような形になってしまってはいるんですけれども、ただ、公民館をどうするかということについては、まだ今、検討が進められていると思っておりますし、実際、講座としては使うことになるのかなと思っておりますので、公民館講座などの利用について、きちんとここで検討できるような形を取れるのかどうかを確認したいと思います。  策定項目のところを見ると、ナチュラルに利用料金に関する事項みたいに書いてあるんですけれども、公民館は基本は無料という形で行う社会教育の場だと思いますので、この利用料金に関するところはどのような形で関わってくるのかを確認したいと思います。  それから。39ページの小学校でのオリンピック・パラリンピックの教育推進校の講師謝礼というところが載っているんですが、こちらについて資料が添付されていて、こちらは留学生との交流とか、馬頭琴の演奏会とか、和太鼓とか三味線とかそういったことを緑小学校の方で企画していくということで、内容については、いろんな催しがなくなっていく中で、こういったことを行うのはいいのかなと思うんですが、目的というか、お金の元はオリンピック・パラリンピックの予算ということになるんですかね。やること自体と、その元になるものというものが、ちょっと私は何でもいいということではないのかなと思っていて、本当にオリンピック・パラリンピックをやるのかやらないのかも分からないような状況の中で、こういった形で進めていくことは、私はあまり子どもたちにとって本来はいい方向ではないのかなと思うんですが、こちらについての考え方をお伺いしたいと思います。 101 ◯水落財政課長 では最初に、今回の補正予算に新型コロナウイルス対策の経費が少ないというところでございます。新型コロナウイルス感染症対策につきましては、8月20日に開催しました臨時会でご議決いただいた第5回補正予算と、8月25日に送付をして今回ご審議いただいている第6回補正予算をセットで予算編成をさせていただいたものでございまして、緊急を要するものを第5回補正予算、それ以外のものを第6回補正予算として編成をし、総額約7億5,000万円の事業規模となるものでございます。影響の深刻化、長期化への対応等のため、今後さらなる対応も想定されるところでございますので、適時適切に対応してまいりたいと考えております。  続きまして、財政調整基金の積増しについてでございます。さらなる新型コロナウイルス感染症対策、新型コロナウイルス感染症の影響による市税収入の減収に加え、待機児解消と子育て環境の充実等の社会保障費の増等、山積する課題への対応も求められていることから、持続可能な財政基盤、市民サービスの維持向上を図るために、今回は財政調整基金に積増しを計らせていただいたものでございます。 102 ◯加藤市民課長 個人番号カード事務費交付金についてご質問いただきました。これにつきましては、個人番号カードを発行しております地方公共団体情報システム機構、J-LISというところでございますけれども、こちらがマイナンバーカードの交付等をしているところでございますけれども、こちらに支払う経費、これについて増額ということで、マイナンバーカードの発行件数が増えたということで、国の方で令和2年度第2次補正予算が令和2年6月10日に成立したことによりまして交付見込額が変更されたもので、今回の補正予算につながっておりまして、発行経費等についての金額となります。  あと、マイナンバーカードの関係でございますけれども、これにつきましては、私どもは総務省の方針に従って粛々と事務処理しているところでございます。 103 ◯林福祉会館等担当課長 (仮称)新福祉会館の多目的室を使用する公民館講座の関係のご質問でございます。新福祉会館の多目的室におきましては、現本館の公民館主催講座については開催していただく予定で考えております。主催事業になりますので、当然料金とかいった問題にはこの公民館の主催講座の場合は出てきませんので、そういった関係のことはございません。 104 ◯浜田指導室長 オリンピック・パラリンピックについてですけれども、まず現在のところ、東京都からは1年間延期するという発表ありましたけれども、その後、中止するということは聞いておりません。まず、オリンピック・パラリンピック教育の狙いなんですけれども、これはオリンピック・パラリンピックに限らず、東京の子が国際社会に貢献し、東京そして日本のさらなる発展の担い手となる人材を育成するという大きな狙いがございます。そのために都が100%出しているというものでございます。このアワード校と文化プログラムの方なんですけれども、この狙いとしましては、日本の伝統文化を勉強する、学習する、あるいは世界に目を向けて国際理解をしていくという、そういうような狙いでこのような取組をするというところでございます。 105 ◯片山委員 答えが出ていないのが幾つもあるような気がするんですが、最初の財政調整基金のところでは、ほかの自治体の新型コロナウイルス対策予算を把握しているかという質問をしております。  あと、新福祉会館のところでは、策定委員会に公民館関係などが入るのかということも聞いております。そこについての回答をお願いしたいと思います。 106 ◯水落財政課長 他市の把握でございます。把握というほどではございませんが、他市の新型コロナウイルス対策について、どういった補正をやっているのかというのは、場合によりですけれども、ホームページ等で見て確認はしているところでございます。 107 ◯林福祉会館等担当課長 策定委員会の関係でございます。社会教育というところは公民館関係の審議会を考えております。 108 ◯片山委員 財政調整基金への積立てなんですけれども、今、財政課長から説明はあったんですが、この第5回、第6回の補正予算を合わせているんだという説明はかなり無理があるのではないかなと思っておりまして、最初に臨時会を開かれる前に、市長からは多分3回に分けて新型コロナウイルス対策の予算を組みたいというような説明があったかなと思っておりまして、臨時会と今回の補正予算、そしてまた9月末という形でしっかりとした予算出てくるのかなと思っていたんですが、なぜここがこれなのかということについては、ちょっと説明にならないと思っています。ほかの議会の状況を聞いていますと、PCR検査の方にきちんと予算をつけるとか、いろんな形で市民の生活に負担がないような形の予算をつけていくというような施策を組んでいるところも多くあって、今回の財政調整基金に積み立てるということがあるのであれば、私はきちんと使っていくべきではないかと思っているんです。そういった考え方は持たなかったのかというのをお伺いしたいと思います。  それから、マイナンバーについてなんですけれども、こちらは回答があったのかないのかがちょっとよく分からないんですが、J-LISへの経費増ということで、これは国からの予算ということなんですよね。一般財源からの負担はないという形になるのかというのを確認したいのと、ただ、方向としては、小金井市として進めていこうという方向なのかというのを確認しておきたいと思っております。  それから、新福祉会館なんですけれども、こちらの方は公民館運営審議会を予定しているということではあるんですが、この使い方について、本館の主催講座だけということになるのか、あるいはほかの公民館利用者がどのように使えるのかということについても、きちんと議論の中で話し合っていただきたいと思っておりますので、こちらについても検討には入れていただきたいと思っておりますが、いかがでしょうか。  それから、オリンピック・パラリンピックイベントについてなんですけれども、中止ということがまだ決まってはいないかもしれないんですが、どのような形になるかがまだ分からないというような状態だと私は思っておりますので、そういった中で、どのように生徒たちに伝えていくのかなと考えております。日本の伝統芸能というか、国際交流という形で進めていくということについては、何らかこういったイベントというか、行っていくのはいいんですけれども、ただ、何の予算を使っていくのかということについては、私はよく考えながら進めていただきたいと思っていて、先生方がいろんな企画をしていくということについて否定することではないんですけれども、教育委員会として、子どもたちがいろんな行事がなくなっていく中で、いろんな行事を組み立てていくという方向については応援していただきたいと思いますが、ただ、どういったものを使ってもいいということではないのかなと私は考えておりますので、これは意見として申し上げております。 109 ◯西岡市長 新型コロナウイルス感染症対策における小金井市の予算措置などへの私の考え方でございます。まず、第1弾、第2弾では、総額13億1,300万円の対策予算を市議会の皆様方にご議決いただき、鋭意取り組んでおります。そして第3弾を策定いたしまして、第5回、第6回の補正予算に分け、総額7億5,100万円の予算を編成いたしまして、現在、第6回のご審議をいただいております。緊急対応方針ということでございましたので、8月20日の臨時会において、緊急を要するものについてはかなり事務作業進めさせていただきまして、市議会の皆様方にはご議決をいただきました。そして第3弾の残りの部分につきまして、第6回補正予算に計上したところでございます。そして、この新型コロナウイルス感染症対策はこれからずっと継続してきますので、当然のことながら第4弾の策定や第7回の補正予算ということが視野に入ってまいります。私としては、市議会の皆様方にも、事前の考え方として、臨時会の開催、当初予算の上程、そして定例会開会中においても、必要とあらば補正予算の上程も視野としては入っておりますし、そういう状況になれば、早い段階でご説明などもさせていただきたいということは申し上げました。現在、第4弾、あるいは必要な予算の様々な支援策の検討は引き続き行わせていただいております。現時点ではまだ明確な状況をお伝えできませんけれども、新型コロナウイルスの感染症対策は継続して取り組むべき課題となっております。  なお、今般は16億8,000万円の財政調整基金への積立てを計上させていただいております。これは大きくは、先ほど答弁がありましたが、来年度の予算編成や新型コロナウイルスの影響による税収減にしっかり備え、持続可能な財政状況を担保していく上で、私は、今般は他の基金への積増しというよりも、機動的である財政調整基金に可能な限り全額を積み立てるという方針で臨ませていただいております。しかし、これは税収減に対応するということだけではなくて、今後、新型コロナウイルス感染症の支援策などにも当然、必要とあらば財源措置をしていくための基金でもあります。これまでに約3億5,000万円の一般会計からの投入財源を措置させていただいておりますが、必要に応じまして対応をしっかり考えてまいりたいと、このように考えているところでございます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 110 ◯中谷福祉保健部長 福祉会館に関係する予算のお話の続きになろうかと思いますが、先ほど申し上げました、一定の積上げがあった形で、今回、関係のある市民の方々の声をお聞きしながら作っていこうということになります。一方で、庁内には庁内の検討委員会というのがございまして、そこには、子育ての部門それから高齢の部門、いわゆる福祉保健部と子ども家庭部、それから公民館含めた管理職の方に集まっていただいてという、そういう庁内検討委員会もあります。これまでの議論をもう一度リセットしてゼロからやるということではございませんので、一定積上げが出ているところを、例えば公民館で言えば、主催事業とかその後の講演事業とか、いろいろあるかと思う、自主的な活動もあると思うんですけれども、そういったもののいわゆる生涯学習社会教育活動については公民館の方で、もしくは生涯学習の方で一定の部局の考え方もありますので、そういったものを土台としながら、今回は庁内の方の体制もそこで固めていくという考え方をしっかりと整理していくのと併せて、使っていただく市民の方々にも理解を得られるような、そういう管理運営計画を作っていきたいということになります。それぞれ子育て部門、障がい児部門、高齢者の部門、それから生涯学習の部門、それぞれの使い方というのはみんないろいろ希望もあるし、それぞれぶつかるところもあろうかと思いますが、限られた社会資源になりますので、それを有効に使えるような、そういった総合的な視野でもって作っていきたいと思いますので、決して意見を取らないとかということではございませんが、一定の土台があるということだけはご認識いただければと思います。 111 ◯加藤市民課長 事業費交付金についての再度のご質問でございます。お見込みのとおり、この事業費につきましては、歳入の方で個人番号カード交付事業費補助金ということで、補助率10分の10ということで入っておりますので、お見込みのとおりでございます。  また、このマイナンバーカードにつきましては、先ほども申し上げましたけれども、総務省の方針に従いまして、また、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、マイナンバー法等の法令に従いまして、我々としては行政事務を進めてまいります。 112 ◯片山委員 市長から、今、一定の答弁があったんですけれども、来年度ということの、それは市長以外からも説明あったわけですが、そういった形での長期的な見通しというよりは、今の市民生活に対しての補填というか、今の市民生活はどうなっているかにもう少し目を向けていただきたいと思っております。  PCR検査についてはいろんな考え方があって、どのようにするかということについては検討が必要かもしれませんけれども、実際、自費で受けなければいけないという方も結構いらして、それが負担になったりもしているわけですよね。それをどうやって補填していくかというのは真剣に考えなければいけないと思うんですよ。今の社会状況の中では、そういう形で強制される部分もあるものですから、自分で負担していくということに対して、結構大変な思いされている方もいらっしゃいますし、また、収入減で大変な状況になっている方もまだまだたくさんいらっしゃいますので、今後については、住居確保給付金の申請なども恐らく増えていくということがほかの自治体でも聞いているところではあるので、小金井市でも今後どうなっていくかというのは長期的に見通しを立てていかなければならないと思っているので、私としては、住宅政策などをもう少し充実させるべきだとは考えていますけれども、そういったところでの先んじた施策を何かしら打っていくべきだったと思うんです。それは取りあえず財政調整基金に積み立てて税収減に備えるとか、次の対策のところで考えるということではなくて、9月補正のところで何らか方向を示していくということが本来は必要だったのではないかと考えておりますので、これについては意見として申し上げておきたいと思っております。ほかの自治体と見比べると、ちょっと見劣りがしてしまうなとは考えておりますので。  ほかの件については、マイナンバーについては、国のそういった方向があるのは分かるんですけれども、非常に問題が大きいもの、情報漏えいなど問題も大きいということもありますので、慎重にしていっていただきたいと私は考えております。  そして、新福祉会館の方向についてなんですけれども、全体がまだどうなるかというのが、公民館運営審議会も多分明日あるんですかね、全体がまだ定まってない部分もあるかもしれませんけれども、市民利用がしづらくなっていくような方向にはしてほしくないと考えているところです。利用料金というところが非常に引っかかるところもありますし、また、今、部長がおっしゃったように、いろんな利用の形態というか、何か混み合ってくるような話があるわけなんですが、当初は、元にある福祉会館の代替の場所が必要であるということが基本だったとは思っておりますので、今、いろんな新しいものが入ってきて、新しい福祉会館という考え方になってきてはいるんですけれども、もともとの福祉会館、旧福祉会館で使われていた市民の利用の在り方というのも念頭に置きながら、管理の計画についても作っていただきたいと私は考えておりますので、これは意見として申し上げておきます。 113 ◯水上委員 何点か手短に質問したいと思います。まず、21ページの財政調整基金は、総括質疑の中で今後の財政運営含めてお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いします。  27ページの(仮称)新福祉会館に要する経費の管理運営計画なんですが、この点については、既にもう素案ができていて、平成30年7月に素案ができているんです。基本方針も示されていて、素案の中では、利用料金についても小金井市の受益者負担基準に基づいて考えるという話になっていて、各施設の時間も9時から5時みたいな形で、ほぼ決まっている中身なんですよ。管理運営計画については、積み上げてきて、これから丁寧にやりたいという話なんだけれども、僕はちょっと納得いきません。今の話を聞く限りでは、多目的室の利用に関する検討委員会みたいな形ではないですか。だから、管理運営計画を策定するというんだったら、一から議論はしないと言っているんだけれども、小金井市の素案も含めて、もう一度再検討してもらうということをぜひ図っていただきたいと思うんですが、この点どうかということです。  先ほど来、庁舎と福祉会館を一体的に維持管理するという話をされているんだけれども、意味がよく分からないんです。まず、旧福祉会館は指定管理だったと思うんですが、今回、福祉会館と庁舎は一体という話になっているんですけれども、どういう指定管理にするのか。どういう扱いになっていくんでしょうか。一体的管理とはどういうことなんですか。福祉会館と庁舎も、清掃なんかも全部同じ人たちがやっていくということなのか。よく分からないので、福祉会館の管理運営計画を作って、それが庁舎と一体的な維持管理なんだと、よく分からないので、その辺を具体的に説明いただきたいと思います。  多目的室の利用についての議論をしていくということなんですけれども、今、議論になったように、公民館の扱いなんですよ。公民館という小金井市の施設があるわけでしょう。それが多目的室も利用できるという話になっていて、主催事業などもそこでやっていくという話になっているんだけれども、公民館の中間報告を見ると、多目的室で利用できると僕らは見たんだけれども、でもまだ決まってないわけでしょう、どう使えるのか。だから、公民館の運営審議会から1人委員が入るからよしとするのではなくて、公民館の意向をきちんと反映できるような仕組みを作る必要があると思うんですよ。その点、どのように考えているのか明確にお答えいただけないでしょうか。この点、ちょっとよく分かりませんので、もう少し具体的にお答えいただきたいと思います。  あと、31ページの各種がん検診に関する経費が出ておりますけれども、これは資料が出ていまして、この間のがん検診の状況が出ているんですが、胃がん、肺がん、大腸がん、子宮がんについては、対象者数が年々伸びているにもかかわらず、受診者の数は減っているという状況になっていますが、この状況について、なぜこうなっているのか。どのように考えているのか、ちょっと伺っておきたいと思います。  次に、同じく31ページの新型コロナウイルス感染対策基金積立金なんですが、これは7月1日から既に施行されている条例なんですが、今の答弁聞く限りでは、何を積むのか、何のために使うのかというのは今後の協議だという話になっているんです。僕はちょっと理解できないんですよ。基金条例では、基金として積み立てる額は次に掲げるものとするということで、毎年度、一般会計歳入歳出予算で定める額、新型コロナウイルス感染症対策のために寄せられた寄附金、だから、要するに補正予算の中で小金井市の姿勢を示すということで、基金に何億円か繰越金から積んでいくということも考えられたはずなんだけれども、まだこれからの検討だという話になっているわけでしょう。この第7条のところで、この条例で定めるものを除くほか、基金の管理及び処分に関し必要な事項は市長が別に定めるということになっているから、結局これが全く定まっていないんのではないかと思わざるを得ないんですけれども、条例の規則であるとか、別に定めるというものについてはどういう検討状況なんですか、これはもう7月1日から施行されているのに、まだこれからの検討だというのは僕は納得いかないです。議会が勝手に作ったから、議会と相談してみたいな形になっているのかと思わざるを得ないので、状況がどのようになっているのか伺いたいと思います。だから、クラウドファンディングで入ってきたお金と基金に積むお金というのは何か違うわけですね。同じコロナウイルス対策に使ってもらいたいということなんだろうけれども、クラウドファンディングは医療や福祉関係ということだから、基金には積めないということなのかもしれませんけれども、ちょっとよく分からないので、この基金条例に対する対応について伺いたいということです。  33ページの塵芥処理に要する経費のところで、これは中間処理場に関する不燃系ごみなどの搬出量が増えているということはよく分かりました。新型コロナウイルスの影響でこうなっていると。新たなその委託先も開拓しなければいけない事態になっているというようなことだと思うんですが、新しい生活様式と言われて、テイクアウトとか自宅で過ごす人が増えてきているということだと思うんですが、これは一過性のものではなくて、今後も続いてくるものだと私は思うんです。そう考えたときに、ごみを減量していくということを考えると、排出者責任を問う必要があると思うんです。例えばコンビニなんかでお弁当を買ったりすると、結構なプラスチックごみが出ますよね。そういうの家庭で食べて、ごみが増えるということもあると思うので、だから小金井市だけではできないかもしれないんだけれども、企業や製造者に対して、排出者責任として不燃系ごみなどを減らしていくということについては、小金井市としてもぜひ働きかけるなど、努力をしてもらいたいと要望しておきたいんですが、この点いかがでしょうか。  あと、41ページの学校運営に要する経費のところで、特別支援教室に関する問題で伺いたいんですが、今、小学校全校に特別支援教室ができて、これから中学校で特別支援教室を設置していくということになると思うんですが、各中学校で作られる特別支援教室というのは、きちんとしたいわゆる教室みたいなところでやるという理解でいいのか。エアコンとかの設置がきちんとされているのかどうか。確認しておきたいと思うんです。普通教室と特別教室には基本的についているんだけれども、少人数学習とかやるところはまだエアコンがついていないという状況もあると思われますので、特別支援教室について、新たに設置される中学校はどうなるのか。この点、確認しておきたいと思います。  特別支援教室については、通級や固定級と違って、専門的な職員や教員がなかなか配置できないというところが一つの問題、課題だったと思うんですが、中学校の新しい特別支援教室では、専門的な教員とか支援員などがどういう配置になっていくのか。現状、分かっていたらお願いしたいと思います。 114 ◯中谷福祉保健部長 1点目の新福祉会館の管理運営計画に関する予算の関係でございます。管理の話が出てございました。一体管理というようなことも出てございますが、実際、新福祉会館については先行竣工という形で、先に建物を供用するという形になって、それが、仮使用という言葉になるのかなという思いもあるんですけれども、実際に使われるようになったときには、市民の利用に供しますので、一定管理をするというのは必然として何かしらやらなければいけないというのは、そういう理解はいただけると思います。  建物については、例えば電気の設備とかそういったものについては庁舎と共用されるとなるというのも、これもご案内のとおりになります。私どもは、供用させるときには、まずはどうやって建物を管理してもらうのかということで、昔の福祉会館であれば指定管理制度を活用することもできますが、当面、今の考え方でいくと、例えばそれは委託業務でやるのかという話も出るかもしれません。ただ、庁舎自体は指定管理者制度というのは使うことはできませんとなっております。したがって、一体管理をするときに、それが供用できるようになった時にどのような管理が一番効率的になるかというのは、その時点、時点で一番、必要に迫られたときにしっかりと考えるという形になるしかないというのが管理の考え方になります。  また一方で、公民館の話でございますが、これは今、委員の方からの方からお話ありました公民館運営審議会の方でしょうか、また継続して協議されていると思います。私が先ほど話をさせてもらいましたけれども、公民館の館長の方にも庁内の検討委員会に来てもらっていますので、そういった議論の中身も含めて我々の事務局の方にはフィードバックをしていただきたいし、説明については、関係の皆様にもそういったセクションごとにしていただくということは、これはお互いにやっていただくことが必要になりますので、それは期待したいと思います。  それから、最後になります、管理の計画についてですけれども、例えば清掃関連施設とか、外構の整備とか、そういった工事に伴うものも、福祉会館が先行竣工して、先に使う時に、まだ幾つか与条件が変わるような話もあるのではないかと懸念をしております。そういったときに、実際にもう市民の方が使い始めますので、実際の開館時間をいつにするとか、曜日についても、仮使用のときと本使用みたいな形が本当にどうなのかというのもより具体的になるので、検討する必要のある項目ではないかと思っていますので、最後の詰めといいますか、使い方について、実際に利用される市民、団体の声を聞いて、また、事務局の方では工事日程なり、そういったものも分かりますので、それも共用しながら、まずは仮使用といいますか、先に使うところの管理運営計画というのをしっかり決めていきたいという趣旨になりますので、大変申し訳ないんですが、そのように理解をしていただければと思います。 115 ◯石原健康課長 がん検診の受診率動向でございます。令和元年度については、1月、2月、3月は不要不急の診療などについては控えていくようにというような、そういった社会情勢もございましたので、そういった中で、がん検診の方は継続して行っていたところでございますけれども、受診の申込みをした方から、少し外出を控えたいのでキャンセルさせてほしいというような、そういった動向などもあって、令和元年度については総じて受診者数は減っているのかなと思ってございます。  また、全体通しての受診傾向でございますけれども、新たながん検診の大きな周知方法などで、思い切った改革などもちょっと取れていない中で、じりじり下がっているような状況かなと分析しております。 116 ◯西岡市長 新型コロナウイルス感染症対策基金の在り方についてでございます。まず、今般、補正予算におきましては、議会の皆様方のご判断によって行われた報酬減、それから理事者3名分の給与減、そして、がんばれ小金井寄附金の中で、新型コロナウイルス対策に使っていただきたいというチェック項目がございまして、そこで新型コロナウイルス対策に使っていただきたいということで頂いたご寄附、こういったものなど含めまして、予算としては290万4,000円を想定させていただいているものでございます。そして、先ほどもご意見等がございましたが、また今後も新たな議会の皆様方からのご意思が示されるような可能性もあると伺っております。  まず、16億8,000万円につきましては、今後の財政や、また今後の新型コロナウイルス対策など、総合的に判断いたしまして、財政調整基金に積み増すという判断をさせていただきました。新型コロナウイルス感染症対策基金につきましては、市議会の皆様方によって設定された基金でございますので、市議会の皆様方から今日出ているようなご意見というものも拝聴させていただいております。  一方、新型コロナウイルス関係の予算、現時点では緊急を要するものが非常に多く、そして感染症対策ということで、必要な予算については順次、国や都の予算や財政調整基金など取り崩しながら対策を打っているところでございます。この感染症対策基金というものは、私の思いとしては、長期間保有するような性格のものではないのかなと思っております。そういう意味からも、まずは今回はっきり確定できるもの、考え方として基金に積み増しができるものについて初めて計上させていただいたものでございます。私としては、今後ご議決をいただければ、市議会の皆様方の総意といいましょうか、お考えをご相談させていただくような機会も頂きながら、適切にこの予算執行につなげてまいりたいと、現時点ではそのように考えているところでございます。 117 ◯深澤ごみ対策課長 それでは、排出者責任の関係でご質問いただきました。今年の3月に、小金井市一般廃棄物処理基本計画を策定させていただいた中に、事業者自らの責任による法令を遵守した適正処理の支援と推進という強化項目がございます。拡大生産者責任の原則に基づきまして、生産者が環境負荷の低い製品開発を行い、適正処理の困難な廃棄物などについて自ら適切な回収、リサイクルを行うシステムを構築していただきたいと考えています。本市のみならず、ほかの自治体とも連携を図ったり、国や都に働きかけを行っていきたいと考えているところです。 118 ◯丸山統括指導主事 水上議員のご質問の特別支援教室についてのご質問が2点ありました。1点目は、設置予定の教室にエアコンの設備はついているのかというような質問でした。今回、学校現場への視察とヒアリングを重ねて、全校、来年度から実施する特別支援教室においてはエアコンを設置いたします。また、教室の環境ですけれども、簡易カーテン等ではなくて、仕切り、パーテーション等を活用した、仕切りを使って個別学習の実施を行ってまいります。  2点目の専門的な職員や教員の配置ができない現状があり、どういう配置になっていくのかというようなご質問がありました。現在、緑中学校の通級指導教員、専門的な経験を持った教員が、来年度も巡回指導教員として活躍していただくことになっております。また、外部の職員といたしましては、臨床発達心理士が派遣され、巡回指導のサポートに入ってもらいます。また、事務的なことを行う特別支援教室の専門非常勤職員の方も全校に配置する予定となっております。 119 ◯水上委員 福祉会館の管理運営計画策定なんですけれども、福祉会館が先行的に使用されることになりますよね。そのための管理運営計画だと理解でいいんですか。今、そのように聞こえたんですけれども、先行して福祉会館ができるので、その管理をどうするのかというのを管理運営計画の中で作っていくと。新福祉会館、新庁舎と一体の建物になった時には、またどうやるのかというのを考えると聞こえたんですけれども、そういう理解でいいのかどうか確認しておきたいと思うんです。  運用については、多目的室をどうするのかという、要するに利用料金どうするかとか、予約の仕方をどうするかとか、そういうことを議論していくというような先ほどの答弁だったと思うんです。そういうことですよね。それ以外に何かあるんだったら教えてもらいたいんですが、公民館運営審議会と公民館サイドの職員も入るので、その情報は伝わってくるだろうということだと思うんですけれども、この辺はしっかりやってもらいたいと思うんですよ。業務委託みたいな形で予約システムなんかを作っていくという考えなんですか。そうなってくると、公民館が優先使用できるということになったりとか、公民館は公民館の予約システムありますよね。そういうものとの整合性をきちんと取らなければいけないではないですか。そういう部分について、小金井市としてきちんと整理をつけておかないと、議論してくださいということにはならないと思うので、公民館との関係はきちんと整理がつくようにぜひ努力してもらいたいと考えているんですけれども、ぜひご検討いただきたいと思います。  一体的な管理ということ、維持管理と言ったのは、だから当面は福祉会館の先行竣工で福祉会館を考えると。やがて一体の建物になったときにまた考えていくという2段階なんだという話だったんだけれども、一体的管理ということについては、指定管理はなじまないわけですよね。今まで福祉会館は指定管理でやってもらっていたのは、一体の建物になると指定管理は難しいということになってくると、どういうものが想定されるんでしょうか。今、この市役所本庁舎は守衛室がありますよね。それが、施設管理室と図面にも出ていますけれども、そういう形で残っていくという議論は市役所内部でされているのかどうか。その辺がよく分からないんですけれども、一体的建物になったときにどうなるかみたいなことのイメージは何か持たれていたら、ちょっと伺いたいと思うんですが、この点はいかがでしょうか。  あと、がん検診のことなんですが、受診者数が毎年減ってきているんです。対象者が増えているのに、受診者が減ってきているんですよ。思い切った改革が進んでいないと言うんだけれども、何のために有料化したんですか。僕らは有料化そのものは反対したけれども、大腸がんなどは受診を伸ばすための対策を打つんだと言ってきたけれども、下がっているではないです。胃がんだって、肺がんだって有料化されてきたわけでしょう。だから、ほかの市も有料化しているという話があったんだけれども、ほかの市は、伸びているところは一生懸命努力されているんですよ。広報したり、ポスターを作ったりとか、そういう努力が不足しているということだと思うので、持病を持っている方が今、新型コロナウイルスの中では危険性が高いとも言われているので、緊急対応方針で、例えばがん検診の有料化をやめるとか、有料化してこういう状況なわけだから、無料に戻すということをぜひご検討いただきたい。あまり細かく聞いてもしようがないので、要望しておきたいと思うんですが、いかがでしょうか。  基金について僕が聞いたのは、市長が別に定めるという、その具体的な中身について、もう検討されて、できているんですかということを聞いているので、規則なり、そういうものができているのかどうか。きちんとお答えいただきたいということなんです。どうも議会の意見を聞いてみたいな、議会で作ったものだからみたいな話はちょっと納得いかないんですよ。7月1日からもう施行されているんですから。これから話を聞いて、何か運用を決めるみたいな話にはならないではないです。ちょっとよく分からないので、市長が別に定める中身について、きちんと決まっているのかどうか。ちょっと具体的に教えてもらいたいと思います。  ごみの問題については分かりましたけれども、さらに、コロナ後の社会とも言われていますから、排出者責任、もっと頑張っていっていただきたい。国、東京都含めて努力していただきたいということを申し上げておきたいと思います。  特別支援教室については分かりました。巡回で回っていらっしゃるのはよく分かるんですけれども、万全な体制を作れるように、今後とも努力していただきたいということは意見として申し上げておきたいと思います。 120 ◯紀委員長 質疑の途中でございますが、3時休憩としたいと思います。         午後3時休憩      ────────────        午後3時29分開議 121 ◯紀委員長 再開いたします。 122 ◯中谷福祉保健部長 答弁させていただきます。水上委員の質問でございます。繰り返しの部分もあると思うんですが、ちょっと説明が足りなくて大変申し訳ございませんでした。管理運営の今回の計画については、先ほど来、言いました、ある程度土台がある中で、それにしっかりと市民の声、関係者の声を聞きながら、竣工に向けて供用開始がスムーズにできるようにということで今回は計上させていただいてございます。期間的には庁舎よりも1年1か月ほど早くできるということになりますので、その間、スムーズに管理運営できるようにという形になっております。ご指摘のとおり、いろんな考え方がある中で、ある程度小金井市の考え方というのを示していかないとなかなか話は進まないと思いますので、その点についてはしっかりと努力させていただいて、提案できるようにしてまいりたいと思います。  一体管理についてのご懸念、確かによく分かります。今現在、不確定な要素もございますが、繰り返しになりますが、まずは先に福祉会館を市民と一緒に使わせていただいて、その後、庁舎ができたときに、改めて効率的な管理運営というのもその時点でしっかりと考え直す時期が来るだろうということになります。今、全ての疑問に対してここで答えるというのはなかなか厳しい面がございますので、できる限り議会の方には細かく報告をしながら進めてまいりたいと思います。 123 ◯石原健康課長 がん検診の今後でございますけれども、本年度、令和2年度の話にはなりますけれども、今まで免除であった生活保護世帯に加えて、非課税世帯も償還払いで自己負担額の払戻しをするような施策も今年度取り組んでまいります。そういったことを通じて、がん検診の有効性を周知してまいりたいと考えてございます。 124 ◯西岡市長 資金についてでございます。委員ご指摘の規則につきましては、まだ制定してございません。所管する課につきましては、健康課と定めさせていただきました。  290万4,000円、この基金に積ませていただく財源につきましては、今般、議会にお示しをさせていただいている第6回補正予算のとおりでございます。今後の運用の在り方などにつきましては、私としては市議会の皆様方とご相談をさせていただきながら検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。 125 ◯水上委員 新福祉会館の管理運営計画なんですけれども、先行竣工するから、まず作らなければいけないという話なんだろうけれども、ただ、庁舎と新福祉会館、複合施設という話だから、本来は一体なものとしての考え方をある程度持って、その上で福祉会館をどうするかというのが本来の筋ではないかと思うんです。福祉会館をまず作っておいて、庁舎はまだ全然何も分かりませんということになっているわけだから、管理運営計画の作り方としてはちょっと問題があると言わざるを得ないです。福祉会館をまず作っておいて、それから庁舎は庁舎だと。一緒になったときにまた考えるというのは、ちょっと僕は納得はいかないです。  公民館との関係なんですけれども、公民館の中長期計画は今年度策定されるということになっていますから、ただ、策定委員会も始まっていくわけでしょう。計画で言うと6回だったですかね。だから、管理運営計画自身ももしスケジュールどおりできたとしても、何回かもう議論が進んでいるという話になっているわけだから、公民館の利用の仕方については最大限尊重するという形にしてもらいたいと思います。企画実行委員会を行うその部屋がどこになるのかとか、ミーティングルームとか、会議室とか、庁舎の側にできるのかもしれないけれども、そういうものも含めて公民館の意向を最大限尊重してもらいたいということは要求しておきたいと思います。また明日、庁舎及び福祉会館建設等調査特別委員会があるので、議論していただけることになるとは思うんですけれども、業務委託でやっていくのか、どのようになるのか。福祉会館をまず決めてから、庁舎がそれに合わせていくことになるのか。よく分かりませんけれども、そういうことで意見として述べておきたいと思います。  あと、がん検診は、ぜひ無料化含めて拡充の方向で考えてもらいたいと思います。  基金なんですけれども、結局、規則とかそういうものはまだ全く作っていないわけですよね。先ほど来の市長の答弁で言うと、議会と相談しながら決めていきたいと。どういうものを入れて、どのように出していくのかということについても今後の協議なんだという話なわけだから、7月1日から施行されているので、そういうことであれば、もっと早く議会と調整するとか、具体的な規則を作るとかということを私はぜひやってもらいたかったと思うんです。僕らとしては、それぞれ議員がどう思っているか知らないけれども、基金条例見ると、新型コロナウイルス対策のためのお金を積んでいくというわけだから、例えば、今回でも1億円なり2億円なり何らか積むということだって、市民に対して小金井市が新型コロナウイルス対策をこのように進めていくつもりなんだという姿勢を示す上でも必要だったのではないかと僕は思っていたんだけれども、その認識と市長の認識がちょっと違っているということが今回分かりました。だから、せっかく基金条例ができたわけだから、今後の運用について、もし議会の意見を聞いて進めたいということであれば、早急にそういう対応してもらいたいし、基金条例を生かしていくということをぜひ今後具体化していただきたいということを要求しておきたいと思います。 126 ◯田頭委員 それでは、重ならないところで伺ってまいります。3点です。最初が19ページのクラウドファンディング、それから33ページの塵芥処理に関する経費と、それから27ページの新福祉会館の管理運営計画で伺います。  最初にクラウドファンディングです。今回、自治体がクラウドファンディングに挑んだということは、私はこれは大きく評価したい、意欲は買いたいと思っています。しかしながら、質疑でもありましたように、クラウドファンディングが果たして適切だったのかどうかというところ、今回は新型コロナウイルスというところが目的ではっきりとしていますので、そういうところは、基金の活用なども、今回新しく議会の方でも、また市長や副市長をはじめ、部局の努力などもありますので、そういった活用も生かすというところをどの程度ご比較検証した中で、このクラウドファンディングと決定されたのかというところを確認したいと思います。  12%の手数料がかかるわけなんですが、この中介助者や募集の仕方によって、満額集まったら成立するのか、それとも手前でも成立するのかなどによって手数料も変わると、私もちょっとこの間、関わった経過がありますので、確認しているところなんです。何種類ぐらいのタイプを検討し、そして、今回はふるさと納税を扱っている業者というところで、契約料がかからないというところも含めて決定されたというわけなんですけれども、その辺りの比較検討した状況を確認しておきたいと思います。
     それから33ページの塵芥処理についてです。資料を拝見していて、乾電池処理委託料が非常に増えているというところがあったり、また、排出量も全体的に増えているという、乾電池や廃プラ、蛍光管、鉄くず、不燃ごみ、粗大ごみ、みんな増えてはいるんですね。こういった中で、今回この質問しなければいけないと思ったのは、可燃ごみ処理施設から水銀が検出されたことありました。これは乾電池などに含まれているものが、燃やすごみとして入ってしまったということになるわけです。ですので、今後決して入らないようにというところで、市の方としては有害ごみの分別を呼びかけていく方向なのかというところをまず確認しておきたいと思います。  ホームページでは有害ごみの分別と載っているんですけれども、これは去年の7月の更新になっていて、水銀が検出された事故の後ではないんですよね。こういう事故にもつながりかねないような非常に大きな問題なんだということを市民にもお知らせした上で、きちんと分別するように、こういう呼びかけが必要だと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。それを1問目で聞きます。  それから、27ページの新福祉会館の管理運営計画は、今回この策定委員会は4回と聞いています。これはなぜ4回なんでしょうか。この4回は、最終がいつなのかということ、それぞれがどういう計画、スケジュールでこの4回と決められているのか。中身について伺いたいと思います。  先ほどから、これはゼロベースではなくて、これまで積み上げてきたものを基にして今後の管理運営について、特に多目的室の利用ですか、有料化とか減免とか、そういったことが議論の中心になると言われていますが、その議論の一つにしても、もしかして今後、社会教育施設の有料化ということも検討されている状況の中で、これがどうなるのかまだ分からない現状です。これについては水上委員からも公民館運営審議会の議論をしっかりと生かすということが言われましたが、この社会教育施設の減免の制度と一般の公共施設、集会施設の減免の在り方と、現状また違うわけですよね。有料と無料の施設ですから。今後のそういう細かい説明とか方向性の確認などは、学習会などを開いてしっかりと行っていくべきなのではないでしょう。私は4回では不足だと思うんですけれども、この根拠を伺いたいと思います。  それから、構成のメンバーの中に、公民館は公民館運営審議会を考えていると言われましたが、それぞれほかのも推薦母体は考えているんでしょうか。例えば、市民協働の推進協議会でしたか、そういう組織があったり、それから子ども家庭支援センターの方も子ども家庭支援センターの利用者運営連絡会だったか、というようないろいろ組織があると思いますが、具体的に推薦を出すと考えているんでしょう。構成メンバーの内容を確認させていただきたいと思う。 127 ◯堤行政経営担当課長 クラウドファンディングについてご質問いただきました。基金の活用等も含めて、どの程度比較検討されたのかというのが1問目だと思います。新型コロナウイルス感染症に対する対策としては、長期化、深刻化が懸念される中で、一般財源それから補助金等、それから基金等といった幾つかの財源が考えられるところでございますが、長期化、深刻化が考えられる中、先ほどまでもご答弁してまいりましたが、市内外の方々のお気持ちとお金というのを一つに集めてお届けするという、多様な財源、考え方というのが必要だと思っていますので、その中でこのクラウドファンディングの活用というのが必要だという考え方になります。  それから委託料の部分なんですが、まず一般のクラウドファンリングと自治体が実施するクラウドファンディングの違いということで言うと、一般のクラウドファンディングは目標額に達成しないと返金するというのが一つで、成功報酬的な手数料体系になっていると思います。ふるさと納税で活用できることもございますので、自治体としては寄附金を返還できません。ですので、目標額に達しなくても最大限実施していくというのが趣旨になります。ですので、委託料の体系としても一律12%となっているところでございます。  クラウドファンディングの中でも何社か、ふるさと納税もありますが、見積りとかを詳しく取っているわけではないんですけれども、以前検討した時も、クレジットカードで決済できるわけなんですが、その決済の仕組みも、一段階前で、2か月前とかに契約をして、そのための経費をちゃんと支出しておいてからでないと、サイトの契約をしてホームページの作成とかに入れない。そういう意味で、初期費用と、あと何か月という単位で時間を余計に要することになります。そういう意味でも、現在、がんばれ小金井寄附金で活用しているさとふるの方でやっていくのがスピーディーであり、また初期費用を抑えられるという考え方です。 128 ◯深澤ごみ対策課長 それでは、浅川清流環境組合において水銀の濃度が公害防止基準値を超えたという件でお問合せいただいていると思っています。ご承知のとおり、二度にわたりまして公害防止基準値を超える水銀濃度が検出されたということで、原因は、可燃ごみの中に水銀が混入していたということでして、実際何が入っていたかまでは、電池かどうかも分かりませんし、体温計かもしれませんが、そういうのは分かってないんですが、水銀の混入があったということだけ原因として認識しているところです。  この件につきましては、構成市の日野市、国分寺市及び本市としましては3市とも重く受け止めておりまして、その後、何度か3市で協議をさせていただきました。一つとしては、市報やホームページには定期的に、継続的に掲載していくということで周知徹底を図っていくということを一つ挙げています。本市では、そのほかにTwitterや分別アプリも載せさせていただいています。水銀の件につきましては、市報8月1日号及び9月15日号の特集号でも有害ごみのご案内をさせていただいているところです。  2つ目は、搬入事業者への搬入物検査の実施ということで、抜き打ちで搬入検査をやるということを考えています。実際に8月に一度、浅川清流環境組合におきまして抜き打ちの搬入物検査をさせていただきました。結果的に、そのときには水銀を含むものは見つけられなかったんですが、ただ、不適切なものが混入していた例もありますので、今後、搬入事業者への継続的な指導も含めまして、定期的に抜き打ちの搬入物検査をしていきたいと思っております。  それから、今後検討されているのが、日野市からご提案がありまして、水銀を含む、例えば体温計や血圧計につきまして、キャンペーンみたいに期間を限定して回収を強化するというようなお話も頂いていまして、そのような形で何かキャンペーンをして、今回二度起きました水銀濃度が超えるような事象を避けるためにも、今後も3市連携して様々な取組をやっていきたいと思っているところです。 129 ◯林福祉会館等担当課長 それでは、新福祉会館の管理運営計画についてのご質問です。まず、スケジュールについてご説明いたします。今年度、11月から来年3月までの間に4回予定しております。内容としましては、資料でお出ししました主な策定項目というところになりますけれども、そのうち前半では、先ほどからお話ししておりますけれども、貸出しの諸室の利用の関係で、紹介者団体等の優先予約の関係、それから後半では利用料金、減免等の関係、こちらの方を検討していく予定で今のところ考えております。  予算説明資料の方でスケジュールをお出ししておりますけれども、来年度も7月まで予定しておりまして、今のところ2回を予定しております。今年度については検討項目の検討をしまして、それから令和3年度は案文を調整して、計画を作成して、市民説明会、パブリックコメント等に臨んでいきたいという考えです。  それから、策定委員会の内訳というお話でしたけれども、こちらにつきましては、福祉関係につきましては障がい者の関係の協議会、子ども関係の会議、それから高齢者については高齢者の団体を予定しておりまして、公民館については公民館運営審議会になるかなと考えておりますし、市民協働の方も市民協働の推進委員会を今のところ予定しております。まだ要綱も予算もこういう状況ですので、推薦依頼等はまだできていませんので、今は予定というところでお答えさせていただきます。 130 ◯田頭委員 まず、クラウドファンディングについての検討状況は分かりました。自治体の方は一律というところで、12%と決まっているというところが確認できましたので、であれば、見積りを取らなかったというところはそういうことなのかなと分かります。  あとは、市民の方に広くお伝えしたかった、広報性をすごく重視されて、一緒になって取り組んでいくという形を作りたかったということで、これは分かるんです。思いはすごく理解できるところではあります。ただし、これまで議論の中でありましたように、議会でも、また市長部局でも一定の努力がありますので、これを生かすという方向もきちんと考えていただきたいというところで、これは意見だけ述べておきます。  それから、2点目の塵芥処理の部分で、浅川清流環境組合において水銀が出てしまったということに対しての状況と、それからやっていかれるところは分かりました。搬入業者に抜き打ち検査をするということは、これは有効だと思いますし、また、市民の方にはTwitterなども使って広報していくというところ、これはもちろん重要です。有害ごみがありますということだけではなくて、水銀が燃やすごみに混ざってしまうということが、そこが非常に危ないんだということを、その危険性をきちんと伝えていただきたいと思います。私たちも視察に行かせていただいて、水銀というのは本当に恐ろしいものだということが重々分かりましたし、全国で1か所しか処理していませんのでね。そこは適切に行っていただく必要がありますので、それは分かりやすく広報していただきたい。そういった意味で、水銀が含まれる有害物というのはどういうものがあるのかというところです。それは乾電池だけではなくて、今、おっしゃったように、血圧計とか体温計というところだと思いますが、そこも別途、分かりやすく、水銀が含まれるものとして分かりやすく出していただきたいと思っています。水銀が検出されたことについてはこれで分かりました。  ただし、有害ごみの処理については、流れがいま一つ分からないところがあるんですが、今、搬入業者の抜き打ち検査と言われましたけれども、浅川清流環境組合に運んでいく搬入業者というのは何社ぐらいあるんでしょうか。可燃ごみとそれ以外の部分もあると思いますので、それも含めてお答えいただきたい。今回、資料に出ている廃プラ運搬委託料と不燃ごみ運搬委託料というのがあるんですけれども、この四つの運搬される、その運搬先、最終的にどこに運ぶのかということです。これは先ほど業者さんの所在地は分かったんですけれども、目的地はどこまで持ってかれているのかということを確認しておきたいと思います。ですので、これは中間処理場で収集され、そしてその後、分別されて最終処理場に行くんだと思うんですけれども、その流れを確認したいという意味です。  それから、最後の福祉会館については、今年度は4回だけれども、来年度で2回の策定委員会を考えているということでよろしかったでしょうか。であればというか、今回は多目的室の利用についての意見を伺いながら決めていきたいというところでありますが、この中では、施設内における機能連携、ここのところが重要だと思っています。多機能があるわけだから、それぞれの機能がどういう働きをしているのかは、一度市内の各施設を視察するなどして現地を確認していただく。こういった手続も必要ではないでしょうか。本当ならば、各施設の在り方についての学習会などもきちんと行った上でと要望したいところですけれども、専門家も入れて、今回この予算を見ると、専門家の予算やコンサルなどの予算はついてないようなので、恐らくこれは市民の方と担当の部局の方たちが一緒に作っていくということだと思いますが、きちんとこの経過を踏まえて、ゼロから始めたわけではないだけに、これまでどういう検討があったのかというところを、現状を確認しながら、今後の新しい機能というところのイメージが持てるように、まずは現地視察を行っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 131 ◯深澤ごみ対策課長 田頭委員の2問目にお答えさせていただきます。浅川清流環境組合の方に搬入されてくる業者につきましてですが、家庭系のごみにつきましては1社でございます。事業系のごみがつきましては、数がいろいろ入れ替わりますので、約20社程度ということ。それから、プラスチックの残渣につきましては1社という形になっています。 132 ◯花野中間処理場担当課長 不燃ごみの運搬の方なんですが、こちらの方につきましては、浅川清流環境組合への搬入というのはルート的にどこにもございませんので、そのように答弁させていただきます。 133 ◯林福祉会館等担当課長 施設の視察ということでございます。これまでも市内の各施設それから市外の類似施設等も幾つか視察というか、行っているところでございますけれども、これからも必要に応じて行ってみたいと思っております。 134 ◯田頭委員 塵芥処理費についてであります。浅川清流環境組合に入っていくというところの流れは確認できました。プラ系は一緒だけれども、事業系が20社ですか。事業系ごみを扱ってくださる方たちが20社もあるということですので、これは抜き打ち検査も大変だとは思いますが、これは浅川清流環境組合の処理施設での抜き打ち検査するんですか。今後、中間処理場辺りでということにはならないんですか。その辺だけ確認しておきたいと思います。  塵芥処理の中で、プラスチック、いろいろ経費が出ているわけなんですが、先ほど資源物については拡大生産者責任、これをしっかりともっと周知するべきだということがありまして、それはまさにそのとおりだと考えています。平成30年度の清掃事業の概要でも、拠点回収の場所が25ページにざっと市内のいろんな業者、OKストアとかマルエツとか、あるいは公共施設、婦人会館や小学校などが出ているわけなんですが、その中で気になったのがペットボトルの回収拠点です。これは黒丸と白丸があって、白丸は回収箱を設置して市が収集しているわけです。黒丸は独自のルートで処分していますと。つまり、黒丸のところは拡大生産者責任で販売事業者と製造者とで処理費用を負担していますという意味になります、ということでよろしいのかどうかの確認です。  今月9月15日号の市報には、リサイクル特集で、ペットボトル20リットルの処理費用が18.7円と出ていました。これは税金で全部処理されますが、これは丸印がついているところで収集したものは18.7円かかるよということで、また、黒丸のところは独自にその店舗なり製造業者なりが負担しているので、税金はかかっていないと。非常に協力的な店舗であるということを意味すると思うんですが、そういうことであるのかということの確認と、であれば、そのことをもっと市民にお知らせしてほしい。これは私たちの税金、節税の協力店舗でありますので、そこ分かりやすく周知していただきたいということです。  市報には、18.7円というのは20リットルの処理費用、収集、運搬、処理だと思います、でありますが、普段私たちが使うのは500ミリリットルですので、この500ミリリットルの処理費用が今、分かれば教えていただきたいと思います。 135 ◯深澤ごみ対策課長 幾つか再質問いただきました。搬入物検査につきましては、今回、私ども構成市3市で一緒に協議した結果ですので、現状では浅川清流環境組合に搬入されたものについて、そこで抜き打ちでという形で3市でまとまっていますので、現状ではそのほかでという考えは持っておりません。  続きまして、資源物拠点回収場所の話でございます。こちらも恐らく事業概要の25ページの話をされているかと思うんですが、こちらに黒丸と丸について、バツもございますが、下に米印とさせてもらっていますので、その形でご理解いただいているものと同じという認識でおります。  今回、委員からお話いただきましたので、さらなる周知をどうすればいいかというのは、今後ちょっと考えさせていただきたいと思います。ありがとうございます。  ペットボトルの自主回収につきましては、ごみリサイクルカレンダーにも記載されています。  すみません、先ほど市報9月15日号で、ペットボトルの話だったんですけれども、これは20リットルではなくて2リットルのサイズになります。(不規則発言あり)単純には計算できないので、今の段階では申し上げられないんですが、すみません。 136 ◯白井委員 端的に3点、総括的に質問いたします。新型コロナウイルスの影響とその対策ということで、補正予算、いろいろ議論もありましたが、まず一つ目は、かねてから私の方で、財源が必要になるという観点から、市長に対して事業の見直しにはある程度着手しないといけないという提案をさせていただきました。主張させていただきました。その後、何か動きがあるんでしょうか。これが1点です。  2点目です。新型コロナウイルス対策に対する考え方みたいなものなんですが、今回組まれている予算がございますが、現段階において、対策としてはこれで十分なんでしょうか。これが2点目です。  三つ目です。あくまで総括的に聞きますが、私の方でも質疑させていただいたように、ごみ排出に関する状況が、新たな状況として分かってまいりました。要するに、処理単価が上がったりだとか、排出量が増えたりとか、こういう状況があります。さっき、どなたかからの発言としてあったんですが、こういった状況はある程度常態化していくのではないかということであります。こういった状況を新たに踏まえて、3Rの推進というのはこれまで以上に必要ではないかと思っているんですが、市長の見解を聞きたいと思います。 137 ◯天野企画財政部長 事業の見直しということでお話を頂いておりました。今、私どもとしましても、今後、今年度の財政見通し、それから来年度の財政見通し等々を考えているところでございまして、その中で、どうしても来年度の財政見通しと事業の見直し、それから今年度の対応、そういったものを考えながら、例えば今年度におきましては、まだまだ補正予算がありますし、最終年度の補正予算もございます。そういったときに、そういった事業を把握しながら対応する、そして来年度につきましては新たな事業の見直しもありながら、現時点の事業の見直しというようなことも、今、庁内の方で把握して検討しているというところでございます。 138 ◯中谷福祉保健部長 新型コロナウイルス感染症対策はこれで十分なのかという話でございます。端的に言えば、十分とは言えないだろうとは思っております。一つの事例としますと、これから秋から冬に向けてインフルエンザの蔓延の時期が来ると言われている。その中で、新型コロナウイルスの第3波、第4波というのがあるのかもしれないということを考えたときに、まだしっかりとしたお薬の方もできていないということになります。まだまだ医療体制の方も心配だという声もありますので、大きなところではそういう状況に対して市として何ができるのかということを考えるという意味で、まだまだ十分とは言えないだろうと申し上げさせていただきます。 139 ◯柿崎環境部長 それでは、3問目についてお答えをさせていただきます。この間、確かにごみの状況というのは、コロナ禍の中で新しい生活様式が浸透していくにつれて、様々なごみの排出状況というのは今までとかなり変わってきているというのは実感としてございます。そういう中では、我々とすれば、白井委員がおっしゃったように、3Rの推進というのは当然ながら大事だと思っておりますし、その中でも、一般質問等々でもお答えをさせていただいていると思いますけれども、ごみの排出抑制というところは最大限力を注いでいくことなのかなと。そういう中では、先ほど水上委員のご質問の方でもお答えをさせていただいたと思いますけれども、拡大生産者責任というのは重要な一面を持っていると、このように感じておりますので、そういった状況を引き続き経過なども注視していきながら、それぞれ各市が一致してできるところは一緒にやっていくということもありますし、市長会等々を通じて国に要望を上げていくというのも一つの手だと考えておりますので、様々な状況を注視しながら今後もごみの減量に努めてまいりたいと、このように考えております。 140 ◯西岡市長 それぞれ担当3人の部長からご答弁させていただきました。総括質疑でございますので、私の方から総括的にまたご答弁させていただき、新型コロナウイルスの影響により、小金井市の厳しい財政状況はより一層これから厳しさを増してくるという認識でございます。現在、財政計画の策定に取り組み、なるべく早期に市議会の皆様方にもお示しできるようにしたいと思っております。  その中で、今現時点で非常に困難なのは、税収不足がどれほどの影響になるのかというところがなかなか算定し切れないというところであります。しかし、税収が落ち込むことは確実だと思っておりますので、そういった状況を見極めながら、委員ご指摘の事業の見直しというものについては最重要課題、小金井市が取り組まなければいけない、市民生活を守るためにも成し遂げなければいけない事業を守りながらも、事業の見直しが必要という状況については、しっかり私としても対応していきたいと考えております。  新型コロナウイルス対策については、これからもまだまだ新たな課題に取り組まなければいけないと認識しております。まだこれで十分とは全く考えておりません。中期、長期化する懸念もある中で、これまで取り組んできたことを引き続き継続的に取り組む中身もあるんでしょうし、市議会の決議によって対策が求められていることもあります。そして、新たな課題に対応していかなければいけないこともあると思っておりますので、新型コロナウイルス対策につきましては引き続き継続して取り組む課題だと認識しております。現時点では、緊急対応方針の第4弾を含めて、新たな支援策や感染症対策に今、取り組ませていただいているところでございます。  そして、ごみの減量、3Rの推進は、小金井市にとりましてはこれからも当然のことながら必要でありますし、これはある意味、未来永劫、小金井市は取り組まなければいけない課題だと思っております。特に新型コロナウイルスの影響によりまして、社会人も学生も在宅率がとても高まっておりますので、関連して様々なごみというものが増えてきております。でありますからこそ、より一層、市民の方々への啓発というものも含めて取り組むとともに、小金井市のごみの減量、分別の徹底につながる事業にしっかり取り組んでいく必要があると認識してございます。 141 ◯白井委員 思いのほかしっかりご答弁をいただいたと思うんですが、いろいろ聞いていますと、言いたいことはいろいろありまして、見直しについては、今、いろいろ財政計画を練っているところであると、まだ見通しは立っていないが、それを今、検討しているところであるとともに、事業の見直しについても庁内では検討はしているというような話はありましたが、ちょっと厳しいことを言うと、6月の一般質問で結構厳しく言わせていただきました。まだ着手も何も検討もしないという段階でしたから、だから検討していること自体は一歩進んだとは思いながらも、今の市長の答弁でも、財政はより一層厳しさを増していくというようなことも発言もありました。これは多分、皆さん認識としては同じだと思うんですよね。であれば、来年度は当然検討していくとは思うんですけれども、今年度もできることはもう検討すればいいと僕は思っているんですよね。前も言ったかもしれませんが、重要度と緊急度でプロットしていくと、大体重要かつ緊急なものは絶対やらないといけないと思うんですよね。ところが、重要度の低いものというのはプロットしていくと出てくると思うんです。だから、それはある意味、ちょっと大なたを振るう部分もあろうかと思うんですが、もう思い切って今年度から一旦凍結するとか、見直す部分は見直すというのを思い切ってやっていかないと、何か厳しい、厳しいってずっと念仏みたいに言っても財政が良くなるはずはないんですから、具体的なことに着手しないといけないわけですよ。来年度は厳しいのは分かっていんだったら、今から取り組んでくださいというのが僕の意見なんです。だから、それが進んでないということが非常に私としては不満であります。市のことを厳しい厳しいと言うのも、みんな言っているわけです。では、それに具体的にどう取り組んでいるんですかというところは、甘いとしか言いようがないと申し上げておきます。  次に、新型コロナウイルス対策に関してですけれどもも、これで十分かと、ちょっと乱暴な聞き方をしました。ただ、これはどう考えても十分ではないということにはなると思うんです。今、部長や市長が述べられたことというのはそのとおりだと思います。であるならば、これもそうなんですけれども、具体的にそれに対応するアクションというのがどうなのかというところを問いたかったわけなんですが、さっき基金の話もありました。財政調整基金に16億8,000万円積んでいますが、財政調整基金からでも当然出して使うことができますよね。それはそれで、そういう考え方もあろうとは思うんですが、結局、今回の予算そのものが、歳入全体に対する約9割、89%を財政調整基金に積んでいるわけですよ。今回の対策自体が、お金のかけ方として十分であったかという点に関しても、私としては、今、先んじてやるべきことがもっとあったのではないかと。だから、一般質問でも言いましたよね。積極的に使うべきところは早めに手を打った方が、後の痛手は少なくなるよという話をしたと思います。そこの見極めはすごく難しいんですけれども、今やった方がいいと分かっているんだったら、多少手厚くでもやっておく方が、後でかけるお金を少しでも少なくするとか、市民の生活を守っていくことにつながると、私はそういう主張させていただいたので、それがなかなかかなっていないというところも不満であります。これも意見で結構です。  3Rの推進については、おっしゃっていただいた通りなんですが、失礼ですけれども、今、答弁されたことは想定されるレベルの答弁なんですよね。昨日までの答弁と今日からの答弁が、方向性は変わらないと思うんですけれども、大きく変わるぐらいのことは認識として持っていただきたいと思います。それは、処理単価の話もそうですけれども、排出量の話もそうです。だって、これまでも一生懸命皆さんやられてきたと思いますよ。できる予算の範囲内では、かけることができるパフォーマンスの範囲内で、ごみ処理に関するいろんなご苦労もありながら取り組まれてきたはずなんです。だから、もっと頑張りますということで、これまでの延長だけで果たして十分かというと、抜本的にもっと見直さなければいけないこと、新しく取り組まなければいけないことというのがあるはずなので、それぐらい認識を持って3Rの推進は取り組んでいただきたいということを、厳しい言葉で申し訳ありませんが、意見として述べておきます。全て意見です。 142 ◯水上委員 今後の財政運営含めて質問したいと思うんですが、昨年の繰越金が22億円で、当初予算で4億円先食いをして、今回18億円繰り入れると。そのうちの16億8,000万円が財政調整基金に積まれるという形になったと思うんです。今回の補正予算には新型コロナウイルス対策の支援策はほとんどないという状況で、市長からは財政調整基金になるべく積んで今後に備えたいという話があったんだけれども、今、対策が必要なこともあると思うんですよ。8月の臨時会の補正予算には議会からの附帯決議もついています。もっと拡充せよという要望もあって、だから第3回定例会ではそういうことも含めて本来対応が必要だったんだけれども、主に財政調整基金に積まれるということになっているんですけれども、まず、その財政調整基金の活用方策についてどういう考えなのかということについて伺いたいと思うんですが、今年度末の見込額が45億円ですよね。各市それぞれ財政規模が違うから、一概に多い、少ないと言えないんだけれども、例えば人口1人当たりで財財政調整基金を割ってみると、僕の計算で言うと、小金井市は第4位なんですよ。小金井市の財政規模だと、大体20億円ぐらいが財政調整基金として標準的に積んでおく金額と言われているから、今年度見込額で言うと、結構多額の財政調整基金を積めるいう形になっていると思うんですよね。だから、この財政調整基金を使ってどう市民生活を支援するのかということについて、とにかく積んでおいて、来年度、税収がどれだけ減なのか、それを見てから判断するということなのか。今の時点で幾ら市民生活で使って、来年度に向けて幾ら残していくという考えを今、検討しているのかどうか。その辺をちょっと伺いたいと思うんです。  積立額で言うと、26市中で第2位なんですよ。取崩額は大体真ん中ぐらいなんです。14位か15位ぐらいだと思うんです。財政調整基金にたくさん積んで、あまり使っていないとも言えると思うんです。だから、もっと改善の余地があると思うので、財政調整基金の使い道について考え方があれば示していただきたいのと、第2回定例会で財政運営を聞いたときに、事業見直しというやり方もあるし、財政調整基金に積んでいくというやり方もあると。今、多分両面で考えられているのかなと思うんだけれども、さっきの市長の答弁だと、財政調整基金になるべく積んで備えたいんだという話があったんですけれども、市長の方から事業の見直しをするとか財政調整基金についての考え方を部局に指示していくというようにしないと、来年の税収が幾ら減るか分かりませんと、僕らも分からないですよ。ただ、減るのははっきりしているわけだから、それにどう備えるかということで、市長の判断があるべきだと僕は思うんです。他の自治体では既に事業見直しが必要だということで、大方、建設事業については凍結するとか、まず新型コロナウイルスに力を集中するんだと表明している市長もいるわけだから、市長のこれからの判断がすごく大事だと僕は思っているんですが、市長としては、今、市税収入が幾ら減るか分からないと、将来に備えるんだというのは分かるんだけれども、もう9月なわけだから、今の時点である程度の判断をしないといけないと思うんです。  そして、秋口に示されるという財政計画なんですけれども、秋口でいいんですかね。いつか分からないではないですか。いつ示すかということをはっきりしてもらわないと、いつもどおりのスケジュールで進んでいくと、こういう大変な時期を迎えようとしているときに、市税収入が減るということが、市長もそうだと思っていると言っているわけだから、議論しているのは分かるんだけれども、早く方向性を示してもらいたいと何度も要求はしているんですけれども、その点どうなのか改めて伺っておきたいと思います。 143 ◯天野企画財政部長 今、補正予算の話をしているわけでございますが、もともと令和元年度現在高36億円から令和2年度現在高ということで、たまたま45億円という状況にあるわけでございます。それというのは、なぜこうこういった補正予算を基金に行ってきたかというと、コロナ禍における状況というのは非常に分かりづらく厳しいという思いがあります。日本経済の先行きについて、よく気にしているのが月例経済報告というのもあります。その中で、景気は新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあるが、このところ持ち直しの動きが見られるとあるんですけれども、現時点においては、今後の感染症の動向により、日本経済のみならず、世界経済も大きく変動するなど、先行きが見通せない状況にあると思っています。また、GDPの速報値というのがよく出てくるんですけれども、リーマンショック後を超える戦後最大の落ち込みとなっているということも出ているので、私どもとして、経済だけではないんですけれども、小金井市の財政状況においても厳しいのではないかという思いがあるところでございます。そういった状況の中で、現在、今後の令和2年度の財政とそれから来年度の令和3年度の財政、そして令和4年度以降のそういった先の状況を見ないと、なかなか市民サービスを維持向上するというような財政を考えていくというのは難しいなという思いもあります。  そういった中で、今、財政計画についてなんですけれども、特に市税の見込み、そういったものがなかなか難しいということはあります。ただ、先ほど申し上げたとおり、リーマンショック後を超えるような戦後最大の落ち込みというようなことも考える中で、どのように今年度の財政それから来年度の予算について考えていくかというところが、現時点においては見込めない歳入歳出の見通しでもあっても、将来の行財政運営、予算編成の資料として、令和3年度から5年間の財政計画の策定が必要であると思って、今、現場サイドの方でずっと考えております。  そして、現時点においては、なかなか今後の政策判断をできるものではないんですけれども、引き続き社会経済などもずっと注視しながら予算編成も作っていかなければならないと思っています。なので、今、必要な資料、現時点の資料というものを我々の方で考えて、また皆さんの方にもお見せするように、一緒に小金井市のことを考えていくというようなことを作ることが必要であると思っています。なので、まだ現時点でいつ出すんだというようなこともあるんですけれども、今やっている最中なので、まとまり次第、お示しさせていただきたいと、ご理解をお願いしたいと思います。 144 ◯水上委員 市長の考えをぜひ伺いたいと思うんです。先行きが分からないのは、僕もよく分かります。幾ら市税収入が減るのかと聞かれても、分かる人はいないと思うんですけれども、ただ、減るのは間違いないわけだから、ただ財政調整基金は一定金額積んでいるということもあるわけだから、事業見直しをしていくという方策もあるし、財政調整基金、この40億円で何とか乗り切れるんだという方策もあるんだけれども、その辺どうするのかという市長の判断が必要だと思うんです、例えば、リーマンショックの後、危機的財源不足に陥ったときに、3・4・8号線は、当面大きな買物できないということで、一時ストップなりましたよね。ただ、今、土地開発公社では先行買収しているわけだから、来年度買戻しということになってくるわけでしょう。早く小金井市が判断していかないと、そういうお金が出ていくわけだから、その辺の見直し、来年100億円を超える市庁舎建設だって控えているわけでしょう。そういうことも含めてどうするのかという方策については早く示さなければいけないと思うんですが、市長としてどのような考えなんでしょうか。とにかく財政調整基金に積んでいくんだという話なんですけれども、早くある程度の考え示していかないといけないと考えているんですが、どうでしょうか。 145 ◯西岡市長 水上議員のご質問でございます。すみません、この席からの水上委員の姿が全く見えないんです。先ほどから本当にすみません。ご配慮いただきましてありがとうございます。今後の財政運営は、小金井市のみならず、首都圏、全国の自治体、どの自治体においても本当に厳しい現状が突きつけられていると思います。小金井市も現在は不交付団体という状況でありますけれど、この先、小金井市の財政指標もどのような影響を受けていくのか。私としては、厳しい現実を受け入れながら、また、将来に対しても決して楽観視することなく、厳しく見ていかなければいけない現状があります。そんな状況の中で、右肩上がりの民生費や児童福祉費、市民サービス、こういったものの水準を維持しながら、また、小金井市の最重要課題、市民生活を守る最重要課題に取り組みながら、どう財政運営をしていくのかというのは、これは本当に重要であり、困難さを極める局面と思います。  まず、この現時点の直面におきましては、令和元年度の実質収支を踏まえて、16億8,000万円、積み立てられる金額全額を財政調整基金に積み立てさせていただくというご提案をさせていただきました。新型コロナウイルスの現状がなければ、例年どおり、その他庁舎建設や環境基金やそれ以外の政策などについても、全体を見ながらバランスの良い積立てということも考えられたと思いますが、今般そういう考えは全く及びませんでした。また、令和3年度の予算のみならず、令和3年、令和4年、令和5年、まだ終息が見えていない以上、相当影響が長期化すると今は考えざるを得ない状況です。そういう状況の中で、委員がご指摘のように、先ほどは白井委員からもお話がありましたが、見直すべき事業というものが今後出てくると思いますので、それは今、財政当局とも検討しながら、小金井市として取るべき選択を迫られていくことになると私も思っております。また、一方で、守らなければいけない施策や取組や事業というものもございます。そういった判断をしっかりしながら、市の財政に責任を持ってなければいけないと思います。  今の局面では、確かに45億円という財政調整基金が多摩地域で人口1人当たり上から4番目だというデータを示していただきましたけれども、これも一過性にすぎないと思っております。私はこの財政調整基金の積み増しというのは、今、小金井市が取るべき最適な判断だと思っております。そして、税収減に最大限備え、維持しなければいけない市民サービスや守らなければいけない事業を守っていく責任があると考えているところでございます。  また、一方で、国や東京都、特に国の支援というものもこれからも引き続き必要になってくると思いますので、東京都市長会などを通じまして、国や東京都に対しても様々な意見、要望を上げていきたいと考えているところでございます。 146 ◯吹春委員 すみません、総括で質問させていただきます。先ほど来、質問にも上がっておりましたので、財政調整基金26市の比較、この資料を非常に興味深く拝見いたしました。これで、多くの市がこの間、財政調整基金の取崩しを行っているわけですけれども、市の数として18市が財源を取り崩しております。その理由ですけれども、新型コロナウイルス対策と思われるのが常識的な見方であろうと私は思いますけれども、逆に増やしているところがありまして、財政調整基金を増やしていると、それが8市あるわけです。その中で、8市の中では、割合としては小金井市は増やしている方であるんですけれども、金額ベースで言うと、小金井市というのは3番目に当たるわけでございます。  現在、新型コロナウイルスの感染者の状況を見てみますと、多摩地域の西の方に行くと感染者数は少ないという実態があります。それを考えますと、小金井市が現状取っている新型コロナウイルス対策というのは、しっかりと市民に対して税金を還元しているのか、私は疑問に思うところでございます。その状況からも、ファンクラウドファンディングという仕組みを使って、行政として基本となる市民の命を守るための医療・福祉関係者支援策はパフォーマンスという意味合いが強い施策と思われるわけでございます。一番必要なところは、直接市が持っている財源で支援すべきであり、クラウドファンディングを使うとすれば、新たな事業の事業支援のような目的としては、新しい取組への寄附を募るべきではないかと思われるところです。つまり、新型コロナウイルス対策に関し、様々国や都からの支援もある中で、小金井市民への還元として、市の財源を使っての小金井市独自の取組がまだまだ弱いのではないかと思いますが、それはどう思われますでしょうか。  さらに、今日、いろいろな質疑の中で、財政調整基金に積み上げていくことに関し、今後の新型コロナウイルス対策を見据えてと何度か、それに対して答弁が出ておりましたが、それならば新型コロナウイルス対策基金の運用姿勢が問われるわけで、ここは答弁が矛盾していると思います。これらの対策への向き合い方に関する基本姿勢が見えてこない。議会からの意見だけではない、市の対策の見解をお尋ねいたします。 147 ◯天野企画財政部長 小金井市の新型コロナウイルスへの対策についてです。いろいろ市民の方からも遅いみたいな話もありました。そういったこともありながら、我々とすれば市民の皆さんの声や議会の皆さんの声、そういったものを考えながら、今、緊急対応方針第3弾というものが出ているんですけれども、そういったものにおいて、命、暮らし、地域を守る、そして市民サービスの基盤を守るといった、そういった取組を進めてきているつもりでおります。  ただ、もっとこういった対策が必要ではないかとか、対応が必要ではないかというご意見もございました。そういったこともまた、我々とすれば聞きながら、また、財政の運営におきましても、財政調整基金それから新型コロナウイルスの基金、そういったものについてもご意見を頂きましたので、そういった意見も踏まえ、なおかつ、市長も先ほどお話ししましたけれども、皆様といろいろな話をしたり、そういったものを踏まえて、これからできれば市民のためより良い行政ができればいいなと思っているところでございます。 148 ◯吹春委員 市の対策の見解を、できれば市長からお答えいただきたかったところでありますけれども、答弁いただいたところでございます。これは意見・要望で終わらせておきますけれども、この財政調整基金というのはもともとは市民の税金であり、非常時に還元して生活を支えるのが市の立場であると私は思います。そういう意味では、今回のこと、これまでのことは努力不足であり、制度の使い方についても疑問に思うところです。なお、今後検討という答弁で課題を先延ばしにする姿勢は、極力改めてほしいということを意見として申し上げておきます。 149 ◯紀委員長 ほかにございますか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 150 ◯紀委員長 それでは、委員長報告において概要を報告することとなっている総括に対する意見・要望がございましたら、発言をお願いいたします。      (「なし」と呼ぶ者あり) 151 ◯紀委員長 以上で、総括質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 152 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、総括質疑を終了いたします。  以上で、本件に対する質疑を終了いたします。  ここで、本件の討論・採決は一時保留とし、議事の進行を図りたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 153 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、討論・採決は一時保留といたします。   ────────────────── 154 ◯紀委員長 次に、議案第57号、令和2年度小金井市国民健康保険特別会計補正予算(第2回)を議題といたします。  本日、部局から資料が提出されておりますので、初めに資料の説明を求めます。 155 ◯西田市民部長 それでは、市民部提出資料1点をご説明いたします。新型コロナウイルス感染症による国民健康保険税の徴収猶予及び減免申請件数の推移でございます。なお、併せまして、議案第56号と併せて提出した資料、クレジットカード納付の概要についてもございますので、併せて報告させていただきます。 156 ◯紀委員長 これから質疑を行いますが、質疑については、歳入、歳出一括、総括の順序で行うことにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 157 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、歳入、歳出一括、総括の順序で行うことといたします。  初めに、歳入、歳出に対する質疑を行います。 158 ◯たゆ委員 5ページの歳入ということで、個別の項目ではないんですけれども、歳入全般で伺いたいと思います。資料も出していただきまして、新型コロナウイルス感染症による国民健康保険税の徴収猶予及び減免申請件数の推移ということで、先ほど市税の方で主張したのと大体同じような主張なので、簡潔に伺いたいと思っています。資料によりますと、国保税の徴収猶予が2月から8月の間で、4月、1件、6月、7件、7月、48件、8月22件の計78件で、減免が、2月から6月はゼロで、7月、162件、8月、152件で、合計314件ということで提出していただきました。今回の国保の減免というのは国が行いまして、結構幅広い方が対象になっていたという印象がありました。実際この件数なんですけれども、小金井市としてこの件数をどう受け止めているのか見解を伺いたいと思うんです。これも先ほど主張したように、市民の方から言われなくても市から積極的に案内するなどの周知の徹底、私はもっとこの数字は伸びるのではないかと思っていまして、実際に減免の対象の人は潜在的に潜んでいると感じていますので、さらなる周知が必要な状況ではないかと思っていますが、見解を伺いたいのと、周知をしていただきたいのと、その2点いかがでしょうか。 159 ◯田嶋保険年金課長 たゆ委員から2点ご質問いただきました。減免の件数についてどう受け止めているかということですが、他市の話を聞く限りですと、人口1人当たりの申請件数は小金井市はどうやら多いようですので、先ほどと併せて周知の話にも関わってくるんですけれども、うまく周知ができているのではないかと思います。周知の方法につきましては、7月の納税通知の方にチラシを入れさせていただいております。基本的には納税通知は加入者の方は全員ご覧になっているので、全員の方に周知ができているのかなという認識がございます。  今後の周知につきましては、残念ながら同封されているもの全てに目を通していただけない場合もありますので、引き続き周知が必要とは考えております。ただ、全ての加入者に個別に説明して回るというわけにもいきませんので、別のチャンネルを使って周知をしていきたいと考えているところでございます。 160 ◯たゆ委員 他市と比較して人口1人当たりの申請件数が多いということで伺いました。小金井市の一定の周知の努力というようなことに感謝申し上げますけれども、他市と比べて多ければそれでよしというわけでもないので、さらなる周知を要望したいと思います。  資料では、併せて介護保険の保険料の猶予と減免と、後期高齢者医療の方の猶予と減免の資料を頂いて、同じ質問をそれぞれの区分でやるのもあれなので、ここで意見としてなんですが、介護保険料と後期高齢者医療の保険料についても、減免の件数が、7月、7件、8月、2件、7月、1件、8月、1件ということで、伸びていないと思っていますので、さらなる周知をお願いしたいと意見をここで申し上げたいと思います。 161 ◯紀委員長 ほかにございますか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 162 ◯紀委員長 以上で、歳入、歳出に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 163 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、歳入、歳出に対する質疑を終了いたします。  次に、総括質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 164 ◯紀委員長 それでは、委員長報告において概要を報告することとなっている総括に対する意見・要望がございましたら、発言をお願いいたします。      (「なし」と呼ぶ者あり) 165 ◯紀委員長 以上で、総括質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 166 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、総括質疑を終了いたします。  以上で、本件に対する質疑を終了いたします。  ここで、本件の討論・採決は一時保留とし、議事の進行を図りたいと思います。これにご異議ありませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 167 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、討論・採決は一時保留といたします。   ────────────────── 168 ◯紀委員長 次に、議案第58号、令和2年度小金井市介護保険特別会計補正予算(第1回)を議題といたします。  本日、部局から資料が提出されておりますので、初めに資料の説明を求めます。 169 ◯中谷福祉保健部長 それでは、福祉保健部介護福祉課より出しました資料でございます。新型コロナウイルス感染症による介護保険料の猶予・減免の推移でございます。詳しくは資料をご覧ください。 170 ◯紀委員長 これから質疑を行いますが、質疑については、歳入、歳出一括、総括の順序で行うことにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 171 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、歳入、歳出一括、総括の順序で行うことといたします。  初めに、歳入、歳出に対する質疑を行います。 172 ◯たゆ委員 保険料のことではなくて、介護報酬のことで、8ページの介護給付費のところなんですけれども、この間、介護報酬について特例措置というのが行われて、その状況について伺いたいと思います。その特例措置によって利用者の自己負担が増えているという現状がありますので、それが小金井市でどうなのかということを伺いたいと思っております。  厚生労働省が行った介護報酬の特例措置は、事業者が利用者から事前の同意を得ることが前提条件なんですけれども、同意を得れば、例えば通所系のサービスでは、実際に提供しているサービス時間よりも2段階高い介護報酬を月4回まで算定できるようになっております。そうなると、介護報酬の上乗せが行われると、利用者の自己負担もありますから、1割から3割の利用者が自己負担も増額するということにつながっている現状があります。さらに、毎月の保険給付の限度額を利用者が超えてしまったら自費が発生するということも生まれているというような状況があります。  国の特例措置の目的の事業者への減収補填というのは当然欠かせないと思うんですけれども、そのやり方が利用者の負担が増えるようなやり方になってしまっていることは、本来あるべき姿ではないと思うんです。あってはならないことだと思うんです。なので、ここで1問目で伺いたいのは、この間の小金井市市内事業者の特例措置の算定件数についてはどうなっているでしょうか。また、自己負担が増えた利用者の数もどうなっているんでしょうか。あと、こういった新型コロナウイルス支援としての事業者への支援が利用者からお金が回っていくような、こういった支援の在り方というのはふさわしくないと思うんですけれども、本来国が全部やるべきものだと思うんですが、小金井市はどう考えているんでしょうか。伺います。 173 ◯鈴木介護福祉課長 たゆ委員からのご質問にお答えさせていただきます。ただいま委員からご紹介ありましたように、令和2年6月1日付けで厚生労働省の方から新型コロナウイルス感染症に係る介護サービス事業所の人員基準等の臨時的な取扱いについてという通知がございまして、市におきまして各事業所に周知をさせていただきました。内容につきましては、通所系サービス事業所及び短期入所系サービス事業所については、新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応を適切に評価する観点から、介護支援専門員と連携の上、利用者からの事前の同意が得られた場合には、提供したサービス時間の区分に対応した報酬区分の2区分上位の報酬分を算定する取扱いを可能とするというものであります。  算定の件数につきましてですが、請求時に特例措置での請求かどうかということについては明記をされておりませんので、確認することはできておりません。対象人数についても同様でございます。  また、支援の在り方についてどう考えるかということでございますけれども、本特例措置の請求をするに当たりましては、先ほど申し上げましたとおり、利用者への負担増を強制的に強いるというものではございません。また、サービスの質が低下するというようなことはないと認識をしているところでございます。 174 ◯たゆ委員 利用者の把握はなかなか難しいということであります。ただ、事業者の声とか、事業所を利用している利用者の方の声というのは、常にアンテナを張って問題意識を持っていただきたいと思います。同意があるから強制するものではないと、それはそうなんですけれども、介護なので、利用者というのは高齢者なので、なかなか話の意思疎通が難しかったりというのもあると思うので、家族との同意というのもあるかと思いますが、連絡が取りづらかったり、意思疎通の困難があると思うので、なかなかそこが課題になっているということも、それは頭に入れておいていただきたいと思います。  利用者の負担が生じているこの状況に対して、国がそこを負担すべきだという要望を上げていただきたいということと、国がそれを行っていない現状で、市としても補助金などで利用者負担がないようにしていただきたいと思います。  長野県の飯田市では、利用者の負担増なく介護事業者支援するために、特例措置を算定しない事業者に介護報酬の上乗せ額に相当する補助金を交付すると決めております。飯田市は、サービス事業者から利用者に対して通常とは異なる介護報酬を請求する明確な根拠を示すことができないと、利用者の同意が前提であるため、同意を得られた利用者と得られない利用者との間で不公平が生じる場合があると考えております。私も本当にそのとおりだと思いますし、また、特例措置を積極的に算定できない事業者もあると聞いて、交付金を出す必要があると考えました。市民からも、受けていないサービス利用料を払うのは納得できないという苦情が寄せられていたと、飯田市の担当課長が話しているんです。私もそう思うんです。  伺いたいのが、本来こういったのは国が保障するべきだと思うので、国に小金井市として要望していただきたいということと、それが行われていない間、市としても、紹介した飯田市のように補助金の交付をして利用者負担が起きないようにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 175 ◯鈴木介護福祉課長 再質問にご答弁させていただきます。事業所への支援ということでございますけれども、6月の第4回補正でご議決をいただきました新型コロナウイルス感染症対策介護事業所、また障害福祉事業所等の運営補助事業、こういったものを行わせていただいております。継続してサービス提供を行うための必要経費、また感染症予防対策に必要な経費等を対象に20万円の補助を行っているところでございます。  また、国への要望ということでございますけれども、新型コロナウイルス感染症に係るさらなる事業所また自治体への支援について、機会を捉えて要望をしてまいりたいと考えているところでございます。 176 ◯たゆ委員 すみません、市としてもやってほしいということについての答弁をお願いします。 177 ◯鈴木介護福祉課長 先ほどご答弁しましたとおり、事業所への補助ということで、現在20万円の助成をさせていただいているということでございます。また、市民の方への補助ということになりますと、現行の特例措置におきましては、利用者に対する不利益というものはないと考えております。というのは、この制度を利用するに当たって事前に同意が必要ということになりますので、同意するにしても、しないにしても、これまでお使いいただいているサービスが使えなくなると、低下するということは一切ございませんので、引き続き事業所の方に通っていただいて、機能の維持、また、ほかの方との交流といったものについて図っていただければと考えるところでございます。 178 ◯たゆ委員 同意が前提の措置で行われてはいるんですけれども、実際のサービス提供時間も変わらないんですが、事業所がこの支援を受けるには利用者の負担が上がるのが必ず生じるので、利用者の負担というのは増えているのは間違いないんですよ。なので、小金井市として20万円を介護事業所という支援は本当すばらしいことと思うんですけれども、利用者の負担が生じないようにしてほしいと私は述べていますので、その辺は事業者への支援と利用者の負担が生じないような支援を両方とも、同じものではなくて、別のものとして両方とも必要だと思いますので、その辺はしっかりと区分けして考えて検討を、質問はしませんけれども、検討していただきたいと要望申し上げたいと思います。 179 ◯紀委員長 以上で、歳入、歳出に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 180 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、歳入、歳出に対する質疑を終了いたします。  次に、総括質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 181 ◯紀委員長 それでは、委員長報告において概要を報告することとなっている総括に対する意見・要望がございましたら、発言をお願いいたします。      (「なし」と呼ぶ者あり) 182 ◯紀委員長 以上で、総括質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 183 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、総括質疑を終了いたします。  以上で、本件に対する質疑を終了いたします。  ここで、本件の討論・採決は一時保留とし、議事の進行を図りたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 184 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、討論・採決は一時保留といたします。  ここでお諮りいたします。ただいままでの議事の進行状況から考えて、しばらく時間延長いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 185 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、しばらく時間延長いたします。   ────────────────── 186 ◯紀委員長 次に、議案第59号、令和2年度小金井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)を議題といたします。  本日、部局から資料が提出されておりますので、初めに資料の説明を求めます。 187 ◯西田市民部長 市民部提出1件の報告いたします。新型コロナウイルス感染症による後期高齢者医療保険料の滞納猶予・減免の推移についてでございます。 188 ◯紀委員長 これから質疑を行いますが、質疑については、歳入、歳出一括、総括の順序で行うことにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 189 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、歳入、歳出一括、総括の順序で行うことといたします。  初めに、歳入、歳出に対する質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 190 ◯紀委員長 以上で、歳入、歳出に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 191 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、歳入、歳出に対する質疑を終了いたします。  次に、総括質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 192 ◯紀委員長 それでは、委員長報告において概要を報告することとなっている総括に対する意見・要望がございましたら、発言をお願いいたします。      (「なし」と呼ぶ者あり) 193 ◯紀委員長 以上で、総括質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 194 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、総括質疑を終了いたします。  以上で、本件に対する質疑を終了いたします。  ここで、本件の討論・採決は一時保留とし、議事の進行を図りたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 195 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、討論・採決は一時保留といたします。 196 ◯紀委員長 休憩します。        午後4時54分休憩      ────────────        午後4時58分開議 197 ◯紀委員長 再開いたします。  これから、一時保留となっております議案第56号から議案第59号の保留を解き、順次議題といたします。  議案第56号、令和2年度小金井市一般会計補正予算(第6回)。  お諮りいたします。本件は現時点での質疑を終了し、保留といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 198 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、本件は保留と決定いたしました。   ────────────────── 199 ◯紀委員長 次に、議案第57号、令和2年度小金井市国民健康保険特別会計補正予算(第2回)の保留を解き、討論、採決を行います。  討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 200 ◯紀委員長 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 201 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、討論を終了いたします。  それでは、直ちに採決いたします。  お諮りいたします。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 202 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、本件は原案可決と決定いたしました。   ────────────────── 203 ◯紀委員長 次に、議案第58号、令和2年度小金井市介護保険特別会計補正予算(第1回)の保留を解き、討論、採決を行います。  討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 204 ◯紀委員長 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 205 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、討論を終了いたします。  それでは、直ちに採決いたします。  お諮りいたします。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 206 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、本件は原案可決と決定いたしました。   ────────────────── 207 ◯紀委員長 次に、議案第59号、令和2年度小金井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)の保留を解き、討論、採決を行います。  討論を行います。
         (「なし」と呼ぶ者あり) 208 ◯紀委員長 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 209 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、討論を終了いたします。  それでは、直ちに採決いたします。  お諮りいたします。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 210 ◯紀委員長 ご異議なしと認めます。したがって、本件は原案可決と決定いたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日は以上で予算特別委員会を閉会いたします。        午後5時01分閉会 Copyright © Koganei City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...